ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

懐かしのエアプレイ

2006-06-18 07:24:08 | 回想する脳みそ
深夜、ふと頭をよぎったのはエアプレイの《ストランデッド》。若い人には何のことやらさっぱりわからんだろうが、中年以上のロック・ファンならニヤリとするかもしれない。いやまてよ、エア・サプライは知っててもエアプレイは知らんかもしれんな。

というわけで今回はエアプレイのご紹介。これは名アレンジャーとしても知られるデヴィッド・フォスターとギタリストのジェイ・グレイドンを中心メンバーとするバンドのこと。バンドといっても公的な活動をしていたわけじゃない。実はこのバンドはスタジオ・ミュージシャンたちの寄せ集めによって構成されていたのだ。たとえばスティーヴ・ルカサーをはじめとするTOTO(注意:クリックすると音が出ます)のメンバーたちも参加していたのだ。

で、豪華ミュージシャンたちによって作られたのが「ロマンティック」(1980)という1枚のアルバム。右の写真は上がジャケットのオモテ、下がウラである。このアルバムがリリースされた頃はまだLPの時代。CDは1982年からだからね。ちなみにこれらの写真は1990年にCD化されたもの。しかしLPのジャケット写真をそのまま使用しているので、ここに載せることにした。

なお、冒頭で書いた《ストランデッド》はこのアルバムの第1曲で、今聴いてもカッコイイ。そうそう、有名な《アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン》もここに収録されているんだぜぃ。そりゃそーさ、作曲したのはそもそもフォスターなんだし。

ただ、まあ残念ながらエアプレイは上述の通り正式なバンドじゃなかったので、エアプレイとして発売されたのはこの「ロマンティック」のみ。でも当時のロック大好き少年たちはこのアルバムをこぞって耳コピーしたものだ。そして学校の文化祭とかでライヴ演奏していたっけ。

でもアルバムで演奏しているのが一流のスタジオ・ミュージシャンなので、音を探ることはできても「音色」まで真似するのは難しかった。ルカサーのギターなんて「どうやったらあんな音になるんだ?」と昼夜問わず試行錯誤を繰り返したことを思い出す。

いやー、あの頃は「熱かった」な…。あははは。
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