11月21日に木の芸名の役者として樹木希林をご紹介しましたが、木に因縁の深い役者がもう一人います。
山茶花究(さざんかきゅう)。もう亡くなりましたが、脇役専門の渋い俳優でした。小さい頃、この漢字が読めなくて「やまちゃ・はなきゅう」だろうと思っていました。
(わがやのサザンカ。今年はたくさん花をつけました。)
(散歩コースのサザンカ。原種に近い一重の白花。)
この「山茶花」とか「山茶」という漢字は日本ではサザンカを意味しますが、中国ではツバキを意味します。お茶の木もツバキ科ですが、里にある「茶」に対して山にある茶の木という意味でツバキを「山茶」と表記したのです。
サザンカは日本特有種で、中国にはないので漢字が作られなかったのです。日本ではツバキには「椿」を当てます。
『薬方雑記』という中国の書物にも、「日本、山茶花、その国名は椿となし、以って山茶と名づけず」と書いてあるそうです。
下の写真は宇治市役所の前に植えてあるお茶の木の花です。葉はよく見ますが、花をご覧になることはあまりないでしょう。ツバキやサザンカによく似ています。
冒頭の俳優の山茶花究ですが、この芸名は3×3=9(さざんがきゅう)の洒落だったようです。もともと坊屋三郎や益田喜頓らと結成した「あきれたぼういず」というお笑いグループ出身ですから、こんなダジャレの名前にしたのでしょう。
山茶花究(さざんかきゅう)。もう亡くなりましたが、脇役専門の渋い俳優でした。小さい頃、この漢字が読めなくて「やまちゃ・はなきゅう」だろうと思っていました。
(わがやのサザンカ。今年はたくさん花をつけました。)
(散歩コースのサザンカ。原種に近い一重の白花。)
この「山茶花」とか「山茶」という漢字は日本ではサザンカを意味しますが、中国ではツバキを意味します。お茶の木もツバキ科ですが、里にある「茶」に対して山にある茶の木という意味でツバキを「山茶」と表記したのです。
サザンカは日本特有種で、中国にはないので漢字が作られなかったのです。日本ではツバキには「椿」を当てます。
『薬方雑記』という中国の書物にも、「日本、山茶花、その国名は椿となし、以って山茶と名づけず」と書いてあるそうです。
下の写真は宇治市役所の前に植えてあるお茶の木の花です。葉はよく見ますが、花をご覧になることはあまりないでしょう。ツバキやサザンカによく似ています。
冒頭の俳優の山茶花究ですが、この芸名は3×3=9(さざんがきゅう)の洒落だったようです。もともと坊屋三郎や益田喜頓らと結成した「あきれたぼういず」というお笑いグループ出身ですから、こんなダジャレの名前にしたのでしょう。
花なら、(ご存知でしょうが)花弁が1枚ずつバラバラに散るのは山茶花、花ごとまとめて落ちるのは椿です。
それから、山茶花の開花は冬だけですが、椿は花期が長くて3月、4月まで咲いています。だから、木偏に春と書くのかも知れませんね。
脇役の仲にはとてもクサイといわれる役者も多いですね、この間なくなった多々良純とか、川谷卓三とか、、、思い出させて頂いて有難うございました。
脇役が好きって言うのはやはり自分の生きかたからきているんでしょうかね。
owakuさんには失礼な言い方になるかも知れませんが、多分、ヘソ曲がりなんじゃないですか?
スポットを浴びる主役よりも、目立たない所で活躍する人を応援したくなるんですよね。
判官びいきみたいな心理ですかね?