ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

講座と飲み会

2005-08-30 22:36:14 | 脳みその日常
恒例の講座の日。本日のテーマは「いろいろなアヴェ・マリアを聴いてみよう」というもの。《アヴェ・マリア》といえばまずシューベルト(1797-1828)を思い浮かべるだろう。しかし長い音楽史において《アヴェ・マリア》と呼ばれる作品はほかにもある。そこで、今回はルネサンス時代から20世紀に至るさまざまな《アヴェ・マリア》を、もうほとんどメドレーに近い感じで聴きまくった。

これほどまで講義中に音楽を聴いたのは初めてかもしれない。そのぶんワシの話す時間は当然少なくなる。いつもだとそこそこの時間を使って話をするせいか、今日は講義が終わって受講者から冗談半分で「今日はいつもに比べてラクだったでしょ?」とからかわれる。確かにそうだ。でも、内容の性格上そうせざるを得なかったから仕方がないのだ。何も手を抜いたわけじゃない。

からかわれるのに甘んじるのはワシがすべての受講者より年下だから。「あははは、そうかもしれんですねえ」そう言うしかない。グッと怒りをこらえるのも勉強なのだ。受講者あってのワシなわけだし。ともあれ、無事に終わったので些細な怒りはすぐに忘却の彼方へ。

講義のあと、暑気払いの飲み会へ突入。場所は登戸駅から歩いて3分ほどのところにある「玄海」。この店は信じられないほど値段が安く、おまけに刺身がウマい。しこたま呑んで食っても3,000円もあれば十分おつりが来るほど。もちろんワシはクルマなので呑むのはウーロン茶だったが。

飲み会にはすべての受講者が参加したわけじゃない。主婦の皆さんは夕食の準備があるというので不参加。もっとも、パワフルな主婦は参加していたが(笑)変わり種は飲み会から参加した元受講者がいたこと。むろんこちらとしては大歓迎である。「いやー、先生の顔が見たくて来たんですよぉ」などとおっしゃる。う、うれしいことを言ってくれるじゃあーりませんか。

今や暑気払いというほどの気候ではなくなったが、受講者の皆様と楽しく親睦を深めることができてよかった。まあ、5年間も講座は続いているのだから、今さら親睦も何もないけれど(苦笑)
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