2013/03/23 記
--------------
横浜市中区に「みはらしポンテ(つり橋)」という障がい者の日中活動の3障がい一体サービス提供施設ができる。新山下3丁目あたりらしい。生業の方が山場だが、月曜日(25日)県サポの帰りに回って見てくる。開会式の日のようだ。ちょうえつ災害対策、どのように行っているのかも関心がある。
●「平成25年3月、中区障害者支援拠点「みはらしポンテ」 がオープンします!!」
●「PRリーフレット」
しかし思うのだ。あちこちの団体、後援会等の災害関連企画を見ていると、なぜ安全避難の関連企画ばかりなのだろう。地味ではあるが、被災後の避難所・仮設住宅生活の要援護者の避難生活に対する企画を考えていかないのだろう。どうも活動が啓蒙活動に偏しているように思う。活動の底が浅くなってしまうではないか。
過去の経験が緊急避難法だけに紹介され、被災直後の災害救援・看護介護や、避難生活に活かす論議が関係者のものであって、一般向きではないことを持って無理と断じることはない。
山田町のゲストの話は、応答メールで時期を7月ごろまで延ばした。
震災前の2010年のルポだが
●「反貧困のソーシャルワーク実践―NPO「ほっとポット」の挑戦」
を読むと、これは「社会福祉士(CSW)」さんたち有資格者の活動であるが、相談活動の立ち上げから一気に活動を広げていった軌跡が描かれている。生活困難者の相談ニーズの強烈な背景があることを証明するものだが、時代をしっかり捉え見通しを拓く活動は根を広げることができる。そしてそれが内在する公共性を開花させたとき、活動は推進者の両肩から分かち持ちの形へと移る。
------
●「高田小で情報杭建立 情報端末で写真、動画気軽に」(「過去記事検索」より3/23をクリック)
避難所に公共情報の取得ポストを立てたという話。現在は観光案内などに使われているが、これを応用した優れた試み。情報はスマホやPCにダウンロードして使用。この仲介にはICカード型個人医療情報カードとの馴染みがいい。
しかし高齢者をはじめとした非スマホ層のことを考えると、私の提唱しているQRカードの方が使いやすい。情報をDLして持ち帰るというより、そのポスト自身にディスプレーとスピーカーをつけておく。つまり情報はその場で見る。
大人数の滞留が起きると批判が出そうだ。しかし、QRカードに事前に生存表明と送り先を登録してあれば、ポスト側で固めて送る方法が取れるし、個人認証が働くので、個人メールボックスをポスト側に置くことができる。
スマホに入れて持ち帰る情報は、公共の情報で、もともとそのポストに「取りに行く」性質のものではない。メール一斉配信や、避難所掲示板や所内放送によって伝えていくほうが原始的だが伝えやすい。号外形式のチラシ配達ボラ(学生活用など)やラジオ配信の小エリアFM(ミニFM)ボラに任せたほうがいい。ICカードや、スマホ方式は保存性がいいことだ。配食献立とか衣類配布日等情報量が多いときに威力を発揮する。しかし紙メディア派もいることを忘れてはならないだろう。
茅ヶ崎市の行政にはQRカードの利点は伝えてある。ただそれは行政側がQRコードリーダーを持たねばならない。勿論、携帯・スマホでもQRコードは読みとれるのだが。
アイデアの実行速度が被災地は速い。巨大なスライムを持ち上げるような困難を茅ヶ崎はいつまで続けるのだろう。
------
父の特養移動が決まった。施設見学をしていたら、職員に知人がいた。以前他の施設でお世話になった方だった。急に身体の力が抜けた。これからもよろしくと挨拶をしたが、福祉の世界は狭い。
今日は訪問指導(JR相模原)と生業の交渉。大きな借金をせねばならないかもしれない。水路は開いたが様子見。新しい墓地の購入は、母が切れたからだろう。なんとも時期が悪い。勝負時が重なった。4月が山。
被災地訪問がまた遠のいた。作ったものが壊れていく無念さを噛み締めている。
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)
--------------
横浜市中区に「みはらしポンテ(つり橋)」という障がい者の日中活動の3障がい一体サービス提供施設ができる。新山下3丁目あたりらしい。生業の方が山場だが、月曜日(25日)県サポの帰りに回って見てくる。開会式の日のようだ。ちょうえつ災害対策、どのように行っているのかも関心がある。
●「平成25年3月、中区障害者支援拠点「みはらしポンテ」 がオープンします!!」
●「PRリーフレット」
しかし思うのだ。あちこちの団体、後援会等の災害関連企画を見ていると、なぜ安全避難の関連企画ばかりなのだろう。地味ではあるが、被災後の避難所・仮設住宅生活の要援護者の避難生活に対する企画を考えていかないのだろう。どうも活動が啓蒙活動に偏しているように思う。活動の底が浅くなってしまうではないか。
過去の経験が緊急避難法だけに紹介され、被災直後の災害救援・看護介護や、避難生活に活かす論議が関係者のものであって、一般向きではないことを持って無理と断じることはない。
山田町のゲストの話は、応答メールで時期を7月ごろまで延ばした。
震災前の2010年のルポだが
●「反貧困のソーシャルワーク実践―NPO「ほっとポット」の挑戦」
を読むと、これは「社会福祉士(CSW)」さんたち有資格者の活動であるが、相談活動の立ち上げから一気に活動を広げていった軌跡が描かれている。生活困難者の相談ニーズの強烈な背景があることを証明するものだが、時代をしっかり捉え見通しを拓く活動は根を広げることができる。そしてそれが内在する公共性を開花させたとき、活動は推進者の両肩から分かち持ちの形へと移る。
------
●「高田小で情報杭建立 情報端末で写真、動画気軽に」(「過去記事検索」より3/23をクリック)
避難所に公共情報の取得ポストを立てたという話。現在は観光案内などに使われているが、これを応用した優れた試み。情報はスマホやPCにダウンロードして使用。この仲介にはICカード型個人医療情報カードとの馴染みがいい。
しかし高齢者をはじめとした非スマホ層のことを考えると、私の提唱しているQRカードの方が使いやすい。情報をDLして持ち帰るというより、そのポスト自身にディスプレーとスピーカーをつけておく。つまり情報はその場で見る。
大人数の滞留が起きると批判が出そうだ。しかし、QRカードに事前に生存表明と送り先を登録してあれば、ポスト側で固めて送る方法が取れるし、個人認証が働くので、個人メールボックスをポスト側に置くことができる。
スマホに入れて持ち帰る情報は、公共の情報で、もともとそのポストに「取りに行く」性質のものではない。メール一斉配信や、避難所掲示板や所内放送によって伝えていくほうが原始的だが伝えやすい。号外形式のチラシ配達ボラ(学生活用など)やラジオ配信の小エリアFM(ミニFM)ボラに任せたほうがいい。ICカードや、スマホ方式は保存性がいいことだ。配食献立とか衣類配布日等情報量が多いときに威力を発揮する。しかし紙メディア派もいることを忘れてはならないだろう。
茅ヶ崎市の行政にはQRカードの利点は伝えてある。ただそれは行政側がQRコードリーダーを持たねばならない。勿論、携帯・スマホでもQRコードは読みとれるのだが。
アイデアの実行速度が被災地は速い。巨大なスライムを持ち上げるような困難を茅ヶ崎はいつまで続けるのだろう。
------
父の特養移動が決まった。施設見学をしていたら、職員に知人がいた。以前他の施設でお世話になった方だった。急に身体の力が抜けた。これからもよろしくと挨拶をしたが、福祉の世界は狭い。
今日は訪問指導(JR相模原)と生業の交渉。大きな借金をせねばならないかもしれない。水路は開いたが様子見。新しい墓地の購入は、母が切れたからだろう。なんとも時期が悪い。勝負時が重なった。4月が山。
被災地訪問がまた遠のいた。作ったものが壊れていく無念さを噛み締めている。
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)