ピアニストと称する者には2つの種類がある。
「自称ピアニスト」と「自他ともに認めるピアニスト」だ。
自他ともに認めるピアニストについて、多くを語る必要はない。
世界の主要都市を股にかけて演奏会を行っている者は、当然こちらのタイプ。
それなりに実力はあるが、演奏外的な理由で国内でしか演奏会ができない者も、こちらに属する。
問題なのは、自称ピアニストのほう。
あまりクラシック音楽に詳しくない人たちに、ピアニストという名称を掲げれば、
ある意味で勝ったも同然。
だって、世界的に活躍しているピアニストと同じだ、って簡単に錯覚させることができるもんね。
で、詳しくないその人は、ある時「自称ピアニスト」の演奏会に出かけることになった。
ところが、どの曲を聴いても、あまりいいなあとは思えない。
プログラムの経歴を見れば、どこそこの音大でピアノを教えていると書いてある。
ならば、自分の耳が悪いのか?
演奏の善し悪しがわからないということは、自分にはクラシック音楽が合ってないのか?
詳しくない人ならば、きっとそう思うに違いない。
でもね、そこで聴くことを諦めることはないんですよ。
自称ピアニストと、自他ともに認めるピアニストの間には大きな違いがあるんです。
これは悲しいかな、埋められないほどの大きな溝があるんですわ。
演奏の善し悪しが分からなくたって、ある程度の判断基準はあるんです。
それをコッソリ教えましょうね(爆)
ひとつは、そのピアニストに「オーラ」があるかどうかです。
オーラといっても、目に見えるもんじゃありません。
何かはわからんけど、その人から発せられるエネルギーみたいなものが演奏中に出るんですわ。
たとえば、演奏中に場内の空気がピーンと張った状態になることがあるんですが、
それは良い演奏であるという証拠。
その「空気」が読めれば、そのピアニストの善し悪しは判断できます。
もうひとつは、意外かもしれませんが、ステージの袖から出入りするピアニストの歩き方なんです。
本当に実力のある演奏家なら、自分の演奏に揺るぎない自信を持っているので、
歩き方なんておかまいなしです。
名演奏家といわれる人たちの中には、スタスタと早足で落ち着きのない者もいれば、
ダラダラとピアノに向かってくる者もいます。
でも、それらの人たちはピアノに向かった瞬間に「変わる」んですわ。
逆にインチキなピアニストは、せめて歩き方だけでも格好よく見せようとします。
ええ、もともと実力がないことは自分が一番知っていますからね。
だから、くれぐれもどこそこの音大で教鞭をとっているなんていう「肩書き」にダマされちゃいけません。
以上の2つのことに着目していれば、大して音楽を知らなくたって、
善し悪しぐらいはわかるんですよ。
これ、ホント。
「自称ピアニスト」と「自他ともに認めるピアニスト」だ。
自他ともに認めるピアニストについて、多くを語る必要はない。
世界の主要都市を股にかけて演奏会を行っている者は、当然こちらのタイプ。
それなりに実力はあるが、演奏外的な理由で国内でしか演奏会ができない者も、こちらに属する。
問題なのは、自称ピアニストのほう。
あまりクラシック音楽に詳しくない人たちに、ピアニストという名称を掲げれば、
ある意味で勝ったも同然。
だって、世界的に活躍しているピアニストと同じだ、って簡単に錯覚させることができるもんね。
で、詳しくないその人は、ある時「自称ピアニスト」の演奏会に出かけることになった。
ところが、どの曲を聴いても、あまりいいなあとは思えない。
プログラムの経歴を見れば、どこそこの音大でピアノを教えていると書いてある。
ならば、自分の耳が悪いのか?
演奏の善し悪しがわからないということは、自分にはクラシック音楽が合ってないのか?
詳しくない人ならば、きっとそう思うに違いない。
でもね、そこで聴くことを諦めることはないんですよ。
自称ピアニストと、自他ともに認めるピアニストの間には大きな違いがあるんです。
これは悲しいかな、埋められないほどの大きな溝があるんですわ。
演奏の善し悪しが分からなくたって、ある程度の判断基準はあるんです。
それをコッソリ教えましょうね(爆)
ひとつは、そのピアニストに「オーラ」があるかどうかです。
オーラといっても、目に見えるもんじゃありません。
何かはわからんけど、その人から発せられるエネルギーみたいなものが演奏中に出るんですわ。
たとえば、演奏中に場内の空気がピーンと張った状態になることがあるんですが、
それは良い演奏であるという証拠。
その「空気」が読めれば、そのピアニストの善し悪しは判断できます。
もうひとつは、意外かもしれませんが、ステージの袖から出入りするピアニストの歩き方なんです。
本当に実力のある演奏家なら、自分の演奏に揺るぎない自信を持っているので、
歩き方なんておかまいなしです。
名演奏家といわれる人たちの中には、スタスタと早足で落ち着きのない者もいれば、
ダラダラとピアノに向かってくる者もいます。
でも、それらの人たちはピアノに向かった瞬間に「変わる」んですわ。
逆にインチキなピアニストは、せめて歩き方だけでも格好よく見せようとします。
ええ、もともと実力がないことは自分が一番知っていますからね。
だから、くれぐれもどこそこの音大で教鞭をとっているなんていう「肩書き」にダマされちゃいけません。
以上の2つのことに着目していれば、大して音楽を知らなくたって、
善し悪しぐらいはわかるんですよ。
これ、ホント。
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