湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/15 懇話会ゲスト招待の作業をしています 他

2014-12-16 06:21:15 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/15 記
--------------
懇話会ゲストの依頼の交通費に引っかかっている。東北から招待する場合、新幹線が入る。どうしても往復3万数千円程度はかかってしまう。幸い依頼団体の近隣駅から高速バスが出ており、それを使うと半額になる。しかし往復とも、到着が早朝となり、バス2泊を頼めるかという壁だ。新幹線を使う場合、その3者とも、新幹線駅まで出るのに1時間強かかる。これもこれでしんどいだろう。この辺もひっかかって、医師を呼ぶ話は頓挫してきた。懇話会を木曜日にして、医師の休みの木曜日前日の夜発で、茅ヶ崎1泊、金曜日帰宅とたてると予算がかさんでしまうのだ。(土日は行政関係者が無理。)

今回は、施設被害に遭った災害弱者施設関連の職員または利用者家族の方で、障がい者関連2、高齢者関連1のところとなっている。新年度始めの分に、「地域包括支援ケアネット」志向の企画か「訪問医療」の関係を考えているため、今回は障がい者の課題を優先させたいのだ。

医療看護介護福祉の大きな流れとの関連の中に、被災体験の経験対話を仕掛けたい。来年度は社協さんにも登場してもらう。

懇話会は被災体験・現場体験を重視する。その個別体験の背後を見通していきたい。そのためには、関わる側の問題意識が問われる。懇談をリードする疑問・提案を持っていないと、懇談自身が薄っぺらいものになってしまう。それは各自の被災者支援や湘南の災害弱者の防災へと収斂していくことを期待しているのだが。

年末タイムリミットが迫る。高速バスルートをおねがいしてみようかと…。1月は静岡2往復がはいるので、そこで1万円強が別に出て行く。ゆとりがない。

-----

来年、民泊候補が2軒出てきた。廃業した民宿経営の方で、家族を津波で失っている。もう一方は、もとの市会議員さんが離れを提供してくれそうだ。これら学生相手かなと思いつつ、議員さんの方は、問題になるかなと考えているが、民宿の方は、かなり高齢の方なので、話がかみ合うか心配。しかし話はあれど、私のホームグラウンドの分野でありながら、対象者がいないので作るとなると、今の活動を制約しそうなのだ。これは条件が整えば、私でなくともできる活動。民泊交流は家族交流であって欲しいので、その条件は、ますます対象がいなくなる。

現在の懇話会と「わーく」の「金曜ミニカフェ」は、わかっていながら、専門職の仕事、私には関係ないという思い込みが強い分野だ。埋もれてしまうのを覚悟の上で、大切さと実現可能性を提案し続けるのは、私にしかできないことだ。自分のパートを超えて、協働のネットワーキングの世界から、自分を見直すことは、今の専門職にも出来ていない。中間支援の機能を持ってつなぎを心がけて行く地平にだけは、なんとかしがみついているつもりなのだが。

-------

衆議院選が終わった。ほぼ予測どおりだったが、その批評ニュースを聞くたびに、何を外野ぶって眺めているのかなという困った言葉がある。

●「よりよい」
●「安心(安全)」

という言葉だ。現状無自覚もいいところだと思う。

「よりよい」とは、「現状も『よい』が、更によいように」という認識が隠れている。「現状が『よい』?」何も見ていないのではないですかといいたくなる。極楽トンボ。

「安心」これは一見よさそうだけれど、社会に対して個人の世界にこもっていることを良しとする価値観、誰かが周囲を安定させてくれることを前提にして出る言葉。「千とちひろの神隠し」の両親が豚になるシーンがある。消費社会の家畜にはなるまいとおもうのだ。じゃあ、不安でいいのかという発想は貧困。

まあ、余談ではある。


夜間傾聴>ひとり(レギュラー君)

(校正1回目済み)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする