4月29日、比叡山で探鳥会を実施しました。コロナ期を除いて、10年ほど前から私が毎年連休中に担当しています。
京都御苑や宇治川など平地の探鳥会と違って高い山ならではの鳥が見られるので、「平地と異なる環境の鳥を観察しよう」をキャッチフレーズに掲げました。参加者は34名。「比叡山の探鳥会が初めての方は?」と尋ねると、半数以上の手が上がりました。初心者が多いようです。
コースの中盤、昨年と同じ場所でキバシリが出現。平地では見られないので、この鳥を参加者に見せてあげたいと思っていました。昨年は後続グループの10名ほどしか見られなかったので、先行グループを呼び戻し、ほぼ全員に見ていただくことができました。下は2019年に別の場所で撮ったキバシリ。
同じポイントをウロウロしているキビタキも見られて、参加者は大喜び。ほとんどの方がキバシリは初めてだったと思います。
キバシリを観察する参加者
そして12時、レジャーシートを広げて弁当を食べ始めたとき、すぐ近くの木の天辺にイスカが登場。みなさんも私も、食べかけたおにぎりを双眼鏡に持ち替え、思わぬ賓客に釘付けになりました。
私自身この鳥を見るのは26年ぶり。イスカも高い山に飛来する鳥で、ほとんどの参加者は初めてのはず。今年は多いと聞いていましたが、探鳥会でこの鳥が記録されるのは何十年ぶりでしょう。
下の写真のように、くちばしの先が交差していて、昔から「イスカの嘴(はし)の食い違い」ということわざにもなった鳥です。
イスカ(画像:pixabay)
これまでは、キバシリを参加者のほぼ全員に見ていただくことができなかったのですが、今回はそれが果たせた上に、想定外のイスカまで登場し、参加者はもちろん、担当した私にとっても満足感の高い探鳥会となりました。
往路は「キバシリが出るかな?」という不安を抱きながら京都市側の八瀬ケーブルで山上に登り、帰路は達成感に浸りながら坂本ケーブルで大津市側に降りました。
延暦寺が経営している坂本ケーブル
京都御苑や宇治川など平地の探鳥会と違って高い山ならではの鳥が見られるので、「平地と異なる環境の鳥を観察しよう」をキャッチフレーズに掲げました。参加者は34名。「比叡山の探鳥会が初めての方は?」と尋ねると、半数以上の手が上がりました。初心者が多いようです。
コースの中盤、昨年と同じ場所でキバシリが出現。平地では見られないので、この鳥を参加者に見せてあげたいと思っていました。昨年は後続グループの10名ほどしか見られなかったので、先行グループを呼び戻し、ほぼ全員に見ていただくことができました。下は2019年に別の場所で撮ったキバシリ。
同じポイントをウロウロしているキビタキも見られて、参加者は大喜び。ほとんどの方がキバシリは初めてだったと思います。
キバシリを観察する参加者
そして12時、レジャーシートを広げて弁当を食べ始めたとき、すぐ近くの木の天辺にイスカが登場。みなさんも私も、食べかけたおにぎりを双眼鏡に持ち替え、思わぬ賓客に釘付けになりました。
私自身この鳥を見るのは26年ぶり。イスカも高い山に飛来する鳥で、ほとんどの参加者は初めてのはず。今年は多いと聞いていましたが、探鳥会でこの鳥が記録されるのは何十年ぶりでしょう。
下の写真のように、くちばしの先が交差していて、昔から「イスカの嘴(はし)の食い違い」ということわざにもなった鳥です。
イスカ(画像:pixabay)
これまでは、キバシリを参加者のほぼ全員に見ていただくことができなかったのですが、今回はそれが果たせた上に、想定外のイスカまで登場し、参加者はもちろん、担当した私にとっても満足感の高い探鳥会となりました。
往路は「キバシリが出るかな?」という不安を抱きながら京都市側の八瀬ケーブルで山上に登り、帰路は達成感に浸りながら坂本ケーブルで大津市側に降りました。
延暦寺が経営している坂本ケーブル
坂本ケーブルは未利用です。比叡山は大昔に2度、いずれも夏でした。
イスカは珍しい鳥です。私は26年ぶりでしたが、参加者に説明したり案内するのに忙しくて、じっくり見られませんでした。