2011/04/06 記
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あしなが育英会の義援金募集&一時金利用のすすめのチラシの配布を開始。急場作りなのか、受け取り対象が被災者と一般市民と両方に対して作っているので、裏表あってわかりにくい。
このあとまもなく学生による募金活動が始まるために、新しいチラシができるとのことだが、5月になるとのこと。そんな訳で、とりあえずつなぎに作ったと思われるチラシを使うことにした。
まずは茅ヶ崎市内から始めたが、見た目は静かだが、統一地方選で皆動いているから、関係者に話しても反応が鈍いというか、実際会えずに留守ばかりだ。とりあえず市議会、教委、社協から配布し、話に乗ってくれそうな方に話しかけた。後方支援を作るときの時期の見極め、つまり非常事態から長期戦への移行期の見極めの大切さの話や、実際の被災者の要望に応じた傍系支援の大切さを話した。外野の頑張れ攻めは支援にならないということなのだ。
持続した支援にするために、活動の枠組み作りを如何に意識して仕掛けていくかという話まで、話題をつっこめた方もいらした。人命とその生活を支える活動から、被災者の個々人の人権に関わる要望を受け、生活の膨らみを回復する活動、つまり個々人の生涯、個々人の表情がわかる活動を支えていく活動、それを傍系支援と仮に呼ぶが、一気に多様化するニーズに応じる活動を組織していく支援が考えられねばならない。物資調達活動では、運ぶ内容が変化する。また、風呂のサービス、足湯などのサービスや、娯楽提供のサービス、遺品配達サービス等と併行してペットを預かるサービスを考えてもいい。
また激震津波災害地に順ずる周辺地の援農も、中には外国人留学生によって支えられていた経営が、彼らが避難帰国することで破綻しているところもあるときく、ここに被災者の一時的就労先を見出し、農協や行政に下地を作って提供したり、社会復帰意欲のあるホームレスの就労候補を紹介したりすることもできる。ただし、これは留学生の戻るまでのつなぎと考えるか、農業従事者育成と捉えるかは、議論の余地が残されている。しかしこれも災害救援活動のひとつと考えられる。
今私が求めていることは、ふたつある。ひとつは、義援金カンパと物資提供のような現地支援団体に委託する形の間接支援から、支援者の立場に応じた柔軟さを持った直接支援、継続支援の形を探ること。もうひとつは、被災救援助け合い共同体が生まれていることを利用した、引きこもり青年や、ホームレスの方々の社会復帰の契機作りである。出番が役に立つ。それは就労支援にもつながっていく。
私がペットレスキューに注目したのは、動物の命に関わるというような価値にふれることもあるが、そのペットを介してひとがつながること、ここに注目したいと思っている。被災地の近隣地を借りて、ペットの一時避難地をつくり、飼い主さんが独立活動を始めた頃に、相談してペットを返却することの周辺に、すでに災害による家庭の事情で飼えなくなったペットの非営利譲渡仲介を含む、長期里親探しを生み出していく。このとき、里親と飼い主の家族は、ペットを媒介に友人あるいは、親戚のような関係を生み出す事が可能になる。ペットの飼い主は、被災者の一部でしかない。しかしその多くが、飼い犬などを家族の一員のように大事に思っており、里親は互いの家庭をつなぐだろう。このご縁によってペットを預かる、あるいは引き取ることによって、ペットを越えた交流が始まっていくだろう。これが直接支援・継続支援という形だ。
勿論、気持としては里親をやろうとしたが、実際飼ってみたら負担が大きく、無理だったという場合もある。この里親探しは、ペットレスキューのリスクであり、潤滑にことが動くように、常時目配りが必要になる。
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今回、300枚チラシを入れたが、持ち出しの残りは商店街に投函した。最後のチラシを置く茅ヶ崎サポセンに置いて、中央公園に差し掛かったとき、**さんと出会った。私は本当に近くでひとと出会わないと、相手を認識している間に通り過ぎてしまう。私の左眼を頼りにしているが、「E」の字のようなかすみがあって、その隙間で物を見ているので、街角で出会った方を見逃してしまう。失礼しました。服装で半分**さんらしいと思って、視覚情報を得ようとしたが、**さんは自転車で通過したのだった。失礼しました。
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JR相模原の塾の義援金赤十字へ。ちと疑問呈するも通らず。
ニューズウィーク紙を入手した英語科講師とクラスで、原発の記事を覘く。扱いの大きさにびっくり。英語課の意地の翻訳を見せるが、皆関心無し。これは無残だ。(笑)
p.s. 東北のHL支援情報、明日、入るか…。
夜間傾聴:南大沢君(仮名)
(校正1回目済み)
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あしなが育英会の義援金募集&一時金利用のすすめのチラシの配布を開始。急場作りなのか、受け取り対象が被災者と一般市民と両方に対して作っているので、裏表あってわかりにくい。
このあとまもなく学生による募金活動が始まるために、新しいチラシができるとのことだが、5月になるとのこと。そんな訳で、とりあえずつなぎに作ったと思われるチラシを使うことにした。
まずは茅ヶ崎市内から始めたが、見た目は静かだが、統一地方選で皆動いているから、関係者に話しても反応が鈍いというか、実際会えずに留守ばかりだ。とりあえず市議会、教委、社協から配布し、話に乗ってくれそうな方に話しかけた。後方支援を作るときの時期の見極め、つまり非常事態から長期戦への移行期の見極めの大切さの話や、実際の被災者の要望に応じた傍系支援の大切さを話した。外野の頑張れ攻めは支援にならないということなのだ。
持続した支援にするために、活動の枠組み作りを如何に意識して仕掛けていくかという話まで、話題をつっこめた方もいらした。人命とその生活を支える活動から、被災者の個々人の人権に関わる要望を受け、生活の膨らみを回復する活動、つまり個々人の生涯、個々人の表情がわかる活動を支えていく活動、それを傍系支援と仮に呼ぶが、一気に多様化するニーズに応じる活動を組織していく支援が考えられねばならない。物資調達活動では、運ぶ内容が変化する。また、風呂のサービス、足湯などのサービスや、娯楽提供のサービス、遺品配達サービス等と併行してペットを預かるサービスを考えてもいい。
また激震津波災害地に順ずる周辺地の援農も、中には外国人留学生によって支えられていた経営が、彼らが避難帰国することで破綻しているところもあるときく、ここに被災者の一時的就労先を見出し、農協や行政に下地を作って提供したり、社会復帰意欲のあるホームレスの就労候補を紹介したりすることもできる。ただし、これは留学生の戻るまでのつなぎと考えるか、農業従事者育成と捉えるかは、議論の余地が残されている。しかしこれも災害救援活動のひとつと考えられる。
今私が求めていることは、ふたつある。ひとつは、義援金カンパと物資提供のような現地支援団体に委託する形の間接支援から、支援者の立場に応じた柔軟さを持った直接支援、継続支援の形を探ること。もうひとつは、被災救援助け合い共同体が生まれていることを利用した、引きこもり青年や、ホームレスの方々の社会復帰の契機作りである。出番が役に立つ。それは就労支援にもつながっていく。
私がペットレスキューに注目したのは、動物の命に関わるというような価値にふれることもあるが、そのペットを介してひとがつながること、ここに注目したいと思っている。被災地の近隣地を借りて、ペットの一時避難地をつくり、飼い主さんが独立活動を始めた頃に、相談してペットを返却することの周辺に、すでに災害による家庭の事情で飼えなくなったペットの非営利譲渡仲介を含む、長期里親探しを生み出していく。このとき、里親と飼い主の家族は、ペットを媒介に友人あるいは、親戚のような関係を生み出す事が可能になる。ペットの飼い主は、被災者の一部でしかない。しかしその多くが、飼い犬などを家族の一員のように大事に思っており、里親は互いの家庭をつなぐだろう。このご縁によってペットを預かる、あるいは引き取ることによって、ペットを越えた交流が始まっていくだろう。これが直接支援・継続支援という形だ。
勿論、気持としては里親をやろうとしたが、実際飼ってみたら負担が大きく、無理だったという場合もある。この里親探しは、ペットレスキューのリスクであり、潤滑にことが動くように、常時目配りが必要になる。
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今回、300枚チラシを入れたが、持ち出しの残りは商店街に投函した。最後のチラシを置く茅ヶ崎サポセンに置いて、中央公園に差し掛かったとき、**さんと出会った。私は本当に近くでひとと出会わないと、相手を認識している間に通り過ぎてしまう。私の左眼を頼りにしているが、「E」の字のようなかすみがあって、その隙間で物を見ているので、街角で出会った方を見逃してしまう。失礼しました。服装で半分**さんらしいと思って、視覚情報を得ようとしたが、**さんは自転車で通過したのだった。失礼しました。
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JR相模原の塾の義援金赤十字へ。ちと疑問呈するも通らず。
ニューズウィーク紙を入手した英語科講師とクラスで、原発の記事を覘く。扱いの大きさにびっくり。英語課の意地の翻訳を見せるが、皆関心無し。これは無残だ。(笑)
p.s. 東北のHL支援情報、明日、入るか…。
夜間傾聴:南大沢君(仮名)
(校正1回目済み)