湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/14「大人になった自閉症」/12月は香川下宿屋さん夕食懇談会

2006-11-15 05:50:49 | 引きこもり
茅ヶ崎・寒川自閉症児者親の会やまびこ主催の講演会「大人になった自閉症者~住まいのこと」に参加してきた。講師の牧野賢一さんは、JR相模線香川駅前の湘南福祉センター下宿屋さんの代表だ。牧野さんの話は非常に論点が整理されていてわかりやすい。つい先だって、Z君の避難先を要求されたばかりのホットな話題だったこともあって、テーマがありがたかった。

「住まいのこと」とは、言いかえれば「自立」をめぐって、生活支援の質的な向上をめざす活動の流れの中に位置付けらえる。湘南福祉センターのグループホーム活動の日々の事例が、具体的な知人の顔も浮かぶこともあって、なんとも好感が持てた。

牧野さんの講演後、ジャスコで食事会をおこないつつ、話し合ってきた。連続講演会12月は、下宿屋さんの夕食会懇談と決まった。今年のこと、来年の存続問題なども話し合う。12月20日(水)18~20時というのはどうだろう。場所を提供してくださり、牧野さん、ホスト役ありがとうございます。

実は牧野さんには別のお願いがあった。Z君を定例お食事会参加を許していただくことだった。これもまた了解していただいた。申し訳ない。

「わーく」の活動は、引きこもり陣営の活動が基盤としてできるまで、Sさんのご指摘のように、話を「湘南にじの会」に持ち込まないことを牧野さんにもお伝えした。
経過を説明しなかったので、よく話が通らなかったのだが、解散後、白浜養護学校に赴きT先生と話し合ったとき、「わーく」に関心を持っていただいた。そのとき、なんともいえぬ通じない寂しさを感じてしまった。この「わーく」の活動は、語りかける相手がひきこもり・ニートの人々だが、マスコミ活動運営自身は社会体験と就労体験を培える協働と自立の活動なのだ。提案している私がそれに見合う活動基盤がなければ、提案する資格がないといわれてしまえば、力をつけて改めて提案せざるをえない。牧野さんのところには、その会に関わる当事者の方たちが住んでおられるだけに、語りたかった。しかしSさんの語るように、ニーズが違うというのもまた感じていたからだった。

白浜養護学校のT先生に面会をもとめ、連続講演会前期レポートのこと、11/23(木)藤沢市保健所のアンガージュマンよこすか滝田さんの講演のこと、Daisyのこと、そして「わーく」の活動からSNSオンライン活動に至る構想の骨格の話など聞いていただいた。この活動が様々な活動の口火を切る活動へと広がる可能性のこと、インクルージョンの事例として可能性の大きさを持っていることを楽しんでいただいたと思う。

帰り辻堂「ぽれぽれ」に11/28のポスターを置いてきたのだった。

夕食の材料を家に届けて、訪問先に電話、幸い先方が学校に通い始めたというので訪問は中止。実はほっとしていたのだった。

それもつかの間、Z君の家に手のけがの様子を問う電話をお宅にかけたところ、彼は再び危機にさらされていた。虫が知らせたのだろうか。応急の話をともあれつけて、また朝がやってきた。

広報ちがさき11/15は、ふたたび11/28記事がボツにされていた。疲れと手ごたえの中で、今回は閉じ。

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