ここ二日間、横浜・紅葉坂の県青少年プラザに通っている。今回はNPO研修「思春期の性II」の講座で CAPの安藤由紀さんの講演を聴いた。
これには事情がふたつある。ひとつは夜間傾聴の際、深刻な性被害の子が参加したことや、SNS携帯ネットが始まった際、性にからむ問題が必ず登場するという予測が立つことから、辻堂「ぽれぽれ」以外にも、思春期カウンセリングと連携が必要となったからだった。どことどう連携するかはまだ具体的ではないが、YJS湘南とSNSネットの安定機構になる実務者ネットのカードを増やしておく必要があったからだ。
あちこちの引きこもり支援NPOが参加していたが、いわゆるオンブズマン的な専門家集団は講演者のCAPと青葉区社協しか確認できなかった。SNS携帯ネットが始まったとき、もうひとつはネット抗争に詳しい弁護士との協力がいる。徐々に準備とはいいつつ手探りは初めて行かなくてはと思う。
SNSはこれからの市民活動の基本的な環境となっていくと予想される。匿名性の社会ではなく、実名ではなくとも紹介者をたどれるプロフィールを公開しての交流だ。この手の話はいろいろな管理の形があるが、ホスト管理を分割して、そのいずれかのところに住民票レベルの非公開データを分散管理し、公開データとしては、「所属市町村名・ハンドル名(または本名)・性別・生年・所属職種または活動・SNS内登録サークル・SNSに期待する内容」をSNS内共有DB。非公開データは、事件が起きたとき、公的な協議機関や裁判所などの審査が行われるとき、相手側から公開申請がなされた場合、審査機関に提供するという約束にしておく。普段は闇の中のデータなのだ。データ管理はまだ形態が決まっていない。未だ試行錯誤中。(この辺のデザインは、はてな式の公開検討方式を取りたいのだが。)
「わーく」に記載するHPの多くは、このSNS環境内にHPを置く。つまりSNSへの一般参加者の誘いを行う入口サイトをデザインする必要があり、ここが身元をめぐる諸矛盾が頻繁に発生するサイトとなる。会員の紹介ルートとは別に参加の道を開くがゆえの矛盾なのだが、基本的な交流活動の質をSNS環境に閉じた城壁の中の秩序の中に保とうとすることが主眼になる。活動の場面はもちろん匿名性を特徴とするインターネット全体に広がるものだが、確実なコアを持とうというのがSNSの目的となる。このコアを支えていくことを実務者ネットの仕事のひとつとしていきたい。
今回の青少年を性被害から守る団体との接触は、とりあえず入口を開いた。知的障碍の領域から遅滞の青少年が参加したり、軽度発達障碍の青少年が参加したりする場合、個人情報の保護や諸犯罪からの保護がより確実に必要となる。ここにもSNSである必要性があるのだが、その辺の事情は語りきれなかった。CAPとの連携は今後の課題となる。
今回は「たまりば」の西野さんと私だけが男性参加者。事情が伝わって行っただろうか。
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●「Open PNE で はじめる」上田修子・著/ISBN4-7981-1210-0 /翔泳社・刊 Nov.'06 2,600+E
を購入。So-net に Open PNE base の So-net SNS があるという話を知った。このままOpen PNE が起動の問題を抱え続けるなら、ホストを@niftyからSo-netに切り替えることも考えている。
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時間切れ、沈没。13:30訪問指導・相模大野。
これには事情がふたつある。ひとつは夜間傾聴の際、深刻な性被害の子が参加したことや、SNS携帯ネットが始まった際、性にからむ問題が必ず登場するという予測が立つことから、辻堂「ぽれぽれ」以外にも、思春期カウンセリングと連携が必要となったからだった。どことどう連携するかはまだ具体的ではないが、YJS湘南とSNSネットの安定機構になる実務者ネットのカードを増やしておく必要があったからだ。
あちこちの引きこもり支援NPOが参加していたが、いわゆるオンブズマン的な専門家集団は講演者のCAPと青葉区社協しか確認できなかった。SNS携帯ネットが始まったとき、もうひとつはネット抗争に詳しい弁護士との協力がいる。徐々に準備とはいいつつ手探りは初めて行かなくてはと思う。
SNSはこれからの市民活動の基本的な環境となっていくと予想される。匿名性の社会ではなく、実名ではなくとも紹介者をたどれるプロフィールを公開しての交流だ。この手の話はいろいろな管理の形があるが、ホスト管理を分割して、そのいずれかのところに住民票レベルの非公開データを分散管理し、公開データとしては、「所属市町村名・ハンドル名(または本名)・性別・生年・所属職種または活動・SNS内登録サークル・SNSに期待する内容」をSNS内共有DB。非公開データは、事件が起きたとき、公的な協議機関や裁判所などの審査が行われるとき、相手側から公開申請がなされた場合、審査機関に提供するという約束にしておく。普段は闇の中のデータなのだ。データ管理はまだ形態が決まっていない。未だ試行錯誤中。(この辺のデザインは、はてな式の公開検討方式を取りたいのだが。)
「わーく」に記載するHPの多くは、このSNS環境内にHPを置く。つまりSNSへの一般参加者の誘いを行う入口サイトをデザインする必要があり、ここが身元をめぐる諸矛盾が頻繁に発生するサイトとなる。会員の紹介ルートとは別に参加の道を開くがゆえの矛盾なのだが、基本的な交流活動の質をSNS環境に閉じた城壁の中の秩序の中に保とうとすることが主眼になる。活動の場面はもちろん匿名性を特徴とするインターネット全体に広がるものだが、確実なコアを持とうというのがSNSの目的となる。このコアを支えていくことを実務者ネットの仕事のひとつとしていきたい。
今回の青少年を性被害から守る団体との接触は、とりあえず入口を開いた。知的障碍の領域から遅滞の青少年が参加したり、軽度発達障碍の青少年が参加したりする場合、個人情報の保護や諸犯罪からの保護がより確実に必要となる。ここにもSNSである必要性があるのだが、その辺の事情は語りきれなかった。CAPとの連携は今後の課題となる。
今回は「たまりば」の西野さんと私だけが男性参加者。事情が伝わって行っただろうか。
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●「Open PNE で はじめる」上田修子・著/ISBN4-7981-1210-0 /翔泳社・刊 Nov.'06 2,600+E
を購入。So-net に Open PNE base の So-net SNS があるという話を知った。このままOpen PNE が起動の問題を抱え続けるなら、ホストを@niftyからSo-netに切り替えることも考えている。
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時間切れ、沈没。13:30訪問指導・相模大野。