2014/09/17 記
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母の暴走があってから、外出が少々不安になっている。家に戻ったら、工事が進んでいたりしないかという困った事態なのだが、一応母は納得したようなので、それを信じるしかなかった。
今日は、いくつかの用事を重ねて済ませてきたので、帰りの路線バスに乗るまで忘れていたが、不安がよみがえり、門を開けた時点で胸をなでおろした。屋根も芝生も、そしてブロック塀も変化が無かったからだ。
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家業の方は、申請だけで済んだので、若松河田の日本障害者リハビリテーション協会主催の「『ドイツソーシャルファーム』の実地調査報告会」は遅れずに済んだ。「ソーシャルファーム」とは、「社会的弱者のための社会的企業」のことだ。
災害ボランティアに力を集中していたので、社会的弱者の就労支援関連の企画参加は2011年の3月8日、つまり3.11の数日前以来だった。3/8は済生会理事長の炭谷茂氏の茅ヶ崎講演を行った日だ。
「社会的企業」という言葉は、ひとによってとらえ方が全然違う。それをわけているのが、「なぜ『社会的企業』を必要とするのか」という点が違うのだ。企業活動というのは、もともと社会的なものだから、利潤追求以外、あえて「社会的企業」と語らなくても、「住民の雇用」という社会性を語ることができるし、有用な商品・サービスを提供できる。それならあえて「社会的」企業という必要もない。この辺を曖昧にして、流行語のように「社会的企業」とか「ソーシャル・ビジネス」、「ソーシャル・カンパニー」ということばが、語られてきたのは、企業活動による公益的側面を強調する活動が、解決財源を持つ企業体が社会が求めることに応じ始めたことや、NPOの活動が、より大きな社会改革につながる活動を求めたとき、財源確保のために企業経営の手法を取り込む活動へと拡大してきたという背景がある。しかしこれらは、社会的企業の経営者の自由選択(気まぐれ)に委ねられている活動である。
ところが今回の報告会で語られた「ソーシャル・ファーム」は、社会政策的な背景があったり、社会的弱者の自己救済的就労の形であるところが異質だ。経営利潤は、次年度の資金になることや、従業員給与に分配されて、利潤の内部留保は許されない。
「ソーシャル・ファーム」には、すっきりした解説がある。下記の事例を紹介する。(注:ただし、この定義はインクルージョン的視点が弱いのが、難点。)
●「ソーシャルファームの考え方」
ヨーロッパでは、ドイツ・イギリス・イタリア・フランス・オランダ・フィンランド・ギリシャ等で、国政レベルで承認し、運営に助成金を出すなどして、社会的弱者の雇用を実現している。ソーシャルファームの規模は従業員100名に近い企業も多い。
今回はドイツのソーシャル・ファーム企業体が6つ紹介された。
●サルド・ジャーナル・サービス(Saldo journal Sarvices)
(http://www.saldojournale.de/ )
●グレンツファールホテル(Hotel Grenzfall)
(http://www.hotel-grenzfall.de/ )
●インテグラ(Integra)
(http://www.integra-berlin.de/home/ )
●エルコテック(Elkotec)
(http://www.elkotec.de/ )
●ハウス5(HAUS 5)
(http://www.haus5.info/ )
●モザイク(Mosaik)
(http://www.mosaik-berlin.de/ )
感想の詳細は、追って。
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石巻赤十字病院の支援者***さんと会った。千葉の歯科医の方が紹介してくださった。短期ではあるが、亜急性期に支援に入った看護師さんだ。大混乱の外来・病棟の話を聞かせてもらった。ちょっと懇話会のゲストには、関心の視点が異なり、「専門職としての災害看護」に関心を寄せていらした。この方の件も後日。
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渋谷から東横線で横浜に出た。ビッグイシュー最新号の仕込み。ここで相模大野校から電話。やむなく大和経由で相模大野へ。おかげで、ビッグイシューの販売員さんの支援に来ていた東京の指導員さんと、話し込まないで済んだ。茅ヶ崎販売が崩壊した不快な出来事を蒸し返したくなかったのだ。
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畑中さんの出身母体「日本医療社会福祉協会(SWHS)」から連絡が入った。最後の段取りの話。話をしながら思った。前回、茅ヶ崎のケア関係者が参加しなかったという悪夢のことを払拭しきれなかったからだ。東京では、昨日の地震は、本当にこわかったという話を巡回先で聞いていて、湘南とのこの地域差はなんなのだろうと。ただただ、祈るような気持ちで電話を切った。
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夜間傾聴>先日の鬱の子の母親
塾長の奥さん(ふーむ)
(校正3回目済み)
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