2013/09/23 記
--------------
咳き込みがひどくなり、熱(37.6℃)があるので墓参は中止となった。台風が天気図に登場すると、喘息や風邪を引く癖が子どもの頃にあったが、この歳になって復活するとは、思わなかった。さすがに家事を手抜きしても文句をいわれずに済んだ。
27日がボランティア塾の締め切りである。相棒が得られそうも無いが、助手がいる。変則的だが、鶴嶺高生を2名、準備段階からお手伝い願うことにした。またもめるのだろう。
被災時、中学生はクラス単位で、お手伝い願うパターンが増えるだろう。地域と学習集団が私学を除いて重なっているからだ。ところが、避難所や仮設住宅での避難生活の中では、肝心の大学生・高校生は彼の居住地と学習集団が重ならない。このため、ボランティア参加するには、個々人が大人ボランティア集団に飛び込まなくてはならない。ここに高いハードルが存在する。中間支援者が地元活動につなぐ作業が必要となる。
今回は、この辺のシュミレーションを行う。
私と議論し、仮想場面へと誘う相手がいる。それが高校生2名。
また、彼らは従来の友人と、避難生活という地域割りの知人とは違ってしまう。だから避難生活時の活動グループは、避難所を行き来して拠点避難所を決めて活動を行うが、そこには知人を事前につかんでおけば、自分の集団のイメージが沸く。これをもっていてほしいのだ。
そこで、なしうることを考えた。いろいろ活動があるから飛び込みなさいという紹介ではなく、誰か友達と組んで活動につながりなさいという、一歩具体的な提案を行いたい。
被災地で見聞きした高校生の活動は、休校中という制限下、自主学習という縛りがかけれることが多かった。交通遮断をものともせず、高校またはその近くにあつまり、部活のある子は部活を、仲良し集団でおしゃべりをして日をすごす子がいる一方、避難所運営に飛び込んだり、外での大人の手伝いをしている子もいた。学校生活がモラトリアム的な性格を持つがゆえに、大人の営みと分離したまま、受身の高校生が多かったのも事実だった。高校生を家庭に帰し、再建活動の営みの中に自らの立場を体験的につかんでいく大きな実験場が被災地なのだというセンスを大人は持つ必要がある。災害ユートピアに語られる「必要とされる体験」を得る貴重な場面なのだということを踏まえて、彼らの自立活動デザインへと彼らを誘う試みがいる。
彼らの自己表現も、場の制限下で育てるべきだし、参加を個々人の決意による営みとするのではなく、数名規模の行動集団を形成していく誘いを行っていくのだ。
さて提案、高校生に通じるだろうか。
夜間傾聴>ひとり
(校正2回目済み)
最新の画像[もっと見る]
- 7/29 姪夫婦1泊の騒動 4年前
- 7/26&27 ビデオ会議は家庭には合わないなあ 4年前
- 9/12 千葉ブラックアウトの特徴から 5年前
- 4/29 懇話会薬剤師招待の意義説明の番組試写招待が、連休がじゃまをしている 6年前
- 1/12 在宅ケアを考える「"2019 団塊・君たち"」に参加し 6年前
- 3/29 火曜災害ミニカフェ6月分ポスター仕上がる 6年前
- 4/15 嵐去り…/地元ティーンズの防災木綱教室」実行委作り招請状 7年前
- 1/15 ビッグイシュー誌配布で/地元ティーンズ防災絆研修準備懇談第一回明日に 7年前
- 11/11 「わーくNo.72」の「ティーンズの仕事」「お薬手帳QRコード版」より 7年前
- 8/7 懇話会通信No.022 より 7年前