街中にイルミネーションが輝く季節になってきましたね。昨年の冬はまるで狂ったかのように夜中にイルミネーションを求めて奔走していたわけですが、今年もどうやらそうなりそうな予感が…。なんなんでしょうね、ワシは光に近づく虫ですか!
ま、そんなわけで、おとといは赤坂のアークヒルズに行ってきました。そしたら、あーた、光ってるじゃあーりませんか。こりゃ、なかなか綺麗だと思い、早速パチリ。ちょいと前にも紹介しましたが、このカラヤン広場ってえのは何だかんだと飾ることが好きなようです。まあ、ピカピカしてるから面白くていいんですけどね。
この日は演奏を聴きに行ったのですが、意外な発見がありました。今「プロコフィエフ・チクルス」というのをやってましてね、そのひとつを聴いたわけです。当夜のプログラムでは《ヴァイオリン協奏曲第1番》(1915-1917)が演奏されたのですが、その第3楽章のある部分にはどこかで聴いたフレーズがあるじゃありませんか。
うーん、なんだったかな、えーと、えーと…。ああ、そうだ、同じプロコフィエフの《ヴァイオリン・ソナタ第1番》(1938-1946)の第1楽章の中にあるパッセージなわけですよ。両作品が同時期に書かれたのであれば似たフレーズが出てくるのはよくありますが、30年近く時を隔てて類似するフレーズが現われるのはどのような意味があったのでしょうね。
このことは手元にあるいくつかの解説を確認したのですが、指摘しているのはありませんでした。ま、誰かは書いているのかもしれませんが、そこまで調べるほどの興味はないので「捜査打ち切り」にしたわけですがね。ま、そのうち本格的に調べてみようかなとも思っています。
報道でご覧になられた方もおられると思いますが、演奏会の後半には「えらい人たち」が聴きにいらしてました。しかも後半の曲目が《交響曲第6番》。いやいやいや、「えらい人たち」には本当に頭が下がります。よりによってこんなマニアックな曲をわざわざ聴きに来られるとはね。この作品を聴いて体調を崩されたのではないとは思いますが、できるだけ早い公務への復帰を祈念しております。
最後に、どうでもいい写真を。これは喫煙所から上を見上げた「風景」です。愛煙家にとって、これからの季節、休憩時間は寒い思いをしながらホタルになるしかありません。まあ、それも一興ですけどね。
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