湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/17 災害時のマイクロFMの価値について/他

2013-11-18 06:16:50 | 地震津波災害ボランティア

2013/11/17 記
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マイクロFMの災害時応用例を検索しているが、施設内コミュニケーションツールの事例が見つからない。コミュニティFMについては、金山智子氏の<a href="">「論文」</a>も公開されており、市町村単位の地域コミュニケーションが論じられている。

被災直後、インターネット環境は不安定となり、避難所内対話のようなエリア内不特定に情報提供するメディアについての記録は出てこない。コミュニティFMより即時的な問題解決に対応するメディアであり、もともと役割が違う。専門職のトランシーバ・ネットを一般取聴まで拡張したメディアのようなものだ。ただ、その課題について論議をしたり、雑談をしたりする、現場直結井戸端会議風コミュニケーションを得意とする。

ゆえにマイクロFMは、青年の対話ツールとして場を醸し出す効果があることを重視したい。魅力としては、即時取材・即時対話をあげることができるが、「取材」は特に、ストレスフルな環境の中で行われるので、対話熟練者を同席させすのが安全。また取材対話の課題は、避難所運営に直結させよう。また「即時対話・雑談」では、スタッフと自主参加者に議論の契機を提供すること、長い夜の青少年の創造的な課題対話の場を提供することから、安定発信への技術的な面白さに留まらぬ、小規模対話デザインを推進するスタッフが大事となる。

技術的な問題も有るが、私はこの運営スタッフに高校生世代が役割分担してほしいと考える。大学生を排除するのではない。高校生世代の出番を確保したいのだ。この世代は、小さな仲間集団だけに通じる隠語や冗談を使い、他者を排除する傾向があるので、「取材を基軸」と、その意味でも強調している。

今日は、鶴嶺高校のプレゼン資料をプリントアウトした。今は、彼らに配る資料分を書いている。

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高校生世代が参加しうることは、支援者に合流しながら大概の作業は共にできる。副産物としての遠方の知人が得られることや、社会参加の出発点に立てる復興活動であり、地域の少し離れた地域コミュニティへの参加として、要援護者にひとと関わるケアの活動がある。高齢者でいえば、保健師さんや看護師さんの指導の下で「足湯」提供と対話とか、車椅子対話を行う仕事など、なしうる活動がある。また幼児・学童との遊びや、障がい者との連れ添い支援活動などがある。大人よりも高校生の方が高齢の方の許容度が広い。教員に引率された集団ボランティアの活動と比較して、創造性が高い。

こんなことを鶴嶺高校の教員の方々向けに書いたが、その文章がそのまま高校生にボランティア紹介として配布された。主旨確認をゲラ原稿の確認として、私自身目を通しているが、これまでの災害ボランティア活動が要請するものとして、提供した。その結果が4名ということなのだが、むしろじっくり話せる環境になったと思っている。

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右目の涙が止まらなくなり、地元の病院の眼科に行った。炎症は起こしていないが、眼を硬くとしている、心理的な要素が大きいと、弛緩剤ではないかと思う目薬が出た。右眼を開いても、病院天井の照明が、右目中央でみると光っていないのだ。明るさだけ感じていた機能が後退している。左目もサランを流したように、明るい視野とはことなる、湯気たちこめる向こうをみるような流れが、ゴミだらけの視野にかぶさってきていることに、背筋に刃物をつきたてられたような失明への怯えがある。まだ活動を失速させるわけにはいかない。

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JR相模原の塾に行った。講師をやめたOBがひとり来ていた。応援団を作るという。地元仲間の結束をうらやましくも思う。湘南は鬼門というジンクスが昔からある。固定的な陣営が住み分けていることや、古株の世代交代がないことが大きい。私の古い知人も皆、東京や横浜の勤務先ベースの活動に出向いて久しい。消息も切れた。塾でもお客様だなと思いつつ、この見えない壁の存在に向かい合う活動を続けていく。深い深呼吸をした。
塾長はフィリピンでどうしているのだろう。

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夜間傾聴>**子(暇だとか、無事な様子)

(校正1回目済み)

コメント
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