日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

クマの出没相次ぐ

2019年05月12日 | 地域

 令和に変わってから連日「クマが目撃されました。住民の方は、一人での行動は出来るだけ避け、外出の際には鈴や音の出るものを携行するなど、安全確保にご留意ください。また生ごみなどを外に放置しないよう気をつけてください」という市からのメールが入る。クマの目撃情報は市の南部に集中しているが、市の中心部室の木や横山などでも目撃がある。クマがサルに置き換わることもある。サルの場合は目を合わさない、サルを刺激しないようにと注記がある。

 クマはツキノワグマらしいく、市のメールから想像するに民家近くで目撃されていて、ミツバチの巣を壊された家もあるという。先日、市街地に現れたクマを警察官が捕獲する映像を見た。普段はのっしのっしと歩く姿しか知らないが、追われて逃げるその姿は普段の行動とは大違いで「俊敏な動きで逃げ回る」それには驚いた。

 サファリーで車に体が接するほどに近づいたクマを窓越しに見たことはあるが、あの体躯で仮に襲われたとしたら恐怖しかないだろうと感じたことを思い出す。連日お騒がせするクマは同一なのだろうか。メールの目撃地から思いうと複数頭の様に思う。もし住宅地に現れたら、捕物になるのだろうか、その時は動物の性質をよく知った人のアドバイスが必要なのではと思う。

 イノシシ出没の知らせはなくその被害を聞くくらいで終わるが、クマになると自治体が警戒を呼びかけるのは単なる農獣ではないということになる。市内の超過疎集落の人が「クマもイノシシも、そしてシカもタヌキも集落の一員」と笑う。聞きながら笑うに笑えない状況に、クマ出没のメールが重なる。
コメント (2)
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