2012/03/25 記
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生業の年度切換えに手間取っている。申し訳ない。
第一号候補のインプレッサ1500 4WD の車検見積もりをすることになった。被災地との調整がいるので、5月の連休明けになりそうだ。こちらは、被災地の見守り巡回用ということと、仮設独居入居者買い物・通院連れ出し運動の芽作りということで、地元タクシー業界とのすり合わせをする必要がある。仮設入居者一般ではなく、歩行の弱者とくに独居・高齢者夫婦、しかも地域限定であることから、業界の妨害にはならない。4月陸前高田訪問の際、この辺を確認してこようと思っている。
昨日、河北新報が気になる記事を公開した。
●「関連死、東北4県1521人 避難長期化影響」
という記事だ。2月末に出た岩手県の高齢者の介護認定者の2011年度レポートでは、介護度4・5の対象者が減って、要支援1・2該当者が増えていることとあわせて考えてみれば予想が付く。災害と長期避難所生活のストレスによって、重症者が命を縮めてしまったのだ。今後は、50代以降の男性のアルコール中毒死や、独居高齢者の自殺が増える。一段落した間に、死神が待っている。
東北は地元コミュニティの結束力が強い。いい意味でも悪い意味でもだ。震災は家族や財産と職を奪った。そのストレスを近所づきあいで解決できるひとと、胸襟を開けないひとがいる。プライベートな事情がのしかかっているときは、ましてやだ。このとき孤立化し、先行きの見えない不安がひとを追い詰めていく。それが怖い。NHKのドキュメントでも、仮設に入りやっと子どもも安定通学し始めた矢先、大槌町の主婦が自殺した。ほっとした間のできごとだった。
被災地にいない人間が、こうした闇に何もできないのだろうか。遠回りな運動でも、間接支援であろうとも、よき友でありたいと思う。車はその一助に活用して欲しいと願う。
今、私は引きこもり青年のための夜間傾聴をしているが、実際はレギュラーの子の寄り添いを細々と続けているだけだ。たしかに明け方の魔の時間に寄り添わねば危うい子が混じっている。しかし大半は、社会との軋轢を起したときの怒りや不安のはけ口となる安心感を提供するだけに留まることが多い。だから、何らかの形で、オンライン相談の一部分担者になれないかと思っている。いわゆるいのちの電話の資格を持っているわけではない。言えるのは20年余の経験だけだ。東京の知人に相談しているが、被災地の支援者との連携がとれなければ、無理だと模範解答が帰って来た。
茅ヶ崎市の防災対策課には
「被災時初期誘導員制度」
「QRコード付IDカード」
の2種類の防災提案をしている。
「ペットレスキュー支援通信発行」
「被災地災害体験サイクリングとナイター交流」
は副次的に継続していく。
今日、寒川の民間車検工場の社長と会う。**さんの紹介だ。
持久戦になる。
東海新報と岩手日報・東海新報や、全国三紙の地方版を狙い、被災地にCSRとして寄付行為を行なった企業を逆にさぐっている。今後の自動車2台目以降は企業まわりを行なっている。門前払いでも歩き始める。
引きこもり青年の社会活動体験は、「ペットレスキュー…」「サイクリング」あたりから始めればいい。「IDカード」には「知的・発達障がい者の仕事作り」を埋め込んだ。ともあれ継続は力なりと言って10年余、けものみちを歩いてきた。政治活動や社会活動の生臭さを知っているからこそ、その浮き船のような内実に乗るわけにはいかない。異様といわれようと、所属組織の顔で活動をしないこと、これだけは、通して行きたい。ひとの間に実はあるのだと思うからだ。
夜間傾聴:なし
(校正1回目済み)
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生業の年度切換えに手間取っている。申し訳ない。
第一号候補のインプレッサ1500 4WD の車検見積もりをすることになった。被災地との調整がいるので、5月の連休明けになりそうだ。こちらは、被災地の見守り巡回用ということと、仮設独居入居者買い物・通院連れ出し運動の芽作りということで、地元タクシー業界とのすり合わせをする必要がある。仮設入居者一般ではなく、歩行の弱者とくに独居・高齢者夫婦、しかも地域限定であることから、業界の妨害にはならない。4月陸前高田訪問の際、この辺を確認してこようと思っている。
昨日、河北新報が気になる記事を公開した。
●「関連死、東北4県1521人 避難長期化影響」
という記事だ。2月末に出た岩手県の高齢者の介護認定者の2011年度レポートでは、介護度4・5の対象者が減って、要支援1・2該当者が増えていることとあわせて考えてみれば予想が付く。災害と長期避難所生活のストレスによって、重症者が命を縮めてしまったのだ。今後は、50代以降の男性のアルコール中毒死や、独居高齢者の自殺が増える。一段落した間に、死神が待っている。
東北は地元コミュニティの結束力が強い。いい意味でも悪い意味でもだ。震災は家族や財産と職を奪った。そのストレスを近所づきあいで解決できるひとと、胸襟を開けないひとがいる。プライベートな事情がのしかかっているときは、ましてやだ。このとき孤立化し、先行きの見えない不安がひとを追い詰めていく。それが怖い。NHKのドキュメントでも、仮設に入りやっと子どもも安定通学し始めた矢先、大槌町の主婦が自殺した。ほっとした間のできごとだった。
被災地にいない人間が、こうした闇に何もできないのだろうか。遠回りな運動でも、間接支援であろうとも、よき友でありたいと思う。車はその一助に活用して欲しいと願う。
今、私は引きこもり青年のための夜間傾聴をしているが、実際はレギュラーの子の寄り添いを細々と続けているだけだ。たしかに明け方の魔の時間に寄り添わねば危うい子が混じっている。しかし大半は、社会との軋轢を起したときの怒りや不安のはけ口となる安心感を提供するだけに留まることが多い。だから、何らかの形で、オンライン相談の一部分担者になれないかと思っている。いわゆるいのちの電話の資格を持っているわけではない。言えるのは20年余の経験だけだ。東京の知人に相談しているが、被災地の支援者との連携がとれなければ、無理だと模範解答が帰って来た。
茅ヶ崎市の防災対策課には
「被災時初期誘導員制度」
「QRコード付IDカード」
の2種類の防災提案をしている。
「ペットレスキュー支援通信発行」
「被災地災害体験サイクリングとナイター交流」
は副次的に継続していく。
今日、寒川の民間車検工場の社長と会う。**さんの紹介だ。
持久戦になる。
東海新報と岩手日報・東海新報や、全国三紙の地方版を狙い、被災地にCSRとして寄付行為を行なった企業を逆にさぐっている。今後の自動車2台目以降は企業まわりを行なっている。門前払いでも歩き始める。
引きこもり青年の社会活動体験は、「ペットレスキュー…」「サイクリング」あたりから始めればいい。「IDカード」には「知的・発達障がい者の仕事作り」を埋め込んだ。ともあれ継続は力なりと言って10年余、けものみちを歩いてきた。政治活動や社会活動の生臭さを知っているからこそ、その浮き船のような内実に乗るわけにはいかない。異様といわれようと、所属組織の顔で活動をしないこと、これだけは、通して行きたい。ひとの間に実はあるのだと思うからだ。
夜間傾聴:なし
(校正1回目済み)