湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

活動は積み上がるか?

2006-11-21 06:29:00 | 引きこもり
財布の中に入っていた銀行カードを停止していたので、復活させるために銀行に行ってきた。結構身元確認が厳しい。幸い運転免許証があるので、その辺はまだましなのだが。駅前で湘南おやじの会のTさんと出会った。

夕食の材料を買い込んでコインロッカーに入れた。父を病院に迎えに行きタクシーに乗せ、ロッカーのカギを持たせた。足元が危ないので荷物を持たせられないのだ。キーは母に手渡される。母は用事を済ませた後時間間際に、荷物をロッカーから取り出し持ち帰る。私は父を見送り、病院から駅に戻り蒲田へ。

いつもの指導を終えて、昨年度某大学入学を果たした久が原の○子と駅前で会う。相変わらずの茶髪でバイト先のエプロンをつけたままだった。同性の友達二人と部屋を借りて自活を始めたと嬉々として語る。なるほど彼らの世代は家から出ることがこれほど新鮮なことかと思う。湘南に遊びに行くからというので、うるさいから来るなと応答しつつも、引きこもりを脱した姿を見るのは嬉しい。学校経由の子ではないから話せるが、学校経由の子は卒業後の接触は禁止されている。

川崎経由で帰宅。途中Z君の担当精神科の医師と電話で話した。これはZ君の了解済み。月末に時間かけて話し合うことに。長期戦略の話と見守りの話が中心。

Z君から連絡が入った。バイト先の首がつながった話と、アパート候補が決まった話。今日、彼のアパート見学に夕方つきあうことに。彼もまた親から離れることに上気している。親が倒れれば作ってきた活動がすべて吹き飛んでしまう。何らかの手掛かりを残して進みたいという気持ちが頭から離れないので、Z君の夢中になって話す様に若さを感じる。順調に次のステップに進んでほしいと願う。

私の担当している方のひとりは、持ち家だが家族親戚が近隣にいない。光熱費のすべてを支払えず、生活保護も拒否しているので民生委員がのぞきに行っている。幻聴が始まってるので入院かもしれない。

引きこもりの方は直線的に解決することは稀で、行きつ戻りつ振幅を繰り返しながら、解決の世界を引き寄せる。この振幅幅が少なく安定してきた方に「わーく」の活動なり、起業の話などを紹介する。同じ悩みをくぐり抜けてきた方どうしが結びつく契機が本当にない。フリースペースがあれば、出会いが生まれる。しかしひたすら個別指導を継続してきた子は、その意欲も出ない。翔の会のSさんから、まずは引きこもり領域の活動を固めてから呼びかけるのが筋という話が正論だけに、地元軽度の対象者の絶対数が少なく古巣を離れてしまうために、「わーく」のような活動への参加呼びかけは渚の砂山づくりのような困難を伴う。しかしなさねば、橋渡しもできない。

武藤啓司さんの講演会があと1週間に迫ってきた。調整にお邪魔できないかと電話。無念、昨日は代休日だった。メールにあれこれ書き込んだが、武藤さんに失礼だったかなと背筋に寒気。

Open PNE セットはまた振り出しに。ひとつ分かったのは、他のサーバでも同様に立ち上がらないので、私のセット法に問題があるのだとわかる。藤沢パソボラのKさんに今日メールをだし、セット応援をお願いする。

●サポセン窓口Xさんの紹介してくれた本
「孤独なボウリング : 米国コミュニティの崩壊と再生」 ロバート・D・パットナム著 ; 柴内康文訳. -- 柏書房, 2006.4
ということで、社会的資本の枯渇から、社会的資本の価値を検証。市民活動などもその概念に含まれる。しかし伝統との関連はどのように見ているのかまでは、読まないとわからない。

----- これで沈没。
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