どーも、ワシです。今回は鳥取県鳥取市国府町殿(こくふちょう との)にある千代川水系袋川の殿ダムを目指します。アクセスは因美線(いんびぜん)の東郡家(ひがしこおげ)駅近くを走る国道29号の「堀越」信号を国府(こくふ)方面へ入り、県道39号を進んでいくと「←岡益石堂(おかますいしどう)」の表示のあるT字路を左折。県道282号を道なりに進み「岡益橋北」信号を栃本(とちもと)方面へ。県道31号を進んでいくと到着するようです。
【ダム名の由来】(参考)
ダム名はここの地名に由来しますが、「殿」という地名はダムのすぐ下流の左岸にその昔、天文年間(1532-1555)に因幡(いなば)毛利氏により「山崎城」が築城され、その一帯が因幡毛利氏の家中屋敷だったことからそう呼ばれるようになったようです。
さて、見えてきました。なかなか大きなダムです。
ダム横へ向かいます。ダムへの入り口は殿トンネルを抜けたところにあり、そこからダムはこんなふうに見えます。
ところがダムへ行くには時間制限があり、8:30〜17:15の間と決められています。ワシが訪れた時間は早朝7:30だったため門扉は閉じられた状態。仕方なく1時間ほど時間を潰すことに…。(写真の地図は左岸側のものですが、入口のところにも同じものが貼られています)
ふと見れば、抜けてきた殿トンネルの表示がなんとも可愛い。ひらがなの魔術ですね。
開門時間になったのでダムへ向かいます。
右岸側の、この建物は「国土交通省 殿ダム管理支所」。
そこからダムはこんなふうに見えます。
右岸側から見たダム上の様子。では、歩いてみましょう。
いわゆる親柱のところにある「殿ダム」と刻まれたもの。平成23年(2011年)11月完成とあります。
ダム湖名は「因幡万葉湖」。
ダム上、中央から見た因幡万葉湖の様子。
一方、下流側を見るとこんな感じ。
洪水吐は左岸側にあり、増水すると低水位の場合、水は写真中央に見える四角い穴から溢れ出ますが、高水位の場合は左側の越流式のところから流れ出ます。
そして、溢れ出た水はこの水路を通って、あちらへ流れてゆきます。ちなみにパンフレット(後述)によると、この水路斜面には従来の滑り台式でなく階段状の形式(カスケード型減勢方式)が採用されているそうな。これは国内初だそうです。
対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。橋のようになっているところの下が洪水吐の水路です。
左岸、因幡万葉湖側から見たダムの様子。
同、下流側から見るとこんな感じ。
殿ダムの周辺に案内板らしきものは見当たりません。そこで右岸に建っている殿ダム管理支所の1階に「殿ダム展示室」というのがあるので入ってみることにしました。そこにはダム築造の様子などの説明があるほか、諸元を記したパンフレットが置かれていました。その内容については一番上のリンク先から見ることができます。それによれば、殿ダムは「暴れ川」と呼ばれた下流の千代川の治水目的のための洪水調節、河川環境の保全、工業用水および水道用水の確保、水力発電を目的とした多目的ダムで、高さ75.0m、長さ294.0m。平成24年(2012年)3月31日に完成したロックフィルダムだそうです。右岸の親柱に刻まれていた平成23年11月完成というのはダム本体の完成年月のようですね。
【ダム名の由来】(参考)
ダム名はここの地名に由来しますが、「殿」という地名はダムのすぐ下流の左岸にその昔、天文年間(1532-1555)に因幡(いなば)毛利氏により「山崎城」が築城され、その一帯が因幡毛利氏の家中屋敷だったことからそう呼ばれるようになったようです。
さて、見えてきました。なかなか大きなダムです。
ダム横へ向かいます。ダムへの入り口は殿トンネルを抜けたところにあり、そこからダムはこんなふうに見えます。
ところがダムへ行くには時間制限があり、8:30〜17:15の間と決められています。ワシが訪れた時間は早朝7:30だったため門扉は閉じられた状態。仕方なく1時間ほど時間を潰すことに…。(写真の地図は左岸側のものですが、入口のところにも同じものが貼られています)
ふと見れば、抜けてきた殿トンネルの表示がなんとも可愛い。ひらがなの魔術ですね。
開門時間になったのでダムへ向かいます。
右岸側の、この建物は「国土交通省 殿ダム管理支所」。
そこからダムはこんなふうに見えます。
右岸側から見たダム上の様子。では、歩いてみましょう。
いわゆる親柱のところにある「殿ダム」と刻まれたもの。平成23年(2011年)11月完成とあります。
ダム湖名は「因幡万葉湖」。
ダム上、中央から見た因幡万葉湖の様子。
一方、下流側を見るとこんな感じ。
洪水吐は左岸側にあり、増水すると低水位の場合、水は写真中央に見える四角い穴から溢れ出ますが、高水位の場合は左側の越流式のところから流れ出ます。
そして、溢れ出た水はこの水路を通って、あちらへ流れてゆきます。ちなみにパンフレット(後述)によると、この水路斜面には従来の滑り台式でなく階段状の形式(カスケード型減勢方式)が採用されているそうな。これは国内初だそうです。
対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。橋のようになっているところの下が洪水吐の水路です。
左岸、因幡万葉湖側から見たダムの様子。
同、下流側から見るとこんな感じ。
殿ダムの周辺に案内板らしきものは見当たりません。そこで右岸に建っている殿ダム管理支所の1階に「殿ダム展示室」というのがあるので入ってみることにしました。そこにはダム築造の様子などの説明があるほか、諸元を記したパンフレットが置かれていました。その内容については一番上のリンク先から見ることができます。それによれば、殿ダムは「暴れ川」と呼ばれた下流の千代川の治水目的のための洪水調節、河川環境の保全、工業用水および水道用水の確保、水力発電を目的とした多目的ダムで、高さ75.0m、長さ294.0m。平成24年(2012年)3月31日に完成したロックフィルダムだそうです。右岸の親柱に刻まれていた平成23年11月完成というのはダム本体の完成年月のようですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます