先週の土曜日、「初心者探鳥会in宇治」を開催しました。京阪宇治駅でコシアカツバメのコロニー(集団繁殖地)を観察した後、すぐ近くにある陵墓でサギ類の混合コロニーを見てもらおうという趣旨です。
当ブログでも何度かご紹介しましたが、京阪宇治駅は駅舎として初めてGマークを取得したユニークな建築物で、開口部がたくさんあるので鳥が自由に出入りできます。加えて、すぐ横が宇治川なので巣材や餌が豊富にあり、コシアカツバメにとっては正に楽園。毎年、30~40個の巣を造り、集団繁殖しています。以下は2日前の下見の際に撮影したもの。
壁や梁は糞で汚れる上に、アマゾンなどの集配ロッカーも糞だらけになるので、繁殖が終わると巣を撤去したり、清掃しなければならない駅にとっては災難でしょう。
宇治駅から歩いて5分の所に宮内庁が管理する陵墓があり、その森がサギの混合コロニーになっています。コシアカツバメは単一の種類が集団繁殖するコロニーですが、こちらはアオサギやダイサギ、チュウサギ、コサギなど複数の種類が集団繁殖する混合コロニー。こういう例は珍しく、サギ類以外ではアジサシ類くらいのようです。
初心者対象の探鳥会でしたが、「最近少なくなったゴイサギを見たくて」というベテラン会員も参加されました。また、終了後に会員メーリングリストに発信した私の報告を見て、京都市北部からわざわざ宇治へ来て、「コシアカツバメやゴイサギを久しぶりにじっくり見られました」とコメントをくれたベテラン会員もいました。
私にとっては身近な探鳥地で、それほど珍しくはなく、じっくり見られるので初心者向きと思っていましたが、ベテランのバードウォッチャーにも魅力のある探鳥会のようです。来年もやるか?
当ブログでも何度かご紹介しましたが、京阪宇治駅は駅舎として初めてGマークを取得したユニークな建築物で、開口部がたくさんあるので鳥が自由に出入りできます。加えて、すぐ横が宇治川なので巣材や餌が豊富にあり、コシアカツバメにとっては正に楽園。毎年、30~40個の巣を造り、集団繁殖しています。以下は2日前の下見の際に撮影したもの。
壁や梁は糞で汚れる上に、アマゾンなどの集配ロッカーも糞だらけになるので、繁殖が終わると巣を撤去したり、清掃しなければならない駅にとっては災難でしょう。
宇治駅から歩いて5分の所に宮内庁が管理する陵墓があり、その森がサギの混合コロニーになっています。コシアカツバメは単一の種類が集団繁殖するコロニーですが、こちらはアオサギやダイサギ、チュウサギ、コサギなど複数の種類が集団繁殖する混合コロニー。こういう例は珍しく、サギ類以外ではアジサシ類くらいのようです。
初心者対象の探鳥会でしたが、「最近少なくなったゴイサギを見たくて」というベテラン会員も参加されました。また、終了後に会員メーリングリストに発信した私の報告を見て、京都市北部からわざわざ宇治へ来て、「コシアカツバメやゴイサギを久しぶりにじっくり見られました」とコメントをくれたベテラン会員もいました。
私にとっては身近な探鳥地で、それほど珍しくはなく、じっくり見られるので初心者向きと思っていましたが、ベテランのバードウォッチャーにも魅力のある探鳥会のようです。来年もやるか?
駅舎のコロニーいいですね。
そもそもコシアカツバメを見たことがないので見てみたいです。
ところで、ゴイサギ最近減ったと感じておられる方がいらっしゃるのですね。
たまたま一昨日、岡山から来た人と鳥の話をしていたところ、その方もゴイサギが最近減ってきていると話していたので、そこに反応しました。
個々へ来れば出会えると分かった方達には好都合ですね。参加者もきっと望まれるのでは?。
ゴイサギについては、バードリサーチの発表では、レッドリスト非掲載種の中では、2010年代を1990年代と比較して減少率が第3位とのことです。
「最近、見る機会が減ったな~」という実感は、少なくとも関西のバードウォッチャーの間では共通のようです。
サギのコロニーは立入禁止になっている森で、被害をこうむる人はいないので大丈夫とは思いますが、近所の人は「声がうるさい」と思っているかもしれません。
このあたりは、私の散歩コースのひとつで、サギのコロニーを眺めながら体操しています。
小樽に行くといるのでこの30km弱が意外と大きいようです。
ゴイサギの件ですがお話ありがとうございます。
バードリサーチは私も入っているのでもっと情報を活用しようとも思いました。