2013/03/03 記
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ワイワイまつり(3/2)の企画で祭りに参加した健常者向けに「障がい者の避難訓練番組」を資料にした話合いを行った。実際は当日になるまで全く反応がなく、会場のチラシ配布が鍵になっていた。災害ボランティアの視野は被災健常者の範囲を出ていないことを痛感している。
ビデオ上映には、聴覚障がいの方や手話通訳の方が参加してくれた。手話通訳をやってくださり、感謝に絶えない。
サポセンにはDVDプレヤーしかないので、買い込んだBDプレヤーを持ち込んだ。しかし、二日前の予備実験では、すんなり接続できたプレヤーが、5分間の交代時間内で、接続したものの音が出ないで混乱した。市民自治推進課長の**さんが、慣れた介入をしてくださり、時間内に設定を正常に戻すことができた。感謝です!
この映像は、住居から外部に脱出する場面と、津波を想定して車椅子を階段から上げる場面、トイレの確保をめぐる問題が出てくる。しかし、ここでも「外出時被災」は登場しなかった。
電動車椅子は、階段を協力してあげるときよりも、下ろすときの方が不安定になる。臨時の椅子改造のトイレを披露していたが、女性用の囲いテントのことや、案外下に置くダンボール箱が、ダンボールは他方面で便利に使えるので、入手できなくなるので、行政の備蓄倉庫に、実は廃品回収で回収した古新聞とダンボールの新しいものを備蓄していくべきなのである。これは行政に対して提案すべきものなので、会場では語らなかった。
話し合いの時間が短かったので、意見交換も滞りがちだった。そこで、外出時被災の際、対策としてふたつの提案を紹介した。この提案は、特別なものを持ち歩かなくても、避難保護を求める場合や、災害弱者を保護したというアピールのサインに、
両手を上げて左右に振って交差させる
というものだった。混雑した場で助けを求めるのに音声は不向きであるから、視覚的にサインを出すというものだった。
これは「災害時初期誘導員制度」の提案の中に組み込んでおいたものだ。このサインによって、保護が必要な方の存在確認・相互確認の役割を果たす。
ただこれも問題がないわけではない。両手の万歳の体制は、胸元が空き、重心も不安定になることだ。この辺の改良の余地が残っている。
もうひとつは、メモと筆記用具を持ち歩こうという提案だ。メモはできたらポスト・イットのような紙がいい。聴覚障がい者の方との対話や、場を去る時のメモ書きに使える。重いガラス瓶に貼り瓶を固定する。
この二つを市民キャンペーンに載せていくのだ。
●枕元に靴と携帯電話(充電器付き)・懐中電灯を
●外出時、救護した、または救護して欲しいという
「救護サイン」を活用しよう
●メモと筆記用具を持ち歩こう
こういうミニマム・キャンペーンを実行することだった。これならやれそうという内容の提案だった。
次に、外見ではわからない困難を抱えた障がい者の外出時被災は危険なものになるために、その場の管理者、駅長・大店舗会災害担当者等との関係者懇談を実現すること。来年度は、この辺にもアクセスし、会合をつくると公開した。
協力がなければなかなか実現できない。しかし、今回はそのネットワークを一歩進めることができたように思う。
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朝、**子の家族から連絡が入った。長期は無理だが同じ生活圏にある、一時預かりしてくれた地元菩提寺が、緊急避難ならバイト名目で宿泊可能という状態を継続してくれることになったという連絡があった。本人嫌がらずに出かけていったとのこと。住職が親御さんの同級生なのだとか。まずはよかったと思うけれど、**病院には連絡をしておいた方がいいと応答した。また、親切を当人が負担に思いやすいから、話し相手になってくださいとお願いした。
月曜日、老健に行って、待機希望特養の担当者と父の今後のサポートについて話し合う。このあと相模大野まで来ていただく方と面談。専門家につなぐ。
今、母と同年代の知人の甥子さんが母親の欝発病から養育放棄となり、2歳児発育に異常が出ているという相談で、都内某区の担当者に相談をかけている。この方の息子さん(つまり母親の父)に言って行政相談に行けと行っているが、公開を拒否しており、どうしたらいいかと、ぐるりまわって私に相談に来ていた。状況だけ区の担当者に紹介したが、母親が娘である父親と会う。連れ合いは実質離婚状態だという。このケースは、私が長く介入するケースではないが、いつも思うのだが、こういう環境下の子どもは小さい。写真を見せてもらい、ため息がでた。是非、解決して欲しい。
火曜日、参議院議員会館にいくので、この父親(私のふたつ下)と午前中会い区役所へ。夕方に**子の家族に会い、橋本で夜、仕事の方の面談。
参議院議員会館講堂では、JDFの「東日本大震災~障害のある私たちは訴える」の試写会。内容が発達・知的・精神の各障害にもしっかり評価できる内容があるかチェック。よければ湘南上映の芽を持ち帰ってくる。
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時間が間に合えば、明日、2/18参加者に飛田(厄介)レポート付き追加資料を行政関係者に届けに行ってくる。
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ひなまつりなり。お婆相手に「あられもない」か、母をつついて仏頂面解消。と、青色申告いついくのかと責められ、雰囲気もく*もない始末。消滅していく家庭の末路なり。
夜間傾聴>なし
(校正2回目済み)
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ワイワイまつり(3/2)の企画で祭りに参加した健常者向けに「障がい者の避難訓練番組」を資料にした話合いを行った。実際は当日になるまで全く反応がなく、会場のチラシ配布が鍵になっていた。災害ボランティアの視野は被災健常者の範囲を出ていないことを痛感している。
ビデオ上映には、聴覚障がいの方や手話通訳の方が参加してくれた。手話通訳をやってくださり、感謝に絶えない。
サポセンにはDVDプレヤーしかないので、買い込んだBDプレヤーを持ち込んだ。しかし、二日前の予備実験では、すんなり接続できたプレヤーが、5分間の交代時間内で、接続したものの音が出ないで混乱した。市民自治推進課長の**さんが、慣れた介入をしてくださり、時間内に設定を正常に戻すことができた。感謝です!
この映像は、住居から外部に脱出する場面と、津波を想定して車椅子を階段から上げる場面、トイレの確保をめぐる問題が出てくる。しかし、ここでも「外出時被災」は登場しなかった。
電動車椅子は、階段を協力してあげるときよりも、下ろすときの方が不安定になる。臨時の椅子改造のトイレを披露していたが、女性用の囲いテントのことや、案外下に置くダンボール箱が、ダンボールは他方面で便利に使えるので、入手できなくなるので、行政の備蓄倉庫に、実は廃品回収で回収した古新聞とダンボールの新しいものを備蓄していくべきなのである。これは行政に対して提案すべきものなので、会場では語らなかった。
話し合いの時間が短かったので、意見交換も滞りがちだった。そこで、外出時被災の際、対策としてふたつの提案を紹介した。この提案は、特別なものを持ち歩かなくても、避難保護を求める場合や、災害弱者を保護したというアピールのサインに、
両手を上げて左右に振って交差させる
というものだった。混雑した場で助けを求めるのに音声は不向きであるから、視覚的にサインを出すというものだった。
これは「災害時初期誘導員制度」の提案の中に組み込んでおいたものだ。このサインによって、保護が必要な方の存在確認・相互確認の役割を果たす。
ただこれも問題がないわけではない。両手の万歳の体制は、胸元が空き、重心も不安定になることだ。この辺の改良の余地が残っている。
もうひとつは、メモと筆記用具を持ち歩こうという提案だ。メモはできたらポスト・イットのような紙がいい。聴覚障がい者の方との対話や、場を去る時のメモ書きに使える。重いガラス瓶に貼り瓶を固定する。
この二つを市民キャンペーンに載せていくのだ。
●枕元に靴と携帯電話(充電器付き)・懐中電灯を
●外出時、救護した、または救護して欲しいという
「救護サイン」を活用しよう
●メモと筆記用具を持ち歩こう
こういうミニマム・キャンペーンを実行することだった。これならやれそうという内容の提案だった。
次に、外見ではわからない困難を抱えた障がい者の外出時被災は危険なものになるために、その場の管理者、駅長・大店舗会災害担当者等との関係者懇談を実現すること。来年度は、この辺にもアクセスし、会合をつくると公開した。
協力がなければなかなか実現できない。しかし、今回はそのネットワークを一歩進めることができたように思う。
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朝、**子の家族から連絡が入った。長期は無理だが同じ生活圏にある、一時預かりしてくれた地元菩提寺が、緊急避難ならバイト名目で宿泊可能という状態を継続してくれることになったという連絡があった。本人嫌がらずに出かけていったとのこと。住職が親御さんの同級生なのだとか。まずはよかったと思うけれど、**病院には連絡をしておいた方がいいと応答した。また、親切を当人が負担に思いやすいから、話し相手になってくださいとお願いした。
月曜日、老健に行って、待機希望特養の担当者と父の今後のサポートについて話し合う。このあと相模大野まで来ていただく方と面談。専門家につなぐ。
今、母と同年代の知人の甥子さんが母親の欝発病から養育放棄となり、2歳児発育に異常が出ているという相談で、都内某区の担当者に相談をかけている。この方の息子さん(つまり母親の父)に言って行政相談に行けと行っているが、公開を拒否しており、どうしたらいいかと、ぐるりまわって私に相談に来ていた。状況だけ区の担当者に紹介したが、母親が娘である父親と会う。連れ合いは実質離婚状態だという。このケースは、私が長く介入するケースではないが、いつも思うのだが、こういう環境下の子どもは小さい。写真を見せてもらい、ため息がでた。是非、解決して欲しい。
火曜日、参議院議員会館にいくので、この父親(私のふたつ下)と午前中会い区役所へ。夕方に**子の家族に会い、橋本で夜、仕事の方の面談。
参議院議員会館講堂では、JDFの「東日本大震災~障害のある私たちは訴える」の試写会。内容が発達・知的・精神の各障害にもしっかり評価できる内容があるかチェック。よければ湘南上映の芽を持ち帰ってくる。
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時間が間に合えば、明日、2/18参加者に飛田(厄介)レポート付き追加資料を行政関係者に届けに行ってくる。
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ひなまつりなり。お婆相手に「あられもない」か、母をつついて仏頂面解消。と、青色申告いついくのかと責められ、雰囲気もく*もない始末。消滅していく家庭の末路なり。
夜間傾聴>なし
(校正2回目済み)