樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

正月は鳥三昧

2020年01月16日 | 野鳥
毎年1月2日は近くの干拓地で開催される新春探鳥会で案内役を務めます。そして、今年は3日、4日と連続して行われた新春探鳥会にも参加しました。
私は取材がてらでしたが、同様に3日連続で参加された方や、2回参加された方もあって、みなさん鳥三昧の正月を過ごされたようです。


1月2日の新春巨椋探鳥会

3日の探鳥会では「冬の貴婦人」と呼ばれるタゲリが呼び物でしたが、なぜか現れません。それでもノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、オオタカの猛禽4種が出現したので参加者は満足されたようですが、同じ場所で2月に私の担当で探鳥会を実施するので、気になって先日下見がてら再訪しました。
なかなか発見できず「今年は来てないのかな」と諦めかけたとき、分かりにくい田んぼの陰に6羽いるのを確認しました。



帽子の飾りのように見える後頭部の冠羽や、高級そうなメタリックの羽衣から「冬の貴婦人」と呼ばれるようになったのでしょうが、チョコチョコと歩いてはピタッと止まる独特の動きは貴婦人のイメージとは異なります。しかし、私にとっては貴婦人というよりも、公園で無心に遊ぶ子供のような可愛いらしさがこの鳥の魅力。
久しぶりに会えてうれしかったです。2月の探鳥会までいてくれますように。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2020-01-16 10:31:12
楽しいお時間だったでしょう。お忙しいらしいのは伺っていましたが。
虹色の羽のタゲリですね。まだ出会ったことが有りません。4匹以上は来てくれたのですね。ケリは昔に見ています。
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kazuyo様 (fagus06)
2020-01-17 09:43:59
御礼が遅くなりましたが、年末はいろいろとありがとうございました。毎年のことながら、おかげさまで人並みのお正月が過ごせております。
ケリはご覧になったことがあるのですね。タゲリは冬鳥で今の時期だけですが、ケリとおなじような環境にいます。
私も見るのは久しぶりでした。
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Unknown (guitarbird)
2020-01-18 13:53:53
こんにちは
このような場所での野鳥観察会はこちらではほとんどないので、そもそもそういう場所があまりないし、田んぼはあっても野鳥の種類が違うので、その点では北海道より野鳥観察も面白いだろうなと思います。
タゲリはこちらではほとんど迷鳥ごく少ない旅鳥くらいの感じですが、幸いにも私は千歳で見たことがあります。
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guitarbirdさんへ (fagus06)
2020-01-20 18:09:28
そうですか、そちらでは珍しい鳥をご覧になったのですね。それはラッキーでした。
北海道と関西では自然環境も違いますし、農耕地の風景も違いますよね。
私は逆に、北海道の方がバードウオッチングには面白いだろうなと思います。
また行きたいです。
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