湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

5/27 PCCの「災害時の認知症をもつ人の支援」講演会を振り返りつつ(上)

2018-05-28 05:50:52 | 地震津波災害ボランティア
2018/05/27 記
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「パーソン・センタード・ケアを考える会」ときくと、私はC.ロジャースの Client-Centered Therapy(来談者中心療法)を連想するのだが、Tom Kitwood の認知症療法のことだった。

講演会は専門職中心のものだったため、先の

「認知症の人の生活のしづらさとその支援」
 中村孝一氏

の講演は、認知症の概要説明と事例紹介ばかりで、災害とはかさならない予備知識の提供に終わった。1時間面白くなかった。

次の松永美根子氏の

「熊本地震における認知症の人の支援」

が面白かった。福祉避難所形成をめぐるエピソードがふんだんにかたられた。行政と医療の交渉や、施設入所者の安全避難と介護度が高い方ほど搬送が遅れる問題や、施設に寄る対応の差があり、協力関係を結ぶ活動も、アクティブな者からどんどん手を打っていったほうが、のちの活動へと発展しやすいことなどが語られたが、視座は高齢者施設職員向けであり、空語に聞こえるかもしれないが「地域連携」には、触れられなかった。。地域の概念がないわけではないが、施設間連携のように使われていることがわかった。専門職の活動なのだ。

(つづく)

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母を置いて長時間外出する日が、飛び石に2日間あった。この2日、短時間のハウス・キーパーさんを入れるのをあきらめて、浜見平の**さんに、見守り電話をお願いしていた。「御用聞き支援」のときと、こんかいの「災害時の認知症をもつ人の支援」、いずれも内容の濃い、今後の社会活動に影響が大きい企画だ。しかし、母の件が何とか対策が打てなかったら、参加できなかった。綱渡りのような感触を感じる。また、母一人のときの食事が、整えておいたおかずをすべて冷蔵庫に戻し、
佃煮と半膳の飯で済ませていた。昼はブドウ食パン1枚とお茶である。胃の切除を受けたものは、食欲がなくなる。しかしこれでは身体を壊す。宿泊のある外出は無理だ。

高齢者向けの食事会を老人会等が地区で開いているが、注意していないと、おかずを紙にくるんで持ち帰ってしまう。しかしそのおかずは、食べきれなくて、勿体ないから持ち帰るだけで、家で夕食時に食べる人は稀で、冷蔵庫の中で腐らせてしまうので、持ち帰る人には、念を押しているという。孤食は食事の水準が落ちるが、高齢者は、まして要注意なのだ。

それで思い出したが、知人との話のときに「私の部屋はごみ屋敷だ」と言ったことが全く違うイメージで伝わっていることに焦ったことがある。彼等は私の部屋をインスタントラーメンの食べかすや、空菓子袋や残飯がまき散らしてあり、使えなくなった家具やビニ袋で足の踏み場のない状態を確信したのだった。我が家は戦後建てられた日本家屋を増築した広いだけの家だ。地盤が弱いので本箱がおけず、チラシやレジュメ、新聞スクラップや、書籍群が部屋にまんべんなく山になっており、彼方に古い保存分FDががけ崩れを起こしてる状態だ。この違い大差ないかもしれないが、食品はひとつもない。雑巾のカス程度のプライドで、今まで弁明の場を失っていたのだった。

今日は食事の穴埋めで、ややハイカロリーのものを食べさせた。明日、生業の関係者が茅ケ崎に來る。古い我が家に入れず、駅前の喫茶で「お茶を濁そう」。遭難しないように。

夜間傾聴:ひとり(初期のロックフアン。全く分からない世界。どっと疲れが。)

(校正1回目済み)

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