湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/31 ハートネットTV 「石巻・孤立する人たちを見捨てない」から

2018-11-01 05:17:43 | 地震津波災害ボランティア
2018/10/31 記
----------------------
NHK ETV のハートネットTVの録画を見た。

●ハートネットTV 東日本大震災から7年「石巻・孤立する人たちを見捨てない」(10/31 20:0020:30 ETV)

石巻駅前「からだとこころのステーション(通称 からころステーション」の活動紹介からはじまる。
http://karakorostation.jp/page/3

震災から7年余。4000人が被災した石巻の仮設住宅は、来年ですべて閉鎖される。被災後、単身生活を送る事情のある方は、孤立感を深めている。アルコール依存症に陥る方もいて、訪問支援は欠かせない。からころステーションのサポート活動は、長期化のために忘れられていく震災の記憶の中で、孤立という現在の課題に取り組んでいる。

番組は、特に地域の接点の薄くなる高齢男性への働きかけを追っている。阪神淡路大震災では、復興住宅に入居後自治活動で、被災者を取りまとめてきた。そのリーダーたちが高齢化し、再び孤立死がひろがっている話もあり、被災者支援は長期的視野の活動であるという自覚が必要になってきている。

11/2の懇話会ゲストの山田葉子さんには、被災単身者の話を取り上げて下さいと要望を出しているが、今回の番組の視座でもある「健常者>孤立化」という切り口では抜け落ちてしまう、精神障がい児者をはじめとした被災障がい者、高介護度の高齢者の方の地域サポート再建の話が全く見えてこない。視野の外なのだ。

この部分について、山田さんには情報収集をお願いしておいた。ハートネットTVの前作が浮かび上がらせた、健常者社会に二重化した福祉社会に閉じた生活の実態が、透明な壁を作っている。災害時の死者の8割が災害弱者という実情を打開していく道、復旧ではなく地域連携していく道を探れないか。

番組は浅過ぎた。母の見守りの都合がついたら石巻に行きたい、そう思った。

夜間傾聴: 臨時休業
(校正1回目済み)

p.s. 「ティーンズの『災害時御用聞き支援』」の活動時期の吟味を始めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする