湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

座布団の下の包丁/国際フォーラム関連図書/今夜は助成金申請で

2008-01-22 00:27:21 | 引きこもり
介護認定の聞き取りは、母が立ち会った。父は一言も口をきかず応答をしなかったという。母が状況説明をし、それを書き取って帰っていったとか。週に一度でもデイケアに参加してくれば、気分も変わろうと思うのだが、これもこれで問題がある。宗教の勧誘をその場でやりかねないのだ。やればその場でお断り。…頭痛がする。

大きなリュックを持って階段の昇降をしようとする。足元が危ないので、リュックが必要なときは代わりに持ち、昇降を手伝う。母がそれをやって、リュックを階段の下に落としてしまった。母とて重い荷物を抱えた昇降は怪我の元になる。中に入っていた眼鏡が割れた。母がふらついたのだった。

問題はその失敗を父が怒鳴ったことだ。母が自分の身体と荷物とどちらが大切かと切れて口論になる。冷戦の最中、夕方父が煎餅を盗み食いして茶碗を落として割ってしまった。その茶碗の始末をしようとして、父がころんだ。立てないので、私が手を貸した。ふて寝を決め込む父。今夜、また睡眠障害の騒ぎになるだろう。

身体の自由が利かなくなっていくとき、ひとは苛立つ。その泥沼をいかに回避するかというとことに「智」が働く。(『知』ではない。)そこには家族という愛憎に埋め込まれた人間関係では、どこかに気持ちのしわ寄せが残る。そのガス抜きが絶対に必要となる。援助が得られそうもないことだらけである。問題の解決ではなく、問題の収納の心技(こころわざ)というか、そこに第三者の協力を求めうるところがある。だから転がり落ちようとしている今、第三者の眼差しと、泥沼に足をとられぬ手配を打っておきたい。

これを書いている最中、母が話しかけてきた。包丁が一本足らないという。瞬間私は、父がりんごをむいている元気な頃の姿が思い浮かべた。小さなまな板とリンゴがひとつなくなっていることを確認した。包丁は父の座布団の下から発見された。畳の一部が傷になっていた。まな板は押入れの中。リンゴの芯と皮はゴミ袋の周辺に飛び散っていた。当たりだった。以前包丁が掛け布団の中から出てきたことがあり、火の始末とともに、対策が必要となった。


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この間の国際フォーラム関連の図書2点を図書館にオンライン予約を入れた。

●「ソーシャル・エンタープライズ―社会的企業の台頭」

●「ソーシャル・ファイナンス―ヨーロッパの事例に学ぶ“草の根金融”の挑戦 」

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「ろうきん」助成申請の書き直しをやっている。22日の消印まで。今夜の傾聴は、緊急以外は延期させてもらうことにした。移動可能なもう一台のPCと、4chミキサー、マイクが2本、録音機1台のハードの部分の助成と、活動の広報的支援セミナー年2回分の費用を計上した。携帯電話回線1回線をどうするか思案している。

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