湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/13 静岡の市民トリアージ提唱者と会ってきました

2014-12-14 05:34:40 | 地震津波災害ボランティア

2014/12/13 記
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昨日静岡に出かけた分の整理をしている。目的は静岡県の「市民トリアージ」の取材と、東日本大震災被災地の医療ケア支援の情報収集にあった。

静岡県立地震防災センターにお邪魔。市民トリアージ関連の情報収集。センター自身が、JR静岡駅から徒歩30~40分と離れたところ(駒形5丁目)にあり、ここで紹介されたところまでは、静岡駅に一度戻らないと移動できないことがわかった。

センターでは、職員の**さんから話を伺った。南海トラフ地震・東海大地震のような大津波震災が予測されている。私は静岡県が神奈川県と比較して、対策先進地域と予測して話を伺ったのだが、どうもすっきりしない。そこで…

・県立地震防災センターの利用方法
・防災訓練の参加年齢層比較
・浜岡原発事故対策避難訓練の様子

を質問した。意地悪である。

センター利用は、学校や幼稚園などの団体利用が多く、それも見学というよりは、防災イベントを行う場、説明等に職員の応援を求められるメリットを利用しているとか。地域団体は、たまに企業さんが来るとか。地域自治会は、熱心なところの利用が多いとか。テーマのセンターがあるということは違うが、その他は大差ない。話によると、各地域で自主防災訓練を行っているが、地震対策・津波避難の割合は高いが、センターについては活用されているとは言い難いという。防災訓練も若手が少なく,要援護者避難については、進んでいないとか。原発については、今止まっているしねという程度。物言えば…状態か。

職員の方から、「市民トリアージ」主導者大沼先生(整形外科・リハ科開業医)の医院の場所を教えてもらった。場所は材木町で駅から徒歩20~30分だという。静岡は駅前を除いて、2階建ての家がスプロール化して拡がった町並みをしていて、人通りの少ない田舎の都会の並みだった。そこを巡回路線バスが行きかっている感じで、町の一点から他店に移動するには、地元人は車で移動しているのだろう。路線バスも空いている。

土地勘がないから徒歩はとりあえずタクシーを拾って止めにして、材木町まで移動した。まだ外来診察時間中だったので、昼休み時間中の面会をお願いした。15:30までに用事は済ませなければならなかったからタクシーを利用したのだ。延々と続く店舗ではない事業所の町並み。自宅避難していたら、食糧確保すら遠方にでかけなくてはならないのではないか。大沼氏は患者の途切れに私との時間を割いてくださった。医療ケアへの市民参加の「市民トリアージ」に関心を持ったこと、内容の取材をさせて欲しい事を伝えた。

大沼氏からは、第二回市民トリアージ普及員養成講座を来年1月に企画していること、気道確保・心肺回復・止血法という一般の救急法訓練に加える形で、市民トリアージの実地訓練を行うので、それに参加して取材するといいという了解を得た。

1/11(日)10:00~15:00 昼食休 座学
1/25(日) 13:00~16:00 実践
計2回 資料代\2,000-

というものだった。1回参加するのに、交通費が6千円かかる。だから2回で1万4千円、しかも仕事は休まなくては無理。相模大野校に電話。1/11が休みとのことで、仕事は1日休めばいいことがわかった。窓際族の仕事だが、一応あることはあった。
対象が一般市民向けだ。

そのあと県立総合病院ER客員教授の安田代表に連絡をとっていただいた。電話取材ではなくメール取材は、こちらの活動前に「わーく」の活動概要を検討のうえ緊急性OKなら、年内取材もOKとのこと。

結局、養成講座への参加と、安田氏に説明メールを出すことになった。来年1月末の懇話会ゲストがかたまらない焦りがあるが、これは別。1/25のみになるかもしれないと伝えて、申込みすることにした。

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次に県庁の関連課まわりを行い、「市民トリアージ」の評価と要援護者支援の対策について質問を行った。また県社協には民間ボランティアのケアネットの動きを質問。この辺は次回のブログに。

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フィリピンに滞在している塾長が,今回の台風に直撃されて、地元のボランティアと連絡を取ったので、帰国が日曜日(明日)になると連絡有り。

静岡県の福祉避難所リストや、県登録災害ボランティア一覧を読み込んでいる。県庁の周辺で、何人もの下肢障害の方の車椅子に出会った。そのときの取材メモを整理中。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

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