ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

米どころを支える…水窪ダム

2021-10-08 14:40:02 | 山形(ダム/堰堤)
知り合いの担当者から突然の連絡。「急ぎで原稿をお願いします!」とな。もっと前から連絡せいよ!(心の声)…と思う。ふぅ〜。

どーも、ワシです。今回は山形県米沢市三沢にある最上川水系の水窪(みずくぼ)ダムを訪れます。ダム名の由来は不明です。アクセスは奥羽本線の関根駅近くを通る県道232号から時の宿 すみれ付近の県道376号を進んで行くと水窪ダムの右岸に到着します。

ダム横に来ました。右岸には「水窪ダム 東北農政局」と刻まれた石碑。



そこからダムを見るとこんな感じ。



右岸のダム上のところには案内板があります。今でこそ米どころとして知られる米沢平野ですが、この地域は昔から保水力に乏しく、絶えず水不足に悩まされてきました。そこで「置賜地区の農業に黎明を」「先ず豊かな水を」という関係者の願いが実を結んだのがこの水窪ダムの築造だったそうな。工事の着工は1971年、そして1975年に水窪ダムは完成します。





では、ダム上を歩いてみましょう。車両通行も可能です。



ダム上、中央から見た貯水湖の様子。



同、下流側はこんな感じ。この階段を降りていくとダム下へ行けるようです。行きませんでしたが。



ダム上をさらに進むと対岸の手前に「水窪ダム管理事務所」があります。





その近くには3種類(水道、工業用水道、灌漑)の水利使用標識。







そこからダムを見るとこんな感じです。



当該のダムは刈安川(かりやすがわ)と矢沢という2つの川が合流する場所に作られています。写真正面に見えるのが刈安川。写真では見切れていますが、右側にあるのが矢沢です。



管理事務所よりもさらに対岸(左岸)側にあるのが洪水吐。増水時、水はここから排出されます。



排水量を調節するための装置。対岸へ行くには写真上の通路を進みます。



その通路から洪水吐の下流を眺めるとこんな感じ。



通路を渡り、ようやく対岸へ来ました。振り返るとこんな感じです。



対岸(左岸)には看板や石碑があります。ダム湖名は「豊穣の湖」らしい。







ちなみに静岡県浜松市にも「水窪ダム」というのがあるようですが、こちらは「みさくぼ」と読みます。そのうち行ってみることにします。
コメント    この記事についてブログを書く
« 色々見どころあり!…綱木川ダム | トップ | へぇ〜白川ダムから?…小松頭... »

コメントを投稿

山形(ダム/堰堤)」カテゴリの最新記事