湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネの地域学習活動・就労支援活動の実践試行を書き溜めていきます。

湘南子どもフォーラム・社会参画拠点作り:基本に返る>当事者のニーズと突き合わせること

2005-02-08 04:39:54 | 引きこもり
これから基本構想を持って団体まわりを始める。卵が先かニワトリが先かの論議ではないが、まずはラフ・スケッチを描いた。これからが本番。必要に根付くためのニーズを固めること。

 今日、夕方からリロードにお邪魔する。引きこもり側の掘り起こし。始められることはなにか、その水路を拓くこと。

 構想は規模の伸縮自在、多様な参加、地域交流、働く価値の見える場、スタッフ利益の出る活動という点をクリアしていくつもりだ。ただその場所が箱物のような空疎な場と一線を画すのは、必要に根ざし、自ら表現していくことにある。生かすも殺すもここにあると言っていい。磁場作りだ。

 世話人の力量が問われることにもなる。先達の経験を聞かせて欲しい。
コメント

自学教材ヒント集に《橋に隠された技術・パスタ模型を作ろう》を載せました

2005-02-08 04:19:47 | フリースクール
--- 今回は以下の教材の解説です。

●自学教材ヒント集《橋に隠された技術・パスタ模型を作ろう》


 今回は「橋の技術」がテーマだ。建造物には歴史が隠れている。文化史と技術史の視点から見直してみると面白い発見がある。

 教育の分野で「建築構造と技術」が取上げられることは少ない。技術家庭科の「住居」ぐらいのものだろうか。内容に一歩踏み込むとすぐに高度な計算が出てくるからだろうか。

 子どもにとっては、ただその場所を見学するというのは、「前からあったもの」を見るにすぎないことが多い。大人のように変遷の中で風景を見ていないからだ。だから「建造物」を扱うときは、エピソードや模型作りのような再構成の過程を提供して、問題意識を喚起する必要がある。こういう前提にたてば、漠然と見ていた世界は多彩な秘密を明かし始めるだろう。

 今回紹介したサイト群は、奥のディレクトリまで覘いてみて欲しい。そこには橋の構造の概括的な説明や、視点が書き込まれているからだ。

 U.S. Vanier College では、パスタを使った橋作りの技術教育が行われている。日本ではストローが素材として試みられてきたが、いつの間にか話が消えてしまった。あの弾力が返って邪魔になるし、加工しにくかったのだろう。パスタを使うという案は、もっと練られていい。ただ、強度のことだけでなく、重量や景観デザインを取り込んでもいいように思う。競争にすれば判断基準の明確化が要求される。それが、競技の視野を狭くしてしまう。アメリカはこのコンテストが好きだが、この視野のことは注意しなくてはならない。指の間から抜け落ちるものの価値をどう拾うかということだ。

 また石橋ではなく「流れ橋」と「潜水橋」を生み出した日本の技術観も、味わってみると面白いだろう。ただこれは解説が入りそうだ。

 またここでは取上げていないが橋脚保護の治水技術も、粘土板に川を描き、環境を作ると実験できる。川の湾曲の話と組み合わせて、橋脚の土台が削れる現象や、漂流物が溜まる現象などを再現できないだろうか。橋の形は橋脚も含むのであるから、今後の課題である。


(補充サイト)
------------
●引っ張り」を体感!~人間フォース橋~
http://www.gijyutu.com/kyouzai/kakou/hipari.htm


(参考資料)
----------

●岡山文庫205『岡山の流れ橋』 July'00
(ISBN:4-8212-5205-8 渡邉隆男著・日本文教出版(株)刊)

●アーチの力学 橋をかけるくふう  Aug.'04
(ISBN:4-7735-0179-0 板倉聖宣著・仮説社刊)
茅ヶ崎市立図書館
0113382782 /501イ

●橋の文化史 桁からアーチへ  June 1991
(ISBN:4-3060-9320-4 ベルト ハインリッヒ著・鹿島出版会刊)

●橋 ものと人間の文化史 Oct.1991
(ISBN:4-5882-0661-3 小山田了三著・法政大学出版局刊)

茅ヶ崎市立図書館
0111379384 /380モ

平塚市立図書館
西館 300451019 /515.02 /T


(補)橋は様々な話も生み出している。
-----
●橋と遊びの文化史 July 1994
(ISBN:4-5600-2238-0 平林章仁著・白水社刊)
コメント