湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

ハローワーク藤沢のワンストップサービスに連れ添いつつ…

2009-12-22 07:11:23 | 引きこもり
20日、茅ヶ崎市役所のドットコム(喫茶)を会場に、「ばりあふりーカフェ同窓会」が開かれた。障がいの枠を越えて地域の当事者の就労支援の思いを交流させるパーティーなのだが、ドットコムや、若松町のたい焼き屋さん、鶴ヶ台のカフェグランマなどの職員(当事者&支援者)が実行委を重ねて企画を組んだ。

市長や、地元中小企業関係者が参加。自己紹介をしながら、なごやかなひとときをすごした。

我が家では、身辺介護の**さんが14時から来ていて、母が布団などの女性の目からの買い物に出るために交代を求められていた関係で、私は中途退席させてもらった。介護サービスを受けるためには、家族がその場にいなければならないというのは何とも矛盾である。

イトーヨーカ堂と駅ビルで食材の買い物をして、急ぎ帰宅した。私が参加したのは、自己紹介から立食パーティーに移るところまで。

カフェドットコムの庁舎1Fは、耐震工事が必要なので取り壊しとなる。現在のドットコムは来年春先、現在の場所を閉鎖し、臨時に他の施設に避難する。

それぞれの事業所でがんばっている当事者は活力に満ちている。ただその途中でマイクをまわされたひとりが、自宅の苦しみの状況を訴えだした。会場に緊張が走った。そのとき、Iさんがその方に走りよって手を握り、目と目を合わせて、悲しみ・痛みと混乱に寄り添った。パニックの手前、ナイス・フォローだった。

当事者たちは重い生活を過ごしている。しかし、それでも働いているときは充実している。微妙なところだが、ひととつながりその労働によって社会に参画する。その充実感が覆い隠してくれるのだ。(問題が治癒して次が進むのではない。誤魔化しではなく、問題の治癒は次の転回のカバーの背景で、解決を携えて核心が浮き上がる。解決はその出来事の矛盾の抽出という経過反復ではなく、抽出している側の配列の価値観の中にあるからだ。それは解決から解放へという直線に並んでいるという思い込みを作りこんでいる中にあるからだ。)

公と私の暗黙の了解が破れた一瞬だった。私は出入り口側に立っていたのだが、ふとみると、隣の関係者の方の目がうるんでいた。そうなのだ、だからこそ、お互いがつながりながら、積極的に生きようとしているのだ。そのお互いの関係が瞬時崩れ、断面が見えたハプニングだった。

家に戻ると、父は寝息をたてていた。下半身裸のまま、床に寝そべって毛布をかぶっていた。ヘルパーさんがベッドメイクのために、父を椅子に座らせたが、尻餅をついて立てなくなったのだという。父はそのまま眠ってしまった。やむなく。ヘルパーさんが毛布をかけたのだという。

大きな餅を棚に返すような大仕事だった。父は私が買って帰ったおやつを見たとき、ベッドから自分で降りてきた。つまり、身体の状態ではなく、心が萎えていたのだった。

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この異常は、翌日の事件の前兆だった。父は腹をこわして、便をまき散らしてしまった。トイレットペーパーが手から落ちて白い紙の道を作った。それを拾おうとして、ポータブルトイレから転がり落ちたのだ。

ベッドにも失禁しており、汚れた手で周囲をさわったために、糞尿汚染は部屋中に広がってしまった。

私の留守中の出来事だった。母は父の着替えと清拭をして現場を引き上げ、自室に閉じこもって寝てしまった。老老介護は無理。厚木から戻ったのが22時過ぎ。そこから父の部屋の清掃を始め、拭き掃除から音をたてないように、痛んだ椅子の解体まで終えたのが午前4時を過ぎていた。仕事が残っている。今夜は徹夜。午前9時に主治医に行って下痢止めをもらう。明け方、自分自身を音をたてないように清拭。昼前に藤沢でひとと会う。午後、横浜の県立図書館で期限切れ書籍の更新をしたあと、図書館で仮眠を取る。18時にはサポセンで。スペアちがさきの**さんに「輝く未来 Step up」を見せる。

下痢止めは一度家に戻らないと。しかし、これが続いたら身が持たない。

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一昨日、ばりあふりーカフェに出向く直前に電話が飛び込んだ。なんと十五年前に私とミニFMをやっていた##からの電話だった。彼は鬱の治療を受けていることを聞いていた。私の家の近所に住んでいる。

何年も会っていないのに、「絢香のDVD限定版」を探してくれというのだ。相談する相手(私)のキャラを間違えていないかと応答したが、彼はまじめである。ビッグイシュー最新号の表紙に絢香が出ていたので、顔はわかったが、全くわからないお手上げの世界だ。探してみるよと応答したが、なんとも心許ない。

しかし、要するに私を忘れていなかったのだ。11日、調布からの帰り道、相模線で耳鳴りを堪えて目を閉じていたとき、寒川を過ぎたあたりで、同じ車両に彼が家族とともにいたのだった。間が悪い感じが残ったが、その修復のラブコールだろうと解釈した。彼は生真面目である。しかし絢香はわからない。困ったものだ。

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昨日21日は、ハローワーク藤沢の「ワンストップサービス」が行われていた。午後一番で地元相談者の●●君を担当者に仲介するために、藤沢駅改札口で待ち合わせしていた。引きこもり青年は両極端だ。分秒にこだわるタイプと、時間にルーズな昼夜逆転タイプだ。今回は後者のタイプの方なので、1時間は待たされることを覚悟していた。途中、サポチガのMさんが改札を走り抜けていくのが見えた。こういう待ち時間が一番疲れる。

ハローワークを利用するときは、自分が利用するという意識を持っていかないと話が空転する。心の相談をふまえて、求人情報相談を受け、私がオブザーバとして面談に立ち会った。地元の方をつれて藤沢にいくのは久々だった。

関連情報は、給料水準をさげたために、かなりの数の求人が出てきたが、彼は首をたてにふらなかった。後日、話し合った後、日を改めてハローワークに行くことにしようと思っている。建前と本音の見極めが必要に思う。

16時半にはデイサービスに出ている父を迎えに家で待機しなければならない。家に戻って、夕食食材を整え、下ごしらえをすませたところに、ヘルパーさんがやってきた。ホームから帰ってくる父を私とふたりで、2階の部屋にあげる役割だ。

無事、父をベッドにあげたのを確認して、再び外出。厚木に出た。途中、小田急相模原でレポートの受け渡しをすませて、神奈川ソーシャルインクルージョン推進機構の++さんと会った。就労支援PJの年度末講演会の講師打診だった。

若松町ゆめたいショップに一度足を運んでもらうことに。

父の事件は、この話し合いの最中起きていたのだった。

朝8時には灯油屋が来る。夜間傾聴は中止したが******君、すまん。

夜間傾聴:中止

(校正3回目済み)
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