ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

聖徳太子は大したもんだ

2006-03-01 15:12:05 | 脳みその日常
月末は忙しくてかなわん。昨日は講座。そのための準備をしなくちゃならなかったが、その前に批評を2本、朝までに入れた。休むヒマなく、すぐに講座の準備にかかる。

今回のテーマは「ラ・カンパネッラ」。もろちんリストの有名なピアノ曲だ。この作品を糸口に、カンパネッラ(鐘)がいかに西洋人のなかに息づいているのかを説明。そしてバード(1543-1623)の《鐘》からサインス=デ=ラ=マーサ(1903-82)の《暁の鐘》まで、鐘にまつわる作品をいろいろと聴く。本当はブローウェル(b.1939)の《鐘の鳴るキューバの風景》も聴こうと思ったが、うっかりディスクを持参するのを忘れた。

夜には演奏会に行く予定だったが、仕事じゃなかったのでキャンセル。いやいや、もう眠くてね。

帰宅してメシを食い、ホッとしたらここぞとばかりの睡魔。本能には勝てんのだ。

3時間ほどして我に返る。慌ててメールのチェック。丸一日チェックしないと100通ほどの未読メールがたまる。うんざりしながらも何とかこなす。さて、ドライブに行くかと思い立つも、雨で出鼻をくじかれる。とほほ。

そうだ、やらなくちゃならんことがあった。新譜ディスクを3枚試聴することを忘れていた。とりあえず聴いて、批評するか決める返事をしなければならない。それらを聴きながら、夜中でも構わず送られてくるメールをチェック。同時に昼間見るのを忘れていた携帯のメールもチェック。あ、招待演奏会の返事をマネジメントへファックスしなくちゃ。もう、わけがわからなくなる。

ホントかウソか知らないが、聖徳太子は同時に大勢の人の話を聞いて理解したという。それは、いうなれば大量の情報量をひとつの脳みそで同時に処理することでもある。日常的にそんなことをしていたとすれば、フツーの脳みそなら絶対に沸騰する。まかりまちがえば脳みそそのものが蒸発してしまうかもしれない。

いやー、天才はすごいねえ。
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