湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/15 地域からはみ出す方の災害時支援とは

2018-11-16 05:37:59 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/15 記
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手首のリハを終えた足で、ビッグイシューを仕入れに行く。販売員さんが風邪をひいていた。販売時間を早めに切り上げるので、今日の売り上げ収入が減ると話していた。じわり師走の影が幕の裏に見えた気がした。

確実に留守していない読者宅配達まわりをする。表紙のエルビス・コステロでは地味すぎるとの感想2件。知っているのかなと、相槌うちつつ顔をみた。

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生活保護受給者のグループホームが茅ケ崎にある。そこにビッグイシューを届けつつ、夕食作りの傍らに座り込んで話をした。ふたつの話題。ひとつは災害発生時のことは考えているかということ。3.11のとき、私は辻堂図書館にいて、対応をとった後、道路封鎖が始まる前にと急ぎタクシーに乗り、海岸淵の路上生活者キャンプに向かった。警察の対応は速く、警備網に阻まれて相模川河川敷側しか当事者に会えなかったが、彼らは水際にいる。だから津波の初めの被害者になる。ところが彼らの対応は速かった。しょっちゅうラジオをつけっぱなしにしているから、状況把握が速かったのだ。

こんな話に対して、最近路上生活者を見かけない理由を知っているかと問われた。高齢化が進み生活保護の枠組みで、屋根の下に移行し、全体としても総数が減っていること。若手がネットカフェなどに潜在化していること、行政が積極的に、多重債務逃亡者等身元不明路上生活者のホームシェルター収容に乗り出し、制度化も始まっているため野外生活者が減ったことという具合に応答した。では彼らに防災避難は誰が出すのかなという具合で、一般単身生活者と変わりがないように変わってきているという。つまり地域防災の網の中に組み込まれつつあること、多様化していることが説明された。時代は変わりつつある。枠外の方をすくい上げる防災から、地域防災の枠の中へということだ。

もうひとつは、グループホームでは高齢化が問題になっており、地域包括支援センターと連絡をとるようになったという。ここにいるひとは生活保護枠の人たちなので、包括のサポートを利用できる。しかし被災してサポート体制が崩れたら、医療ケアの治療が必要な入所者さんの世話まで支えきれないこと。フードバンクと連絡は取っていたが、食料の面でも、絆を結び直しが必要という話もあったが、医療ケアは無理。二次被害が出るだろうとのこと。

寿や、山谷・釜ヶ崎など地域が固まっているところではなく、ポツネンと施設があることでは、町内会の防災訓練に部分参加する程度。生活保護という立場は、プライバシー保護のこともあって、全面参加しにくいとのこと。時前でもやってはいるが、被災後の運営のことなどは、寿町に準ずる支援を受けるのが現実的とか。

厄介な話を交わしてきたが、鉄道路遮断下の来訪者・通勤者等の長期保護の件など、地域の枠組みからはずれている方々の支援は行政が対応せざるをえない。発災時対応は話を聴くが、交通網遮断3日超えの場合のシュミレーションを観てみたい。

災害時要援護者は、あらゆるころに登場する。外出時被災のことも、懇話会は考えていくべきなのだろうか思案している。というのは、高齢者
・障碍者という枠で追っているのは、日常のセイフティーネットとなる「地域包括ケアネット育成のひとつの導火線として災害時協力を考えているからだ。具体的な連携の軸がなければ、高齢化社会対策といっても、日常業務で手一杯の世界で横断システムが生まれるとは、とても思えない。障がいの分野では、自立支援協などの試みを踏んで、地域包括ケアへと二段構えにならざるを得ず、地域包括といえば高齢者の地域における横断サポートシステムのことと局在固定されそうに思えるからだ。

副次的な狙いではあるが、懇話会は災害を軸に懇談を横断的に行うことで、口火になりたいと思っている。

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明日は「長期化する引きこもり」の講演が藤沢である。のぞいてみたいが、母の見守りが定時電話になりそうなのだ。母は隠してしたが、東京に単独で出かけた時、1回めまいを起こしている。母の場合、季節的な発症の山があるので、もう山場は過ぎているのだが。

夜間傾聴:なし
(校正1回目済み)
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11/14 橋本の訪問支援再開のすり合わせ

2018-11-15 05:17:43 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/14 記
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母を浜見平の友人宅に預けて、橋本の訪問学習の再開すり合わせに行った。付き合いの長い青年だが、4ヶ月のブランクは大きい。大検通過して1年になるが、大学受験の重圧にたえられなかったが、着実に予備校の通信指導をこなしてきた。今年再チャレンジする。だから、微妙な時期に、私が割り込んだ。

今回は、世間話とブランク期間の思考の遍歴談だけで終了した。立ち位置が難しい。
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私が失神転倒事故を起こした平塚駅ビルの通路を抜けて、魚と静岡茶を買って帰宅。平塚でなければ売っていない。お茶は東京の佐竹商店街の本店時代からのお付き合いだ。

浜見平に母がご厄介になっていると思っていたら、帰宅していた。車で送ってくださったのだ。

●「平成28年熊本地震 大学避難所45日 障がい者を受け入れた熊本学園大学避難所運営の記録」(ISBN: 9784877555672)

関連の人物チェック。懇話会ゲスト候補さがし。メール3通。おわびのメール、書きかけ1通格闘中。

夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)



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11/13 社会活動とともにある視点 他

2018-11-15 00:15:27 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/13 記
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茅ヶ崎市長選&市議補選が始まって、身の回りの知人の留守やら私除外の背中談義が増えた。立候補者の駅頭演説をきいていると、政治家・当事者の金銭や待遇の「不等」取得を大きく取りあげ、血税横領への義憤を票につなげる論調が耳につく。街頭演説は通行人をキャッチする戦術で、直感的な話が優先する。市政では、政策の差異優劣を論じにくいこともあるが、それでも「正義の民が悪を叩く」構図は、その背景に大衆操作臭がして、自ら社会活動を作り出していく市民の自立育成の眼差しが、感じられない。怒る市民とは何者なのだろうか。「ヤジを飛ばす観客」扇動とどこが違うのか。

国政では、見え透いた選挙対策看板をとりあげて違法と、ゴシップで足を引く議論に、政策が消える。姑息な政治技術の刃が見え隠れしている。

社会活動をどう育てていくのか、社会活動とどう結びついてことをなすかという視点が展開されない。票という料金を支払うお客さん扱いされる臭みがある。私たちは客席に押し込まれる。
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母の地元主治医に勧められて、私もインフルエンザの予防注射を受けた。何のことはない、1瓶が2人分だからだが、母は知るよしもない。

母はこの後問診と、近くの鍼灸院の鍼のはしごリハがあるので、私は藤沢市社協の「11/16 長期の引きこもりとは」(池上正樹氏講演会 13:30 藤沢市民文化会館小ホール)のチラシをもらってきた、何のことはない、申し込みは必要ないとのこと。

藤沢市議会の控え室に立ち寄り、「ヤングケアラー」の資料を受け取る代わりに、懇話会紹介のチラシを置いてきた。次回は高齢者関係か重身関係かまだ決められないでいるが、候補がいずれも熊本地震関係者のため、交通費負けしている。藤沢に熊本支援関係者で、情報協力してくれそうな人物はいないかと問いかけた。話は、あっさり空転で終わったのだが、私の問いは、下手な鉄砲なのだろう。

時間にゆとりもなく、母を迎えに戻ったが、また一日、過ぎてしまった。明日は橋本にでる。

夜間傾聴: なし
(校正2回目済み)

p.s. 「火曜災害ミニカフェ」のチラシ作成中。

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すみません、居眠りしていました

2018-11-14 05:07:56 | 地震津波災害ボランティア
夜間傾聴の待機をしつつ、居眠りをしてしまいました。午後、改めて書き込みます。

すみません。
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11/12 「火曜災害ミニカフェ」再開準備 番組選択

2018-11-13 05:42:19 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/12 記
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母がリハにでかけている期間、「火曜災害ミニカフェ」の再開の準備。全く、100回目で事故入院中断するとは。BDプレヤーのぶら下げも、やっと手首が治って大丈夫なようなので、再開することにした。

<現在までの候補番組>
●ハートネットTV「地域で暮らすということ 西日本豪雨 〜被災した障害者〜」
2018/11/06 ETV 30分
●バリバラ「相次ぐ大規模災害 障害者は…」
2018/10/12 ETV 30分
●NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか '東海第二'」
2018/11/12 BS日テレ 30分
●NNNドキュメント「街も人も牛も…〜北海道ブラックアウト〜」
2018/11/05 BS日テレ 30分
●NHKスペシャル MEGAQUAKE「南海トラフ大地震 "Xデー"に備えろ」
2018/10/17 NHK-G 50分

来週からかな?
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母がリハから帰ってダウン。疲れたらしい。
夜は鯖カレーで、ごまかした。

夜間傾聴: 開店休業
(校正1回目済み)

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11/11 母の友人の快気祝いに、つきあわされた一日

2018-11-12 06:04:12 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/11 記
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情けないが帰宅してから、やたら足がつってのたうちまわっている。朝から、途中乗せてもらった10数分の車内以外、座れなかったのだ。

母を水天宮の某所に預けて、半蔵門線で小川町に出た。バイト先の教材屋の上階の社長宅を奇襲したのだが、明治図書の○○さんが先客で、居心地悪く、早々にお暇した。ただ今年は冬期講習中に仕事が出そうだ。まあ、収穫といえばそうだが。

三省堂書店を回っていると、母からの電話。お祝いの席の参加者のひとりのお宅で、旦那が土間から落ちたとのことで、「あのボケ爺い!」と、罵って早々帰宅したとかで、それが可笑しいのどうのとかで、祝いの食事会は、延長なしとなったとのこと。要は、「終わるから迎えに来い」という話。神保町散策ままならず、治癒した当人の田原町のお宅に来ているという。移動先に急いだ。

田原町なら、かっぱ橋散策と目論んでいたら、車で上野まで送ると主催者夫婦。かっぱ橋は日曜行っても休みだよと説得されて、車で送ってもらった。無残、東京の収穫、何もなし。母を座らせ、東海道線で辻堂まで戻ってきた。


「あのボケ爺い!」が面白かったと、繰り返し笑う母。何回笑うか知れず、帰宅後、うんざりしながら、糖尿病食をたべている。仏滅かと思ったら先勝だった。

新曜社に寄るどころではなかった。

もらったと、母が見せる三味線の象牙のコマ、ひとにぎり。関係者には価値あるが、全く…出てくるものが違う。知る人ぞ知る。

母サービスの一日。夜間傾聴、眠気と足のつりで、中断。

夜間傾聴: ひとり<中断
(校正2回目済み)



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11/10 災害関係進展なし/明日東京へ

2018-11-11 06:01:30 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/10 記
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母を美容院に預け、浜見平の@@さん宅に、昨日の留守番のお礼に、御成門で買い求めたワインを届けた。

4日、グアテマラて殺害された「エホバの証人」の女性の話題。@@さんが同教団のシンパであることは知っていたが、信者だった亡き父との激戦が思い出されて、話に乗れず沈黙してしまう。

時間があれば、ハマミーナのサポセンを覗いてみるつもりだったが、@@さんの話が長く、時間切れ。急ぎ母を迎えに行く。

しかし、世間話は疲れる。話がつまらないのだ。ニュースから話題引用しても、海外や政治がらみの話は通じない。70才以上の世代はスポーツや芸能関係も、やめたほうがいい、私も嫌いだから無事なのだが。後期高齢者なる世代は、もう地縁血縁体調の話題反復以外ない。だから退散したくなる。付き合いは長いのに、私は高齢者対話は向いていないのだ。

母は明日、東京の旧友の退院祝いに行く。70年来の付き合い。高齢なのに膝の人工関節を入れる手術入院なので、快気祝いというのとも違う。日曜日、私がつきそっても、会社施設は休みなので、とりあえず小川町のバイト先の教材屋社長宅(社屋)と、神保町古書店街で時間をつぶすことにした。金欠なので、災害や教育、福祉系の書籍は、チェックのみ。

新曜社が開いていれば、寄ってくる。

夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)
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11/9 慈恵医大脳神経外科にいき/赤十字に寄って 他

2018-11-10 05:47:04 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/09 記
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慈恵医大脳神経外科にいく。地下1階の隅。霊安室通路のような殺風景な外来。予約者しかこないとかで、外来は数名。

視力検査の下に隙間のあるランドルト環(サークライン管のような)白い輪が急速に消えていく画像が、左目に頻繁に現れる件で、眼球の問題ではなさそうなために、脳外検査に来たのだった。私の実感では、網膜色素変性症の進行の異変なのだが、眼科では、飛蚊症が否定されて、お手上げだったのだ。

脳外では、問診から入ったが、症状が片目なので、CTではなく、MRIではないとヒントがえられそうにないと結論。重篤な病の予兆ではないというところまで、最低限裏付けがほしい。

今日の検査は中止。12/18に検査が延期された。MRIの順番が混んでいるからとのこと。
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早めに終わったので、赤十字にいく。担当者不在だったが、北海道胆振の現地関係者を紹介してくれたが、札幌の方。東京に来るとき、メールをもらえることになった。

時間にゆとりがなくなってきたが、四谷三栄町の生活書院にまわることにした。立命館の立岩教授の生存学関係者情報が欲しかった。ところが方向音痴。50分あるいて、場所がわからない。17時をまわってしまい、やむなく東京駅の丸善で、「生存学の企て」(ISBN: 9784865000528)と、看護協会の「訪問看護師ができる『災害時の支援』」(ISBN:9784818020139)を購入した。
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昨年から追っている医療ケア児支援の☆☆さんからのメール応答は、帰宅後、食器を洗っている最中に飛び込んできた。おそかった。年内にまたくるとわかったので、再挑戦することに。
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浜見平の@@さんには、感謝しきれない。御成門の近くでメルロー系の赤ワイン、閉店セールでおみやげで買ってきた。母が開けないように、高い戸袋にかくした。

11/2の懇話会の、報告を2通、アポ取りメールを出した。

夜間傾聴: ひとり
(校正1回目済み)

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11/8 定期リハをすませ/明日慈恵医大脳神経外科検査の前後に

2018-11-09 05:01:44 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/08 記
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私自身の手首のリハ日。ハウスキーパーさんが、2時間家事をしてくれる。母の困難は見た目ではわからない。原因不明のめまいが突然襲う。年に数えるほどしか発症しないから、介護のつもりで入った方は、面食らう。体力がない食の細い…まさに「食えない婆さん」でしかない。

左手の指がミット状に硬くなり始めていて、その指を伸ばすリハを受ける。食事の話や、野球かサッカーの話をしながら指を動かすが、B級グルメもスポーツ観戦も、私は嫌い。私の話はOTさんに通じないから、とかく沈黙時間が長くなる。一進一退の状態のなかに、薄皮をむくような変化をつみあげる。フライパンがまだ振れない。やかんの湯がつげない。母の転倒を起こせない。だからここにいる。

帰りに辻堂ダイソーで、3kgグリップを買い、藤沢にでて、古い本だが「災害と居住福祉」(ASIN: 488320216X)を買う。阪神淡路のときの本だ。惣菜を仕込んで帰宅。

明日、慈恵医大脳神経外科で、眼の異常の検査を受ける。帰りに近くの赤十字に寄って情報収集してくる。明日は浜見平の助っ人さんが、母の相手をしてくれる。

山田さんの懇話会話では、浮かび上がらせきれなかった医療ケアの必要な方の災害時支援について、昨年末から追いかけてきた☆☆さんに、面会の再打診をかけている。今、東京に詰めておられるとの情報があり、メールを出したが、まだ応答がない。間に合えば、明日夜、面会したいと思っている。

夜間傾聴: ひとり
(校正1回目済み)


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11/7 橋本訪問再開/被災地の薬剤師活動を追う/映画「まだ見ぬまちへ」他

2018-11-08 05:42:56 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/07 記
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久しぶりに橋本の○○君と対面相談の再開の調整をする。4ヶ月のブランクは大きい。塾長の奥さんに引き継がれて行った方もいるが、離れて行った方も多い。65歳定年を境に、予備校教育カウンセラー時代の方は、規約で関係を断ち、3年後、相模原の塾の関連の方の大半が、今度の事故入院のために去った。残った方と、東京の馬込の塾以来の方で、細々と続けているのが現状だ。私の本業の揺らぎを感じている。塾長と話しているが、八王子に仕事があるというが、さらに遠くなり、神奈川県からでしまうので、事情も変わる。緊急時の対応は完全にアウトだ。八王子は無理と判断した。当面は隠居仕事として、橋本の仕事を継続していくが、緊急性の強い夜間傾聴ではなく、昼間の電話相談の手伝いをうけおって、穴埋めしていく。

母も風邪が治りきっていないが、東京の主治医の定例リハにでかけたので、茅ヶ崎駅合流の約束をした。ところが、出かけた母のベッドの上に携帯が。母に確認しなかったのがいけなかった。私が先に帰宅し、やきもきしながら母の帰宅を待った。22時に母が帰ってきた。家業の関係者の@@さんと、食事をしてきたと赤い顔をして語った。ワインを飲んだのだという。無事ならば良しとしながらも、母の左手側の擦り傷を見つけてしまった。治療の注射後、休まずエレベーターに乗ったので、ふらついて壁で擦ったと説明した。肝が冷えた。
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熊本県の薬剤師会に災害支援活動の関係者紹介依頼をしていた件で、メールが返ってきた。支援活動は他県の薬剤師さんの活動ばかりと、ばっさりきってきた。じょうだんではない。地元は活躍していたのだ。薬剤師の宮城県の方にゲスト候補がいるのだが、本音としては、交通費の壁から、熊本に関わった関東の薬剤師の方を仲介して欲しかったのだ。熊本市社協に電話してきき、担当者アドレスにメールをした。
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今日のクローズアップ現代「例年の40倍 弁護士の懲戒請求何が?異例裁判で賠償命令」の録画を見た。1000人近いネットワーカーから日弁連の弁護士に懲戒請求がだされたという事件。ネット社会の扇動に乗った事件だった。物陰からつぶてを投げるような群衆を思い起こされた。どうしてこのような行動が蔓延するのか。アメリカ中間選挙結果に見るトランプ支持者の結束のように、感情で軽率に行動する時代風潮に、背筋が寒くなる。

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石巻をチエックしていて、被災地のコミュニティ再生を追ったドキュメント映画を発見した。

●「まだ見ぬまちへ」青池組公式ページ
http://aoikegumi.shinsaihatsu.com/project/index.html

夜間傾聴: なし
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11/6 次回の懇話会ゲスト説得開始/ビッグイシュー配布時の不快

2018-11-07 05:42:36 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/06 記
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ビッグイシューの未配達分を持って、巡回を済ませた。しかし選挙になると燃え上がるたというエネルギーが、わからない。その力を普段の社会活動に分けてくれるといいのだが。11/2の懇話会の報告の言葉にかぶせて、相手候補の悪口が飛ぶ。こういう偏狭粗雑な発想が大嫌いなので、長居をせずに次に向かった。雨、天気予報はずれの雨。

野暮ったいなと思いつつ、11/2懇話会時の配布資料を持って関係課の課長を奇襲。資料を渡して話をしてきた。ひとりだけ面会成功。あとは留守だった。次回は来年2月の頭、市議会が重なりそうだ。ゲスト候補は4人から交渉中。

1) 薬剤師さん 東日本大震災後のネット作り
2) 災害時障害者センター活動
3) 震災崩壊した入所施設職員の間借介護
4) 障害者の在宅医療ケアを支える医師
-----基準は茅ヶ崎の防災連絡会作りに役立ちそうな経験優先。

まず予算が厳しい。実は都内の防災担当の保健師さんと、被災地をフィールドにアンケート調査と研究をしている研究者の方が可能性がでてきているが、テーマの重要度の順では、説得が難しいが、上記の4人になった。

9日に慈恵医大の脳神経外科の検査(眼科症状)を受けるが、その前に入所施設の仲介者となる系列施設の千葉の職員さんと東京で会う。次の準備が始まる。

<9日取り置き依頼書籍>
●「沈黙の駿河湾 東海地震説40年」
ISBN: 9784783805540
●「訪問看護師ができる『災害時の支援』」
ISBN: 9784818020139

夜間傾聴: ひとり
(校正1回目済み)

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11/5 山田さんの語りから「平常性バイアスと他者の迷惑縛り」のこと

2018-11-06 06:01:52 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/05 記
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山田さんの語りの地域包括ケアの対象を災害時要支援者の高介護度高齢者・障がい者という平常時に困難を抱えている方々を念頭においているが、高齢者支援と障害者支援は、訪問看護や介護の場でつながってはいるものの、活動上では別個に展開され、つながりはない。災害という非常時につながる恒常的ではないネットワークが、傷病者や妊産婦、生活破綻者のような変化する方々を含んで、セイフティネット的地域包括ケアの恒常的なもの広域ネットの契機になれるかというと、あまりにも実態離れしていると言わざるを得ない。では災害時の地域ケアを支える連携は、どこに向かうのだろう。議論が足らない部分となっている。
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山田さんの語りは、石巻市渡波の発災時の家族と隣人の描写から、津波災害のリアルさに会参加者を引き込んで行ったのだが、いわゆる平常性バイアスのかかった津波予測判断や、異常事態への想像力欠如によるディスコミが、高齢者の被害を増大させた。身体の老いによる逃げ遅れを超えた。

避難所では、膀胱炎や断薬障害が広がる。水や食事の配給や起立介助に対しても、「ひとに迷惑をかけない」ことの生活価値観が、体調を悪化させ。風邪などの蔓延の元にもなっている。この「頑なな沈黙」が、医療専門職の判断を難しくしている反面、対応の不公平さが誇張されて問題化して、いがみ合い・いじめの元になっていく。

この人間関係の難しさが、治療や生活再建の遅れや事件・事故の原因につながってしまう。

おそろしいほどの危機情況と避難要請の伝わらなさがある。故に素人では無理だというのが、山田さんの判断。広域災害では、関連専門職の絶対数が足らない。つぶされてしまう。専門職の外周の助手がいる。若手育成である。

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風邪がやっと引いてきた。ある野菜の始末の煮込みうどんが好評。手抜き成功。母のリハ帰り、雨に濡れる。ちと心配。

夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)

p.s. 被災障害者の自助と共助を書き続けています。
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11/4 山田さんの語りから「医療・福祉の多職種連携の素地」を考える

2018-11-05 04:13:19 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/04 記
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風邪の熱が下がってきたものの、手首が痛み、鼻水が急に出て慌てさせられている。母は私の調子が悪くなると、食事をしなくなる。食べたいものをやや強制ぎみに言わせて、茅ヶ崎の大戸屋に行き、魚を食べさせた。帰宅後、ふたりとも1時間ほど伏せっていた。
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山田さんの語りが残したひとつの課題が、「医療・福祉の多職種・地域団体・NPO地域連携の必要性」ということがある。現状から、かけ離れた話ではあるが、その契機や検討の機会作りは大事な意味を持ってくる。

ただ山田さんと時間切れで語れなかったことは、山田さんは、地域の連絡調整会に支えられた訪問支援の直接形成で、災害にも対応していく。連絡会未成熟のときは、それぞれの団体が支援活動を行うイメージがある。私は連携を育成する防災という課題を軸にして、やれることを膨らませていくべきと考えていること。小さな契機作りの会だが、それが懇話会だと考えている。しかし、訪問医療は、家族の負担が大きく、小規模多機能型を考えているが、この辺の話も伺いたかった。

山田さんの語りの他の課題は追って考えていきたい。次回は「住民防災意識の落差のこと、隣人への迷惑論のこと」だ。
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橋本訪問支援の再開の打診をしていた。4ヶ月のブランクは大きい。まずは、ひとりから再開することになった。

夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)

p.s. 山田さんの発想は、専門職の人たちの発想だと感じる。家族の会とか、NPO等の準素人の課題育成の部分を考えるのは、私らNPOかなと思う。
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11/2&3 山田葉子氏の懇話会の語りより

2018-11-04 04:59:02 | 地震津波災害ボランティア
2018/11/02&03 記
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風邪を引いた。懇話会を終えた翌朝、発熱がわかり、風邪薬を飲んで昼まで寝ていた。溜まっていた家事と買い物を済ませ、電熱ストーブを抱えてPCに向かっている。ハンドレストを使うと逆に打ち間違いが増えることがわかったので、依然ミットのような左手をマッサージしつつ、書き込みをし、まずはメールの返信をしている。夜になって体温が7度5分まで下がった。

昨日の懇話会は、市行政関係課が、市民ふれあい祭り前日で余力なしとのことで参加しない状態だが、自立支援協関係者や民生委員さん、特別支援校、高齢者施設関係者等、地域災害時に重要な責務を負う方々が10名弱出席し、改めて震災を中心とした大災害被災の深刻さを語り合うことができた。

ゲストの山田葉子さん(キャンナス東北・他)は、石巻市渡波(わたのは)出身。東日本大震災被災状況の語りから、被災者の災害認識情況でもないを描いた。渡波から石巻そして熊本・倉敷・胆振そして全国へと共通の根のような、支援する方々が抱える困難の情況を、避難所を中心に描き出した。

被災者の被害状況は個々違っており、それゆえの隣人との総すくみの葛藤があったりとか、関わる際の微妙さ(例えば支援不平等感)が見えない部分を作り出していく、ストレスに満ちた様相などを語り、その上で突き抜ける保健的関わりの事例を説明した。医療専門職の関わる課題と他職種が担う課題との接点がシームレスにつながり、ゆえに協業しないと大幅に効率が下がってしまうという境界の経験則に沿って、他業種連携の地域連絡会を実務組織として育てる必要があること。この連携活動の中で、「要支援者(見えなくされた人々)」が浮かび上がること。その指摘の支援者として医療支援者がいることを語った。

しかし、ゲストの語りは避難所支援を基礎に、孤立・重症化した被災弱者に向けられたもので、在宅避難者支援活動には、実際上、発災後数日は身動きがとれないこと。救出と、疎開を含む救急医療活動から、受け取り看護に至るまでの起動のタイムラグがあり、時期的に課題が移っていく。従来からの障がい者・高介護度高齢者等の支援は、生活支援職の角度とは関わりが違って、避難環境のトリアージのような捌き(さばき)の眼差しを持って関わっていること。(基準は健康。)

そのうえで、福祉避難所の役割の難しさと、福祉避難室か在宅避難かの検討課題や、災害スキームの整理を多業種連携の議論に乗せて行く必要があると語った。

医療ケアの必要な重身の方の場合は、平常時から緊急対策を打ってはいるが、充電器耐久時間が全く足らず、薬品備蓄にも限界があって、行政による政策支援が不可欠。しかし、石巻の場合、この7年、陳情を出しても事態は全く変わらないという行政の怠慢がある。

と話が広がったところで、懇談に入った。私からは10/31の「ハートネットTV」の石巻駅前の「からころ(からだと心)ステーション」の被災単身者の孤立対策、食事会などのコミュニティ育成活動という番組映像からは、きれいに「障がい者・重症高齢者」が消え失せていること。実は医療・生活支援活動も、一般被災者の保健の陰に見えなくさせられている。注意しないといけないと提言。その一日前10/30「西日本豪雨災害時被災の親子の死」の「自立生活を送る知的障がいのある母親と娘」が避難所の場所が支援者の電話でも納得出来ず、結果浸水被害で溺死する無残な例から、災害がちょっとしたことでも、死に結びつく可能性があって、独自の共助体制を仲間内に作りだしておくことが必要と提案した。

これについては、発災後数日は身動きがとれない。どうしても自助的な部分が必要になると語った。

結局、被災者の共通の根っこのような被災の深刻さと共助から、重症障がいのことを語るにとどまった。この意味で、今回の懇話会の主要テーマは、なかなか主要な議題化はしなかったが、災害の実情を内側からみる実感や、多業種連携の必要性は特に災害弱者の個別サポート時に顕著に現れる。平常時からの連携育成の試みを積み上げていく必要があるという話となった。それをどう始めるかというのが、現在の悩みで、それに対する答えは出なかった。震災の実情という点で、深い認識が得られたものの、障がい者・高齢者の課題については、再度テーマ練り直しという状態で終わった。高密度の会だったが、検討議論を更に積み上げていく必要があった。

まずは山田さん、ご苦労様でした。ありがとうございました。

今後の懇話会の打診は、

薬剤師ネット
熊本障がい者支援
熊本特養から地域支援へ
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外出時被災の現場からJR
被災時フードバンクや宅配配食の現場から
災害研究者のアンケート調査から

などの方と交渉を始めている。重要な知見が得られたものから、ゲスト交渉を始める。


夜間傾聴:ひとり
(校正2回目済み)
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懇話会75点、一応成功です/バテてます、明日に

2018-11-03 03:52:40 | 地震津波災害ボランティア
すみません。
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