日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雨期近し

2019年05月16日 | 自然 季節

 奄美に続いて沖縄も梅雨入りしたもよぅと発表された。県内はその気配はなく「暑いです」という日傘をさした年配女性の顔がNHK昼のニュースで全国に流れた。山口県の最も早い梅雨入りは5月13日の記録があるそうだが、今年は6月上旬でしょう、と民放ローカル局気象予報士。一部では稲の植え付け後の水不足を心配する声もあったが、どうだろう。

 雨の季節の前に家周りのあれこれを済ませておきたい。コップ2杯ほどの水を補給、仕事着におろした長袖の古いカッターを着る。この季節からは欠かせない麦わら帽子をかぶり庭に出る。終わった春の花の始末をする。冬から春、厳しい時期をすごしたからだろう、根は結構張っている。格別の手入れはしていないが、花を咲かせるために見えないところで努力する自然の素晴らしさを見る。

 雨の季節になると登場する生き物の一つにカエルがいる。いぼカエルをつかむといぼが出来るなど子どものころの話を思い出す。そんなこともあり手に取って観察などしたことはないが、田植えの季節にその鳴き声は欠かせない稲田の風景だった。最近は稲作の手法もかわり、オタマジャクシが見られないという。

 カエルの顔つきからは、何かに驚いたのか、あるいは天敵に追われたのか、身を寄せているところに何かが侵入してきたのか、など理由は読めないが、日差しの下にアマガエルがじっとしている。今年初めて出会ったカエル、少し乾き気味に見える緑の背中を見て、傍の草むらへ追いやった。救命になっていればよいのだが。
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