湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

藤沢市保健所主催「アンガージュマンよこすか」講演会に出て/転院また転院

2006-11-24 06:11:11 | 引きこもり
藤沢市保健所の主催の「アンガージュマンよこすか」講演会に参加してきた。講演会の最中にPさんの親族の方から「至急会いたい」という電話が飛び込んだ。

16時終了だったので、藤沢市民活動推進センター17時と約束をしたものの、終了後保健予防課のIさんに話しておきたいことがあったのだが、今回はあきらめた。

話は「アンガージュマンよこすか」の活動の骨格紹介のほか、40代当事者のAさんの書店経営活動参加の感想や、親の会ウィルの勝又さんの活動紹介など短時間にしては、ぎっちり内容のこもった話を伺った。

滝田氏の話は非常に柔軟だが、「子どもの力を信じる」という話は実は骨っぽい。当事者に寄り添うということは難しい。危機の中では当座の荒波をこえなくてはならないからだ。

しかし多彩な活動をしている。湘南にも活動がほしい。資金がなければそれに応じた出発を切らなければならないが、その立場の差が他の団体には理解されない。ショーウィンドウのごちそうをみてきた思いがある。

AさんのQ&Aのなかで、「家族に対する申し訳なさ」「家族が楽しい表情をしていると、自分も開放される」という話は、すべての引きこもり例にはならない。親子対立の重苦しさの中にいる人もいるからだ。

ヒュースタの丸山さん、リロードの大沢さんの顔を発見。

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Pさんの話があったので、その足で藤沢市市民活動推進センターに向かい、11/28武藤啓司氏の茅ケ崎講演チラシを増刷して到着を待った。18時になっても来ないので携帯電話を見たがメールもない。困ったなと、間を置くためにあねもねの中西さんのところに電話を入れようとしたらメールが届いていることが分かった。携帯電話は時にメールづまりを起こす。印も出ないまま3通たまっていた。そのうちの1通がPさんのメールだったのだ。

Pさんは近くの○○病院に転院させたというものだった。担当医の紹介する病院は家族が通うには負担が大きすぎたのだった。先方にその旨をつげ、近くの病院の空きを調べてもらったのだという。よく調べてくれたなと思いつつ、家族の待っている○○病院に急いだ。

以前、この病院には短期だが入院したことがあるのだという。ところがPさんがパニックを起こしたので、どうしたものかと対策相談に呼び出されたのだった。

事情を病院側に説明、家族の許可を得て、当事者に面会を要求した。やがてPさんが現れたが足元がふらついていた。薬物である。

話を聞いた。彼はここを嫌がっていた。以前拒否した医師が担当だし、薬がこわいと。つまり家族にはそのときの経過が伝わっていなかった。話を仲介して、元に戻すか他の病院に転院するかを勧めた。家族は自分たちの通いの便利さを第一に考えていた。そのずれだった。

前の病院に確認をまわし、他の施設も当たった。しかし救急でもなく通院履歴もない他院は、外来の診断を受けてからという形で実質門前払いとなり、前の病院はOKだった。

こうしてPさんの承諾のもと、もとの病院に24日戻すことになった。

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帰りの電車の乗り継ぎで平塚に出て、市民活動推進センターに11/28講演会のチラシをおいてトンボ返り。茅ケ崎市民活動サポートセンターに寄る。福祉PJで使った星野朱妃子さんの仕事資料を返却。11/28のチラシを配って、ジャスコで遅い夕食の買い物。

帰ると父が、レトルトパックカレーを生まれて初めて温めたとカレーのついた食器を指差した。もとのご飯が一昨日のもの。ずっしりと疲れがでてしまった。これは普通主婦が感じる苛立ちだ。

電話しておいたのに、父の腹が持たなかったのだった。パンを食べない・外食しないひとなので、油断するとひとの食べ物ではないような食材をそのままかじってしまう。

買ってきた弁当を食べながら、母の帰宅に合わせた軽食を作った。

訪問指導先のFAXに目を通し、ごろり横になったところに母が帰ってきた。糖尿病と痛風のある父には食べさせてはいけない和菓子をふたりで食べ始めた。注意する気にもなれず、Open PNE もいじる気力を失せて、明日武藤さんに手渡す資料のコピーを作り始めた。エンドレステープを明日は、一時止める。鎌倉の煎餅屋で馬鹿話でもしてから、武藤さんと横浜で会うことにする。印刷は取りやめ!
                                                                             
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