湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/15 塾長はフィリピンに/上映会チラシ、藤沢巡回1回目 他

2013-11-16 05:30:57 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/15 記
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塾長がフィリピンへのカンパをとりあえずまとめて、出発した。被災地の出身者は塾関係者にはいなかった?いま。民間支援者は足止めされている、その最前線までいくとのこと。第三国の迂回便になるかなと言っていたが、長期戦になったとき、若手塾講師だけで教室は維持できないだろう。奥さんが残っているが、私の臨時出動が増えるかもしれない。

私は今回、茅ヶ崎養護・県福祉事務所・with・リハビリテーション専門学校・白浜養護・木曜クラブ・湘南工科大**氏・藤沢養護・藤沢市議会事務局・藤沢市民活動サポートセンターを巡回、茅ヶ崎サポセンで追加印刷するも相模大野校からの帰りなので、時間切れとなった。

話して感じたことは、災害ボランティアの地域活動が全く新規の活動を持って接触していないことだった。また、教職員の異動も激しく、自己紹介を一からしなければならないところが何箇所もあった。

被災地の障がい者の現状の情報が、全く入っていないため、問題の輪郭を浮き上がらせることに注意して、プレゼンを行った。驚いたのは、引き受け枚数の多さだった。教職員に配布してくれるところも。

とにかく邪魔な雨。夕方まで降っていた。

ボラ塾資料作成中。

父の特養から電話が入る、目やに・耳だれの検査結果、陰性 よかった…


夜間傾聴>なし

(校正2回目済み)

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11/14 上映会チラシを持って1回目の平塚巡回を済ませました/QRコード考 他

2013-11-15 06:04:07 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/14 記
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沼津に転居した**君とPSW氏が、久々に平塚に戻ってきた。元気な顔を見せてくれたが、大変だったようだ。PSW氏、白髪が出てきた。平塚の駅ビルで軽食を取りつつ、年末年始の話をした。寒川神社の初詣の後、食事を取れる場所を聞かれたが、吉野家・なか卯常連としては、とんと疎い情報ゆえ、調べないとわからないと答えた。情けない。まあ、客として参加させてくれと頼んだ。

12/11 18:30~ 茅ヶ崎市役所コミュニティホール5F会議室で、「被災した障がい者の困難を考える上映会」を開く。「生命のことづけ」他2本。就労支援の件の調査をあわせて進和学園系列のところをまわった。チラシを置かせてもらえたが、その他の件は担当者不在を理由に、話した件は実になる話にはならなかった。

上映会のチラシを持って、平塚盲学校・ろう学校・湘南養護・平塚サポセン・育成会を駆け足で巡回した。久々の巡回で、知人が結構異動しており、元から話のルートの作り直し状態だった。3.11以降の軸足が災害ボラに移ったことが原因。

茅ヶ崎に戻り、育成会の企画の申し込みを済ませた。また南三陸町の佐藤仁町長が11/19に茅ヶ崎に来る。のぞきに行くためFAX。

鶴嶺高のボラ塾は、4年前、企画によって偏りが大きいとのことで、人員均等割りに方針を変え昨年までやってきた。それを戻したのはなぜだろうと思いつつ、来年度からは、生徒さんに事前のプレゼンをやらせてもらえないかと考えた。ともあれ、4人の希望をまず押さえ、全力を尽くす。

高座渋谷のミニFM局が生き残っていた。ひたすら洋楽を流し続けている電子機器開発オタク氏である。さすがに茅ヶ崎からでは聞こえないが、467号線の一角で、聴く事ができる。某プロ用無線機メーカーの方で、ミニFM局としては老舗に入る。鶴嶺高の企画には間に合わないが、再会できることになった。防災用に私の購入する機のメインテナンスを頼めないかと考えている。20年ぶりである。

高校生に読ませるわけではないが、避難所・仮設のコミュニケーションツールの運用マニュアル作りを考えている。コミュニティFMとの連携も重要なので、上映会が終わったら、湘南ナパサを始めに、地元局を訪問する。

QRコード医療情報カードの協働事業提案は、まだ応答が無い。今、安定した読み書き環境の事例を積み上げている。いずれ携帯磁気カードリーダーの価格が下がり、医療関係者は磁気カードを欲しがるだろう。しかし、民生機のスマホ携帯に磁気読み取り機能がつく見通しは無い。被災時の非常持ち出しに医療関係者が磁気カードリーダーを組み込んだとしても、被災時は医療チーム本体が活動することだけをイメージするのではなく、個人開業医や看護師が、医療施設環境外で救急対応をとることもあるので、野戦流の柔軟さを考えると、携帯をリーダーとする点を捨てがたい。QRコードという古い技術の出汁をとことん絞る方が、現場から入院・避難所生活突入時の場面では、実用性が高い。

過渡的メディアとするか否かの考えをめぐらせているとき、医師から出された処方箋に3cm×3cm のQRカードが入っていることに気がついた。携帯で読み取ると、みごとカンマ区切り情報が入っていた。つまり、医療現場にかなりのQRコードがもともと利用されているのだ。企業営業セクタにとっては、既存の技術なのだということだ。

夜間傾聴>なし

(校正2回目済み)


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11/13 上映会チラシ配布開始/マイクロFM備蓄計画 他

2013-11-14 05:43:23 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/13 記
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相模大野から、かしわ台に出るのは案外厄介だ。時間厳守の自閉君に2分遅れと叱られて、彼の家に着く。とにかく何も無い殺風景な駅だ。今回は訪問指導ではなく、長欠者訪問だ。つい先日、高検が終わったところだが、彼は欠席して試験を受けなかった。心の問題ではなく盲腸を手術し、私たちに注意を受けると身構えていた。険悪なムードも、私たち(私の担当にあらず)が怒らないとわかると、急変していつもの忙しい彼に戻った。今後のことは、教室に出てきてから話そうということにして、今回は急ぎ直帰。

海老名まわりで茅ヶ崎へ。実は香川で降りる予定が、爆睡で気がついたら茅ヶ崎だったという次第。市役所と生活就労支援センター2箇所とカフェ2箇所をまわり、香川に戻って、時間外だが下宿屋さんと話す。今回の巡回で300枚のチラシがなくなった。北茅ヶ崎からサポセンへ。増刷300枚。

前回、ポスターを配布していた関係で、今回の巡回は非常に吸い込みがいい。飛田のろくでもない提案が、今回は受け取っても大丈夫だという感じ。決して見に行こうというのではない。甘い評価は怪我をしそうな雰囲気。

明日は平塚に用事があるので平塚巡回。どうか話、通ってほしい。

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母が夕刻に東京から戻ってきた。検査結果が出て良好、なんともないとのこと。喜んで帰ってきた。「あほか」とたしなめる。つい最近も風邪薬PLを飲んで、めまいで大騒動したばかりではないか。その結果は、原因がわからないという医療側の告白なのであって、自分が健康だということではないよという。楽天的を悪いとは言わない。現実を見失うなということだ。機嫌を害して、母は外食を取り止め、母と弁当を買って家に戻った。

日大の**君に同大のマイクロFMのサークルの通信ログやエピソードを調査してほしいと頼んであった。母の出かけた病院の外来で、母を訪ね、母には中継ぎを頼んでおいた。**君、「貧相」だからすぐに母がわかったらしい。

A4サイズの書類は、かさばって捨てたくなったという母。無事私のところに届いたが、中身が違っていた。パンフレットを頼んでおいたのに、町おこし企画時の打ち合わせログだった。これはこれで参考になるが、高校生世代の引きこもりの女の子のMCの活動の様子は浮かんでこなかった。結局、追って郵送してもらうことになった。

年内は無理だが、来年、FMトランスミッターの安定した本式機の準備を始める。数台被災時に提供できる体制をとる。コミュニティFM局と連絡を取っておいたほうが無難だ。正規のアンテナをつけると違反になってしまうので、いたずらしたくなる平常時は貸し出さない。平常時は市販FMトランスミッタを使って、施設エリアをカバーできれば良しとする。トランスポンダも準備。数年の備蓄計画となる。

就労継続支援A型の事業所を歩きはじめる。明日は平塚方面に用があるので、いけたら1箇所。少々遠い。

夜間傾聴>ひとり

(校正2回目済み)


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11/12 ボランティア塾希望者4名だとか

2013-11-13 06:31:10 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/12 記
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県立鶴嶺高校のボランティア塾の課題別応募生徒数が出た。対象は高1だが、過去最低の4名。驚いたが納得もした。本来ボランティアに関心を持っていなかった子たちにボランティアを伝えていく場であり、そのなかで災害ボランティアは彼らのリアリティにはまっていないのは、明らかだったからだ。

「高校生に分担してほしいこと」といわれたときの息苦しさは当然ある。しかし東日本大震災の被災地と支援者団体の集会で見たものは、高校生世代の分極という状態だった。避難所のなかで、がんばっている若者に問いかけたら高校生だったということは頻繁にあった。その一方で避難所の夕闇にたむろしている高校生もいた。しかし、小学生~高校生を街中でみかけることが少なかったのだった。

それは家族を喪失している子と、家族の生命が無事だった子とも様相はことなるだろうが、授業を休講にするが、極力子どもを。安全管理のため学校に集めていた学校の方針が大きい。しかし高校生はその縛りが比較的緩やかだったが、彼らの姿は消えていた。避難しないで済んだ家の子は家にこもっていたのだろう。

一方,非被災地の支援者の集会に高校生が登場することは少ない。高校生に災害ボランティアの文化は根付いていない。だから自主判断と責任を負うことを語りかけられても、伝わらなかったのもしかたがないことだ。大人とて、災害ボランティアを被災地産商品購入とガレキ撤去、安全避難訓練と被災地激励企画以外のモデルをイメージできるだろうか。

東日本大震災の教訓は、地元青少年の力の正当な評価と再建復興活動への組み込みの必要があるということがある。これはいわば、組織者の都合だ。実際、地方紙などで散見するのは、学校文化と結びついた企画参加だ。コーラスや演劇・スポーツ交流という学校と大人の仕切りの中の高校生企画であり、地域状況に根ざした大人の活動の周辺参加者としての参加は弱い。

その意味で、応募者の4名は大事にしたい。出来たらFM・ミニコミおたくであって欲しい。内容にこだわりある部分は「親の時間解放」「避難所運営(大人社会)への周辺参加」「マイクロFMの運営(独自活動)」に振り向ける。「地域状況に根ざした大人の活動への周辺参加」の手引きだ。そのために学生服を脱がなくてはならないハードルがある。私の提案しているものは、休校中、居住地域に自主参加をする方法のガイダンスだ。

非被災地では、カンパ活動を超えた被災者家族との私的交流だ。それには、近道は地域市民活動やボラセン参加団体との接触だ。このとき大きな問題は、高校生がぶらりと一人で支援団体に行っても、相手にしてもらえないという支援者側の問題がある。すべて「高校生世代はモラトリアム期間」という社会的な枠決めが、彼らを圏外におく元凶になっている。高校生が地域活動を始めていくには、災害ボランティアの信用できそうな若手参加者の助手になることだ。

こういう「ひとりの個人の自主判断」と同時に「大人支援者への受け入れ協力」が必要なわけで、それには高校生世代の彼は特技を持ち込んだ方がいい。それが「キャッチボール」であったり「マイクロFM」なのだ。

「マイクロFM」は避難所インフォメーションと施設集団交流の中で、ミニコミ紙ではできない「即時議論」と「企画提案産出の過程明示」を特性としている。その得失に気づくところからシュミレーションを行なっていく。

だから今回の授業は、「地域参加方法のガイド」と「マイクロFMと取材活動」の話となる。単に彼らの常識的要望の範疇外だちうことだけでなく、仲介者を含め大人の方もイメージ外のことだった…その結果なのである。

災害ボランティア=安全避難とカンパ・激励活動・ガレキ撤去

という偏り是正を意識した活動、避難後の命と生活の安全管理を課題とした活動を4名の個性に合わせて、紹介していく。(正直なことをいえば、参加団体のプレゼンをしてほしかった。)

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12/11の「被災障がい者の現状」上映会の配布チラシを作った。明日から配布が始まる。とにかく応答が無い。身体障がい系の団体は、関係者に会ってチラシをお願いする。しかし、ボランティア塾のボディブローはじわり効いている。今、支えなくてはならないこと、それをはずしてはいない。来て欲しい、ひたすらそれを願っている。ときどき体験してきた企画の完全空転、覚悟はしておかねばと思う。背に刃。

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明日はハローワーク藤沢担当者と話す。就労支援は日々状況が変化していく。今回はセット中止。

夜間傾聴>なし


(校正2回目済み)

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11/11 久しぶりに湘南の就労支援関係の巡回を始めて/他

2013-11-12 06:59:08 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/12 記
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飛び込みで眼科診療をうける。案の定、視野検査だけ。主治医の予約は1月になってしまう。打つ手が無いという状態。尼リールという点眼薬が処方されたが、それは普段眼圧抑制剤として処方されているもので、まだ数か月分家に残っている。

処方箋薬局に行くとまたジェネリック薬品を勧められた。前回から使っているが、3ヶ月で100円程度安くなるという。それで前回受け入れたのだが、点眼キャップをはずすと、奇妙な二重キャップがついており、始めは一滴が非常に少ないものだったが、容器に空気が入ってくるとすぐに一滴が従来の点眼薬よりも多く出てくることがわかった。つまりジェネリックと勧められるが、早く無くなるのだ。昔、味の素の容器の穴を大きくして使用量を増やし、巨額の益を生み出したという話を思い出した。処方箋薬局がこれほどに熱心にジェネリックを勧めるのを体験したことがないので、事情を薬剤師に告げ、もとのアマリールに戻させた。薬剤師は、だんまりを決めこんだ。

もやもやをぶつけたにしては不燃焼。ともあれ、急ぎ藤沢に戻り、藤沢の障害福祉課とハローワークで用事を済ませてきた。暗雲立ち込め突然の通り雨。急に冷えてきた。

ハローワーク藤沢に出かけるのは久しぶりだった。知り合いが定年退職していたり、嘱託として異動していたりで、顔はわかるが深く話したことが無い職員ばかりとなっていた。東日本大震災に関わってまもなく3年になる。ハローワーク藤沢には2年ぶりだった。

上映会まであと1ヶ月。チラシ増刷して配布を始めるが、身体障がい関係の関係団体まわりを強めていく。

明日は湘南子どもネットワークの講演会だが、軋轢を避ける。チ仲介者の方に迷惑をかけるわけにはいかない。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

 

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11/09&10 被災地からゲストを招待する価値とは(再構成の営み)/他

2013-11-11 04:53:02 | 地震津波災害ボランティア

また、合併記事になってしまいました。すみません。

2013/11/09&10 記
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眼の調子が悪い。左目に変化がないので救われているが、右目の見えている最後の部分に霞がかかってきた。右目で文字が読めないのだ。この件はすでに主治医との話の中で、現在処方されている薬は、網膜色素変性症の進行を遅らせる薬であり、完治させる方法は確立されていないこと、iPS細胞の再生治療に期待する段階で、進行を完全に押さえきることは出来ないとのことを聞いていた。

それは突然やってきた。朝起きたとき、寝ぼけているのかと思ったが、霞はとれなかった。兆候はあった。先日、寿町のLプラザに行ったとき、コートを裏返しに羽織って、気がつかなかったのだ。様子がおかしいと思ったが、前兆だったとわかった。

焦っても仕方がないことだが、左目がこれ以上進行したら身動きがとれなくなるという恐れが迫ってくる。月曜日、病院に行くが、飛込みでは担当医の診察は受けられないだろう。検査だけで帰されることは目に見えている。左目が見えているうちに、やるべきことをやっておく、これ以外ないだろう。

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現在進行形ではあるが、東日本大震災の経験をとらえておくために、被災経験者を招待して体験談を聴くという試みを懇話会で企画しているが、この「体験をきく」ということは大変難しいことだ。当人が語りたいと思うことと、私が掴み取りたいと願うことが相当ずれていることだ。

例として関連書籍の体験記を考えてみよう。(ここには知と熟練の意味も関係してくる。)

私は出来る限りの現地訪問と対話を心がけているが、現地滞在型支援と比べれば足元にも及ばない。しかし情報を得、そこに響き合えるものを洗い出していく試みを無駄とも思わない。現地の方を忘れず接点を求めていくこと、この試みが「私たちもいつか通る道」としてつかみ取れたとき、私はこの災害がよそ事ではないと思うときなのだと感じている。しかしその営みは逆に現地の方には通じない部分がある。

私は関連ルポの書籍の著述の隙間を読み取ろうとし、情報の渦のなかに溺れそうになる。被災後2年半余を経るようになると、関連ルポは沢山出てくる。論文形式のものも同様だ。私は要援護者の情報を求めている。しかし、出会うルポの大半は、被災当日の自分の身の回りの出来事と、震災津波の恐ろしさの著述に始まり、出来事の著述のまま終わっていくものなのだ。その出来事の中に要援護者の語りを見出すことは難しい。予測をつけて書籍を入手して探るが、曲で言えば前奏曲を聴いて終わってしまうものばかりで、その書は語る相手を漠然とした読者としかみていない。現状を打開するため手を結びたい者へのメッセージにはなっていないのだ。無理を言っているのかもしれない。しかし、本当に知りたい情報にはなかなか出会えないのだ。誤解しないでもらいたいのは、被災体験として語られていることを軽んじるつもりはない。しかし内容に偏りがあって、肝心なところが抜け落ちているのだ。

私は普段から、知の営みとは「再構成の営み」なのだと思っている。描かれている出来事や心情の語りの隙間に背景の意味合いや、鳥瞰した出来事、語り手の表情や体温を嗅ぎ取っている。著述の中から、再構成と架け橋作りを行なっている。脱線するが熟練とは、情報の渦の中から、すばやく目的に適う文脈に出会う能力のことなのだと思う。

懇話会で、被災地から被災「認知症者と家族」、実態調査と情報公開と訪問支援を勧めている支援団体、被災地の訪問医療を勧めている医療関係者を岩手・宮城の被災地から招待している。それは新聞などではなかなか知ることが出来ない、直面した事態と打開の営みを知りたいと考えてのことだ。そのまま語りをお願いすると、いかに震災津波が恐ろしいものであり、心の平常性バイアスの油断を突いて被害が広がっていくものかという警告に終始してしまう。懇話会参加者を「ケア関係者」としたのも、その辺の事情があるのだが、「支援と防災」という目的に沿って、原石を磨き光を見出していくようなルポライターの知のような意識を持った仕掛人がいる。しかしそれは、一枚岩の代表のような対話促進者ではなく、受け入れ側も様々で代表足りえない三角関係(ゲスト・参加者・対話促進者)にあるものだ。ここを意識しなければ、被災地から招待する方は徒労となること、参加者の対面儀式に終わることだろう。

常にアクチュアルに語りを提供できる体制を整えたい。連続している群発地震(明け方、茨城県を震源とする地震等)は、東日本大震災以降は平穏であるという思い込みを覆すものだった。対策への企画デザインを描き提案していく世話人会を作りたい。そう思うのだ。

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月曜日、私は朝、病院に行き、帰りにハローワークに行く。おそらくそこで17時をすぎてしまうだろうが、可能なら辻堂団地をまわる。就労継続支援A型の事業所の巡回を始める。また、マイクロFMの機材メインテナンスの交換機材を探す。

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マイクロFMの担う機能を考え直している。大きなところでは、身近に起きている問題の論議と避難所運営会議への提案という「対立の緩衝と議論参加者の拡張・提案結束・活動の芽作り」や、「頻繁な実務連絡」があるが、「被災青少年の活動集団作り」「運動の立ち上げ」の機能もあり、「コミュニティFMとの連携」もある。

鍵は「取材」にあるのだが、避難所には苛立つ入所者のシビアな対立の煽りにつながりかねない危うい面もあって、大人の同行も必要になる。小学生と違い、取材責任が生じてくる。それを踏まえても実行する価値がある。

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11/22鶴嶺高校のボランティア塾に使うFMラジオが足らない。どなたか、貸してくださらないだろうか。

夜間傾聴:なし


(校正1回目済み)

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11/10 夜間傾聴を終えたところです。体調が悪いのであとで書き込みます。

2013-11-10 05:13:04 | 地震津波災害ボランティア

すみません。

 

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11/8 英国のソーシャルファームその後/他

2013-11-09 04:42:20 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/08 記
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医者の定期検査のあと、東京早稲田の戸山サンライズを会場に行なわれた「英国ソーシャル・ファームの実地調査報告会」に参加してきた。「ソーシャル・ファーム」とは、社会的困難を背負うために就労困難な方が、健常者との協働により、社会復帰とソーシャルインクルージョンを図る労働の形のことだ。「社会的企業」と訳されるが、類似の活動の「ソーシャル・エンタープライズ」とは「経営参加権の有無」をめぐって峻別される。公共的労働を中心とした職域開拓を含む就労困難者への就労アプローチという点では双方似ているが、障がい者に職を与えるのか、健常者との協働と協業を通じた社会参加という視点、「経営参加」ということが明確なのが「ソーシャル・ファーム」なのだ。

あの3.11の3日前、茅ヶ崎の「ソーシャル・ファーム」の議論の芽作りとして、済生会理事長・元厚生事務次官の炭谷茂氏の講演会を市役所A会議室で行なったが、東日本大震災発生を境に、話が中断していた。

今回の話は、夏場にイギリスに「ソーシャル・ファーム」その後の調査に行った一行の報告だった。全般な状況から言えば、英国の場合は「ソーシャル・ファーム」は、行政外注地域受け皿のような「ビジネス」感覚の「ソーシャル・エンタープライズ」に飲み込まれつつあるというものであり、EUの状態とは異なる状況が進行していた。

私は既存企業に就労支援者を配分していく活動に留まらない、自主運営・自主企画を伴う協働の原型を探っていた。「ソーシャル・ビジネス」という公益事業を行なう企業がある。社会活動にビジネス手法を導入しと詠うが、就労困難者を雇う企業という、就労困難者の生活自立活動とは似て非なるものを私は善しとしない。私のそれと同様な発言が報告者から相次いだ。アメリカの影響を受けているなと感じていた。

ソーシャルファームのシンボル的なレンブロイ工場の閉鎖という状況の転換は、英国の社会福祉政策の転換があるという。以前、北海道浦河町の「べてるの家」が紹介されたこともあったが、それが日本の社会に波及していかない原因がどこにあるのかということも含んで、今後の研究課題となる。

詳細は後日DINFのHPに載るが、東日本大震災は被災地という協働の実験場を提供することになった。外から企画を持ち込むのではなく、被災地の勤労者のバイタルをしっかりつかみ、そこから立ち上げる自立活動を支援するという「非現実的な」方法に敢えてこだわって芽を探している。

3年弱ぶりの講演は懐かしかった。

QRカードの提言のなかに障がい者の特権職域に入力・窓口業務を織り込んだが、練りが足らなかった。

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不思議なことに、腹回りがそのままに、体重が2kg減った。餓鬼体型である。糖尿病の定期検査は、前回との期間の生活の質の評価である。原因は明らかだった。胃切除した母の体力維持の食生活経営と、カロリーコントロールが必要な糖尿病者が同じ釜の飯を食べるからだ。調理の最後の処理でカロリーを操作できるメニューを探っているが、母が拒否した料理をそのまま捨てられずに、食べてしまっている。作る前に意思表示をと思うのだが、一口食べてみないと、判断がつかないというのが実際のところだ。

訪問指導も相模大野校の分が0になったこともあって、長時間歩くことも減っている。しかし、そのことがとんでもない利点につながっている。夕方・早朝のみならず太陽の高度が低い位置からの日射が減った分、左目の網膜色素変性症の進行が遅くなった。右目は視野中央から飛び石のように、深い煙状の霞が広がり、他の場所も曇りガラスを通したような視野が広がってきた。夜間、路線バスから降りるときに、歩道を止まらずに突っ切る自転車が突然現れて衝突したり、空間の間合いがとれず、急須の茶を茶碗の外側にこぼしてしまったり、頻繁に置き忘れをしたりという片目の障害がひどくなってきた。書見台を使い、左周辺部の見える部分で書やPC画面を読んでいる。勿論、夜間自転車に乗ることができない。被災地に行っても、足がない。ひたすら歩きとおさねばならない。そういう意味で、活動のタイムリミットが近づいてきているという、じんわりとした実感に焦りがある。

明日は処方箋の薬を薬局で代えた後、サポセンに寄り、自宅作業となる。拡大鏡を買うべきなのか。

夜間傾聴:**子の和尚さん


(校正2回目済み)

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11/7 マイクロFM機材メインテナンス済み 他

2013-11-08 05:53:47 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/07 記
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橋本の対面指導の前に、軽く散髪した。禿げ頭だから、軽く整理しただけ。相原高校の校庭の地下をリニア新幹線が通るとのことだが、原発2基分の電力を使って走らせる発想が高度経済成長期の発想のままだし、「便利」に流される発想は東日本大震災を経ているというのに、性懲りも無いなと、そんな話をしていたら、彼は元開発系会社勤務だった。仕事で挫折。高認間際だが、彼の場合は大学進学一本。塾長が教えていた青年は疲れる。癖の強い青年が多いのだ。

朝、茅ヶ崎養護から電話が入り、映画会参加申し込みあり。海老名から問い合わせがあった。少しずつだが、受け止めてもらえるのは嬉しい。急に動き出した感じだ。

今月、11/22に茅ヶ崎市の防災研修で救急看護の黒田裕子氏の講演WSがある。映画会CMさせてもらえないだろうか。

明日は糖尿病の定期検査、午後から「ソーシャル・ファーム(障がい者の社会的企業)」の国際セミナー。定員の半分弱の50数人しか申し込みがないとか。東日本大震災被災地におけるソーシャルファーム企画が試みられている。その情報が流れてこないかと気になっている。

ハローワーク藤沢に電話した。来週初め、話し合うことに。

マイクロFM機材のメインテナンスを終わらせた。外部マイクと接続ケーブル補充が必要。

マイクロFMの機材は、何通りかの組み合わせがある。県立鶴嶺高校のボランティア塾の中では、その授業の後半部20分弱の中で紹介するので、本格的なものを避けて、急場のシステムを提案することにした。前提条件は次の通り。


1)学校の体育館的な広がり程度をカバーする。
2)取材活動に便利であること。
3)電池駆動可・平凡な(単1~4)を利用。
4)FMラジオ付であること(トランスポンダに利用)
5)スピーカー出力数Wの出力があること
  (FMトランスミッタのドライブはスマホでは役不足)
6)FMトランスミッターの出力周波数可変であること。

*********************************************************

<一番シンプルな組み合わせ>

 *「昔の企画のワイヤレスマイク」これだけ。
   ・放送は、商業放送が重ならない、両端にセットするといい。)
 →

 *「マイク付ラジカセ」+「FMトランスミッタ」
 *「外部マイク」「4ch ミキサー」と
  「FMトランスミッター」
 
家からの緊急持ち出しの中の機材で放送するため、小型で持ち歩きできるラジカセを使う。固定局作りは、マイクロFM局を開く前提でセットを準備する。

(続く)

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9時半から検査、今日はここまで。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)


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11/06 マイクロFM機材のメインテナンスをしつつ

2013-11-07 06:14:30 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/06 記
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相模大野校からの帰り、ジュンク堂藤沢店を物色してきた。ハローワークは業務時間がまもなく終わる時間なので、日を改めることに。「ラジオがつないだ命―FM石巻と東日本大震災」と、「大震災とメディア―東日本大震災の教訓」を探していた。残念ながら書架には無かった。通販で買うことにした。これから、著者と会おうとも考えている。コミュニティFMよりもマイクロFMに関心があるので、直接の関心が交差することはないだろうが、現場のニーズに共通の問題意識があるように思えるのだ。

私の関心は、避難所・仮設住宅の小さなエリアで、コミュニケーションをとっていくが、取材活動を通じて若者たちが、仮設コミュニティに居場所を確保していく、その対話の契機をそこに織り込んでいることだ。大学生になると、自主判断としてボランティア活動に参加しやすいが、中高生の場合は学校という縛りが彼らを中途半端な存在としている。むしろ自主判断のしんどさから、親と学校のつくる道に流されて、滞留のよどみの谷間に友達と顔をつき合わせて生息していくことを選ぶ子もいる。休校という非常時の、シャッフルされた珍しい時空に、彼らの社会参加への契機を持たせたいと考えた。

昔、私は塾生とミニFMをやっていたことがある。それと不登校・引きこもり青年のミニFM作りに関わっていた。この活動では、音楽系のFMではなく、語りのFMを意識していた。ところが大きなふたつの壁にぶつかった。あれほどまでに、機器をそろえることに熱心な子たちが、いざマイクの前で語る段階で、なにを話していいかわからなくなるとか、互いの内輪の隠語遊びがちょろちょろと語られて、すぐに飽きてしまったのだった。話すことがない、何を話していいかわからないという聴取者不在のイメージの壁だった。私は「取材しろ」と「マイクを持って街中へ」と彼らに言っていたが、ひとにマイクを向けずに、街散歩の生放送をはじめ、誰とも語らずに帰ってきてしまったのだった。塾生の方は、自分の趣味をひたすら語る放送に終始した。いま・ここで放送をするリアリティをなかなかつかめなかったというのが、実情だった。

被災状況下、彼らは大学生の金魚のうんこのように、それでも熱意をもって、ボランティア活動の周辺的存在として、走り回っていた。ボランティアに参加しなかった子たちは、津波に流されて何もなくなった戸外にでて、ひとめにつかないように数人ずつ雑談してすごしているのだった。学校とモラトリアム文化のなせる後遺症のような産物になっていたのだった。実は彼らが社会的認知をうける仕事は目の前に沢山あった。取材にしても、話はあふれ出すほどに出てくる。むしろその扱いの安全と調整に経験者が入らないと手に余る事態がいくらでもでてくる。日常とは異なるこの状況に注目した。

実際、避難所に配布されるミニコミよりも頻繁に、個別の要請がかかる。放送へとアレンジしていく力量が問われていた。

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当時の機器をひっぱりだして、整理していた。コネクタがさび付いていたり、シールド線が断線していたりし、その修理を行なった。久しぶりに半田ごてを握った。

夜間傾聴:ひとり


(校正2回目済み)


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11/5 横浜寿町の障害者就労相談センターに行き/マイクロFMと高校生

2013-11-06 04:58:09 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/5 記
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父の老健に冬場の着替えを届け、その足で横浜・石川町の「障害者就労相談センター」に向かう。知的・精神・発達の障がいのバウンダリーゾーンにいる方の就労で、障害認定年齢が高かったり、生活・就労に支障がありながら、手帳発行に至らなかったりしている方は、旧養護学校新卒者のような組織的な就労機会と結びつく場にいない分、個人が苦労する。

担当者の○○さんとの話は、申し訳ないが、昨夜からの眠気をこらえて話を進めていたのだが、先方が求人情報を更新していないので、具体的な職場開拓の話にはならなかった。あらかじめ、先方に依頼する要望をまとめておいたので、要望をともあれ受け止めてもらった。事実上の仕切り直しだった。

帰りにビッグイシュー販売員さんと会って、同誌を買い求めた。ついでにと、販売員さんとラーメンを食べてきた。ラーメンは、多少塩が強かったが旨かった。ただ販売員さんと行った事が気にいらなかったらしく、強烈な拒絶の視線を向ける店員たちが気になった。味や、ぞんざいなサービスが出たら、抗議の言葉を発するつもりでいたが、先方もマニュアル通りの対応をしたので、そのまま食事を済ませて代金を支払った。高級志向や、ホームレスへの偏見があるところは、差別がまかり通る。

県サポに寄ってから、帰路途中辻堂セブンイレブンで資料を印刷。(茅ヶ崎駅前にセブンイレブンがないのが、なんとも不便だ。)USBメモリ内画像を直接印刷する機能が他のコンビニのコピー機にはついていない。他のコンビニでは、メモリーからの印刷はスナップ写真印刷機能で、文書印刷は使えないのだ。

ともあれ約束の茅ヶ崎サポセンには定時に着いた。授業の概括を確認。マイクロFMの機能と留意点を作動させながら、機能確認。次回、4chミキサーとマイク、音源、FMラジオでシュミレーションを1回踏むことになった。

急いで駅ビルで、キンキの生干しを買って帰宅した。手抜きである。食事後1時間仮眠。

エンゲストロームの活動理論関連書籍を県から借りた。活動理論では対話の相互喚起が力量を試される。

NHKの録画を見る。現場感覚、タイムリーな企画がすばらしい。1月17日18時に、ケア関係者の懇話会に被災した認知症者を抱える家族を呼ぶが、その現状認識にぴったり。是非再放送を録画されたし。(下記)

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ハートネットTV「シリーズ 被災地の福祉はいま」
●11/12(火) 13:05~34 第2回 行き詰る仮設住宅の暮らし
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プライマリケア連合学会のPCATに、東北の「訪問医療の推進」の視点からの懇談の件、依頼交渉再開。

12月の映画会(被災障害者の避難生活の困難の現状)CM、応答がない。連休が入ると応答は余計いけない。ともあれ、急ぎは、話題となった藤沢・大船あたりの求人を発掘していく。映画会、身体障がい関連説得巡回再開する。協力者が欲しい。


夜間傾聴:**子の父親(お礼)

(校正2回目済み)

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11/04 **子、その後(睡眠不足なり)

2013-11-05 05:45:36 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/04 記
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am8:00 **子の兄夫婦の奥さんからメールが入った。私の固定電話に何回も電話しているが出ない。連絡したいという内容だった。就寝後1時間半である。頭が痺れている。

モジュラージャックをつないで、先方に電話した。**子を朝、病院に迎えに行き、状態が落ち着いたことの報告。それはまだしも、**子の両親の無関心さへの長い謝罪は堪忍して欲しかった。私は抗議できる筋合いではない。状況を受け入れて協力するだけである。正直言えば、この電話は一時も早く切り上げたかった。睡眠時間が残っていないのだ。母は今日13時からリハのデイトレがある。私も15時からJR相模原の塾で、面談と打ち合わせがあったから、昼食を作らねばならなかった。

母のリハはマイクロバスの送迎がある。当日参加不参加の確認電話が昼の最中に入る。母は参加の応答をしたが、マイクロバス到着のドア音がする中、玄関先で座り込んでしまった。「めまい」が出たのだ。送迎の運転手さんに、体調が悪くて参加できなくなったと断った。

母は風邪気味で、出発前、古典的な風邪薬のPLを飲んでいた。今朝の騒動で、眠りが浅かったことも悪条件だった。背丈が違うと首に手をかけさせるのが厄介で、何とかベッドまで運び、携帯と固定電話の子機と水を枕元に置いた。

茅ヶ崎市立図書館で書籍を窓口に返し、駅に戻って相模線へ。南橋本から同僚の車に来てもらって、寝不足の顔で相談室に入った。ひとの車を頼むなど、偉そうだ。

面談は**子の話と眠気で話が入り混じりそうになり、延長せずに切り上げた。その後の打ち合わせは、方向感覚に問題を抱える++君の保護されるまでの経過報告。私は舟を漕ぐ一歩手前。

どんよりした意識は、相模線の居眠りでなんとか回復させたが、**子自身からお礼の電話。とにかく帰宅して、1時間仮眠をとった。1時間後ビッグイシューの販売員さんから、明日5日、同誌を買い求めるのかを再確認する電話が入って起こされた。

寿Lプラザからの帰り、販売員さんと合流する。17時からは鶴嶺高校ボランティア塾の打ち合わせ。母は復活していたので、PLが原因と思われる。

鶴嶺高校の特別授業では、FMラジオを使う。台数が足らず、貸してもらえまいか。高校生に持参協力をと思ったが、教員の管理負担が大きいということで、TVディスプレーなどの機材一切協力なしと言っている現状では、管理責任や普通授業中の影響などの理由で無理だろう。

秋葉原ルートで、昔、私が使っていたミニFM送信機同等品が14万円で商品があるのを確認した。冗談ではない。20年前、当時1万円でしなかったのだ。部品集めて自作する。秋葉原の古いジャンク屋と呼ばれていた店舗を回ることにした。これは、鶴嶺高校用ではなくて、災害勃発時、避難所に登場させる。

岩手県住田町の仮設住宅の新聞が発行される。

●「ボランティア団体・邑サポート「ひなも新聞」 仮設団地の今伝える」(東海新報…自己検索のこと


夜間傾聴:ひ とり


(校正3回目済み)

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11/3 案の定…**子の発作に

2013-11-04 06:01:02 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/03 記
--------------
県立鶴嶺高校ボランティア塾授業用の画像資料を作っていた。

am2:30すぎ、専用携帯が鳴り、**子の泣き声が聞こえてきた。それから1時間半、彼女の傾聴を行なっていた。トラブルが作業所と家庭の両方で起き、震えが止まらないというのだ。両親は連休中温泉へ。挟んでいるはずの両親の行動の落差が気になる。約束どおり近所の和尚さんに連絡、救急車を呼ぶから、サポートしてくれと頼んだ。周期は、ずれているが身体のリズムがやはり影響していた。

私から119に連絡したが、本来は和尚さんから連絡した方が、事情説明が通じ易かったのだが。事情を説明、病院を指定して彼女が通っている**病院(救急対応有)に送らせた。応急処置だけで、彼女は帰宅させられる可能性があるので、和尚さんに宿坊で受け止めてもらうことにした。

無事、病院に着き処置が終わったと和尚さんから電話があって、私の役割も一段落した。**子は訴え通り、ダブルバインド状態に晒されていた。医者から向精神薬が処方されていたが、頓服薬は飲みきっていた。しかし近所とはいえ、和尚さん、よくやってくれる。**子の家が檀家総代であり、父親と和尚さんは、幼友達とのこと。あとの連絡や始末は、和尚さんにまかせた。

**子の無事に安堵。

再び鶴嶺高校ボラ塾用画像資料の続きを作っていた。また突然、今度はモジュラージャックをはずし忘れていた固定電話が鳴り始めて、焦って受話器をとると、**子の父親だった。経過を聞いたらしい。近所に住む兄夫婦が保護するとのこと。箱根なので、5日の帰りに茅ヶ崎にお礼に寄るとのこと。5日は用事が重なっているのでと断り、電話を切った。この事件は、家族には「いつものこと」という認識なのだ。

私の母が騒々しいので眼をさまし、今度は私への小言。水のみ鳥のおもちゃのように頭を何回も下げて、母をベッドに戻して、結局今夜は、画像3枚仕上げただけで終わってしまった。

しかし119は、事情説明が面倒くさい。神奈川からだと管轄も違うらしい。

メモ:ミニFM(マイクロFM)トランスポンダの回路図がでてきた。

夜間傾聴:**子


(校正3回目済み)

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11/2 NHKハートネットTV「シリーズ 被災地の福祉はいま」 東北継続支援から 他

2013-11-03 06:06:03 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/02 記
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鎌倉で復興支援・気仙沼サンマの試食会のニュースを見た。観客らしき人物 が、「サンマを食べて応援します」とにこやかに語りかけるカットが流れた。カンパは被災地の児童福祉施設に贈られるという。非被災地からの定式化した支援方法だ。支援の継続に敬意を表するが、「サンマを食べて…」と発言している方に、疑問を感じてしまう。被災地の現状報道をごらんになりましたかと。東北で、この映像をどう感じただろうか。支援の質を深められないでいる非被災地の現状に、情けなくもなるのだ。どうして 「投げ銭善行型」に留め、自分を状況の外側に置くのか。

以前、豊洲の高層マンションの活況のニュース画像に、小学校の児童数の急増の学校のカットが映され、続いて通勤の便利さがと語る住民のにこやかなインタビュー応答を見た。古くからの埋立地で海抜が低い。激震があれば、浸水や3・11の浦安のような液状化もあるが、私には1,000名を超える児童が、津波避難に使うのは隣接高層マンションとしたら、この人数を短時間移動できる階段があるのか、高層マンションは生活空間でもあるので、震災火災が上階から起きたとき、挟み込まれる危険はないのかと背筋が寒くなっていた。3.11の巨大災害から何も学んでいない人々の現状がある。東京オリンピック施設を湾岸に集中させる行政センスをみていると、推して知るべしかとも思う。オリンピック開催時、直下型地震があったら、埋立地に閉じ込められる大量の被災者が出る。

民放から震災報道が激減して久しいが、最近NHKが注目すべき報道シリーズを組んでいる。今回のブログの末にそれを載せた。特に「NHKハートネットTV『シリーズ 被災地の福祉はいま』」は、大事な番組だと思う。

私は防災と被災地継続支援の取り組みの中に、青少年の力を位置づけなおす方法を探っている。ただ、被災後数年の段階で現れる保健と生活福祉をめぐる深刻な問題が、予測どおり登場しているのに、カンパ金に換金してしか支援ができないものかと考えている。私は防災活動のなかに、被災地の体温と息吹を湘南に持ち込む場をつくり(要援護者支援懇話会)、手立てをまさぐり続けている。医療情報QRカードは、茅ヶ崎は勿論のこと、資金繰りが苦しい小さな自治体向けの、廉価な救命医療のシステムとして価値が出ると思っている。しかも皆が真似できるオープン提案だから、営業セクタが割り込まないで済む分、安く上がる。

それにしても、寝たきりや認知症を起こしていたり、その予備軍の被災高齢者の方や、家族離散、就労不安定貧困化、子どもの生活環境と進学資金問題、医療福祉人材不足空洞化、地域高齢化・独居化・過疎化の課題、福島の避難生活長期化等どの課題を考えても、現地の専門職以外に手が付けられないかのような現状は、このままでいいはずがない。支援初心者でも手がけられる医療福祉の活動を切り出し、青少年への分担を行い、専門性の高い部分にフットワークを良くしていく方策を考えている。

災害ボランティア活動は、身体障がい関係の方以外、生活の現状に直結して見えないから、関係者の 乗りが悪い。高齢者や乳幼児や妊産婦の方は、震災に対し「保健」や「治療」という接点があるものの、知的・発達障害の方には、病気ではないという距離がある。安全避難や地元健常者との衝突回避、家族喪失対策などの課題があるが、行き当たりばったりで超える以外ないと諦め半分で関わらざるをえない現状がある。「いつか私たちも通る道」と観念的に唱えても仕方がないのである。しかし、一度災害発生となれば、死亡率が2倍を超えてしまう事態があるのだ。(映画会観てほしい。)

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母が風邪を引き寝込んでいる。食事を摂らないので、ここ数日、長時間外出が出来ない。食事をしっかりたべさせる必要がある。相模大野校は明日の分を入れ替えで、面談作業をやってきた。

「コミュニティメディア~コミュニティFMが地域をつなぐ」の読み直しをしている。右目が明暗と色のにじんだ輪郭しかみえないので、疲れる。左目も視野中央と、周辺まだらに霞がかかっているから、集中力がいる。湘南ナパサなど地域例もあって面白いが、これも外側の構え。ひとに割り込むマイクロFMの価値をまとめなければなと思っている。

連休はなんとも意味がない。まもなく日の出。伸びをする。


●NHKハートネットTV
「シリーズ 被災地の福祉はいま」
(Eテレ 20:00~ 再放送 13:05~)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/
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☆第一回「居場所を失う子どもたち」11/4・11
☆第二回「行き詰る仮設住宅の暮らし」11/5・12
☆第三回「相次ぐ新たな”こころの病”」11/6・13
☆第四回「家(うち)へ帰ろう-陸前高田・お年寄りを
     支える医師たちの日々-(仮)」11/11・18
以下(続)

●「NHKスペシャル 頼れる人はどこに~老人漂流社会Ⅱ~(仮)」NHK総合 11/24 21時~

以下、参考に…。

<『NHKアーカイブス』にて視聴可能>
●2013/10/28「ひきこもりを地域の力に ~秋田・藤里町の挑戦~」

夜間傾聴>**子の和尚さんから22時台に連絡有り。
     塾長(酒を飲んでいる)
     ひとり

(校正2回目済み)

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11/1 県立鶴嶺高・ボラ準備 概要

2013-11-02 04:03:49 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/01 記
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父の入所している特養の看護師さんから、連絡が入った。月初めの定期連絡なのだけれど、以前から体調が落ちてくると始まるある症状が出てきており、それを看護師さんも気にして、医師の往診を頼んだという。念のためという程度で、数日分の薬が出た。その事後確認だった。

まずいなと感じていた。前々から父はこれが始まると長い。じわりと体力が落ちる。明日から3連休である。今日特養にいかないと、レギュラー職員が休みになって、話に言っても臨時担当者では、実質伝言が意味を発するのは、来週の5日(火)まで待たなくてはならないだろう。しかし、今日は17時前に老健に行くことが出来なかった。FAXを流した。

介護は予定が未定のようなところがある。続けば仕事の方の信用がなくなる。早めに手を打つために、明日、特養に行き様子を押さえておくことにした。また橋本の**君の訪問は時間変更させてもらった。

-------

11/22 県立鶴嶺高のボランティア塾の特別授業の際、「高校生に分担して欲しいこと」を語る。高校生は運営スタッフの補助指示待ちに留まるものではない。

1)津波・広域火災・ビル火災の避難法の受講
        (学校課外授業が望ましい。)
 津波・広域火災・ビル火災の率先避難

2)避難所運営の補助スタッフ参加

3)物資供給場面の分担作業
 避難所外避難者への物資配達(弁当を含む)

4)要援護者のケア補助(大人を解放する)

 学童・幼児の遊びリーダー(親を子育てから開放)
 高齢者の介助補佐(夫婦を親の介護から開放)

5)マイクロFM運営と、
  徹した取材(生活情報・運営会議等実況中継等)

6)犬猫の捕獲とケア(行政の指示に従う)

7)高校指示のボランティア活動


大体、この位かな。
「全部やれ」ということではない。
自分を活かせそうな活動に参加することだ。

1)は、「地震・津波に影響される水辺の率先避難」
2)は、地域参加の若者として、周辺参加を行う。
3)は、地元の利習得者として機動力を期待する。
4)は、家庭や地域の再建に主導的世代の夫婦を
  介護・看護・子育てから昼間解放する代理ケア。
5)は、学生世代主導の口コミ支援とチームの芽作り。
6)は、行政・レスキューの応援
 (不可解なレスキューがいるので、保健所経由で
  支援する。)
7)は、高校の指示待ち。

今回は、「率先避難」「運営参加」「親の解放」「非常時集団生活の末端情報を取材で知り、家族を超える絆を仲介する。「取材」活動が鍵、同世代群れる他世代排除傾向を超えるのが「取材」。ここまで出来る高校生は少ない。しかし、地域の潜在力は、大学生よりも高校生にある。被災から時間が経つにつれて、大学生も力になっていく。

1)~7)のパネルを作るために画像を探している。
作業中。

夜間傾聴:なし

(校正1回目済み)

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