2014/11/30 記
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まもなく父の一周忌がやってくる。墓地をまとめることにして、古い墓地の業者に通告し、新しい墓地の業者に改葬手続きを取る。墓石業者まであれこれ入り込み、信じられない金額になる。父の法事に合わせて話をまとめるので、今日、古い墓地の墓苑業者に手続きを取った。ところがこの手順自体が宗教の宗旨が変わらず墓苑を変更したり、改宗したりの手順があって、結構面倒くさい。我が家は無宗教。それ自体が先方では異例で、坊主を呼ばないでいいとか、戒名の始末は変更無しということが事務の混乱につながったり、オプション料金を取れなかったりで、内心歓迎されない。母の意思でもめないことと釘をさされていたので、なんとも納得のいかない支払いを済ませてきた。中古車なら買えてしまう。
我が家は私の代で消滅する。その後始末の一歩が始まった。段取りも業者との約束も出来ているので、母が順当に先に逝き、私が野たれ死んでも、後始末がつくようにしてあるので、なんとも風通しがよくなった。問題を抱えている青少年の中には、「飛田、ぶっ殺す」という子が毎年出るが、「いいよ」と言えてしまうような軽さが、「お前、変」と自分に言っているのだが。
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それはそうと、船橋で会った歯科医さんが被災地の歯科医師会と連絡を取ってくれて、携帯に某歯科医師会から問い合わせの電話が入った。来年そうそうになるが、お邪魔するので相談に載って欲しいと話し、大雑把なアポ取りが済んでしまった。私が巡回している気仙地方ではないのが残念だが。さっそく船橋の歯科医さんにお礼のメールを出した。
JR相模原の塾の万年ごたごたを、塾長がマニラから帰ってくるまでの始末代行の奥さんを補佐する役割で、定時連絡をしたところ、突然タガログ語で話されたのでびっくりした。奥さんのいたずらだが、私は全く門外漢、応答すらできなかった。かんがえてみれば、フィリピンは英語圏でもあったのだ。塾長は水曜日に帰ってくる。タフなひとだ。
朝、母が水道の蛇口をひねって、私がびしょぬれになった。我が家の水道は、お世辞にも出がよくない。ところが今日は異様な水圧。つまり周辺がお留守で、水道を使っていないことを表していた。皆さん、お出かけである。おかげで瞬時に目が覚めたが、類型的な生活をされてるのがわかってしまう。
「わーくNo.049」を数部もって、「わーく」会員のところに配布した。郵送が大半なのだが、人数少ないのであっさり終わった。配達した御宅もまた、お留守。少々虚しい。
●「災害時の介護」鈴木俊文/立花明彦著
この書は発行部数が少ないようだが、東日本大震災の経験を踏まえて医療介護関係者には、まとまりのよい一冊。研修テキストだが、静岡県立大が開発したもの。民間ボラティアの立ち位置をどう入れ込むか、電車の中で考えていた。
ワイワイ祭りでこの本を紹介する。
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(校正1回目済み)