戦闘が続いているパレスチナ~イスラエル一帯は、地中海と山脈に挟まれたボトルネックになっていて、ヨーロッパや中央アジア~アフリカの間を行き来する渡り鳥が集中します。特にシュバシコウ(ヨーロッパのコウノトリ)の渡りが有名ですが、イスラエルの空軍機にとってはバードストライクが頻発する危険なエリアでもあります。
シュバシコウ(嘴が朱色のコウノトリ、日本のコウノトリは嘴が黒)(pixabay)
今回の戦争が野鳥やバードウォッチャーにどのような影響を及ぼしているのか気になって、ネットでいろいろ調べました。驚くべきことに、激しい戦闘が続くガザ地区でも野鳥を観察し続けているバードウォッチャーがいます。
ある双子の姉妹は、イスラエルの避難命令によって北部の自宅を離れることを余儀なくされ、観察道具を持って出ることを許されなかったにもかかわらず、何とか入手して野鳥観察を続け、ヤツガシラやハチクイの写真をインスタグラムに投稿。避難生活の数カ月間に目撃した渡り鳥と留鳥合わせて39種をリストアップしています。
そして、「鳥や野生動物を観察することで、戦争の恐怖、避難、ガザでの悲劇から解放され、大きな慰めを得ることができました」というメッセージを発信。「上空を飛ぶ鳥たちを見たとき、戦争が終われば私たちも鳥たちと同じように北の故郷に戻れるといいなと思いました」とも書いています。
ヤツガシラ(pixabay)
パレスチナにも国鳥がいます。和名はキタキフサタイヨウチョウですが、英名はPalestine Sunbird(パレスチナのタイヨウチョウ)。アラビア半島の紅海、アフリカ中央部のサバンナ、川沿いのブッシュ、岩地の谷などに生息し、主に花の蜜を吸い、クモや昆虫類も食べるそうです。
Palestine Sunbird(pixabay)
それにしても、激しい戦火の中で野鳥観察を心の支えにしている仲間がいることを知って、逆に勇気づけられました。
シュバシコウ(嘴が朱色のコウノトリ、日本のコウノトリは嘴が黒)(pixabay)
今回の戦争が野鳥やバードウォッチャーにどのような影響を及ぼしているのか気になって、ネットでいろいろ調べました。驚くべきことに、激しい戦闘が続くガザ地区でも野鳥を観察し続けているバードウォッチャーがいます。
ある双子の姉妹は、イスラエルの避難命令によって北部の自宅を離れることを余儀なくされ、観察道具を持って出ることを許されなかったにもかかわらず、何とか入手して野鳥観察を続け、ヤツガシラやハチクイの写真をインスタグラムに投稿。避難生活の数カ月間に目撃した渡り鳥と留鳥合わせて39種をリストアップしています。
そして、「鳥や野生動物を観察することで、戦争の恐怖、避難、ガザでの悲劇から解放され、大きな慰めを得ることができました」というメッセージを発信。「上空を飛ぶ鳥たちを見たとき、戦争が終われば私たちも鳥たちと同じように北の故郷に戻れるといいなと思いました」とも書いています。
ヤツガシラ(pixabay)
パレスチナにも国鳥がいます。和名はキタキフサタイヨウチョウですが、英名はPalestine Sunbird(パレスチナのタイヨウチョウ)。アラビア半島の紅海、アフリカ中央部のサバンナ、川沿いのブッシュ、岩地の谷などに生息し、主に花の蜜を吸い、クモや昆虫類も食べるそうです。
Palestine Sunbird(pixabay)
それにしても、激しい戦火の中で野鳥観察を心の支えにしている仲間がいることを知って、逆に勇気づけられました。
私たちも鳥たちと同じように北の故郷に戻れるといいなと---、ほんとに1分でも早く終結をです。為政者の確執が戦争にです。個人レベルでそこまで憎しみをため込んでいる人は少ないと思います。
グーグルクロームは自動的に日本語に翻訳してくれるので、海外の情報を得るには便利です。多分AIがからんでいるからだと思いますが、以前よりも翻訳がスムーズでそれなりに理解できます。
私がガザ地区にいたとしたら、この姉妹のように野鳥観察しているかどうか、かなり疑問です。本気度が試されますね。