天皇陛下の退位・即位に伴う史上初の１０連休最終日になった。通常の長期連休明けと同じく、Ｕターンと帰国の混雑、高速道の渋滞、新幹線乗車率と航空機搭乗率が報道される。或るエコノミストが「１０連休後の消費がガタ落ちするのでは」と心配していた。出かけた人らの財布がどの程度軽くなったのだろうか。
人様の財布のことは分からぬが連休前に、「ＡＴＭ引き出し増を見込んで通常の３倍の現金を準備する」とある銀行の話しが紹介されていたことを思い出し、エコノミストの予測も当たるのでは、なんの得にもならないことを思っていた。米中貿易交渉の思わぬ摩擦拡大で今日の外国証券市場は大幅ダウン、日本市場はお休み、明日以降の相場に注目というところ。
連休明けで待っているのは運動会。６０数年前に卒業した近くの小学校は昨年から運動会がそれまでの秋実施が５月になった。児童同士の融和連体などの効果は、学年初めの方が良いらしい。今年は５月２５日の土曜日というから練習期間は約２週間あまり、明日からは練習の音楽と声が聞こえ始める。１年生ガンバレよ。
長い休みが終わる。すると長く休んだ人のなかには、休み疲れがあるのか「明日からの仕事や学業にやる気のない」発言をする人が意外に多い。また、４月から社会人仲間入りした人には休み前の職場や環境へ戻れないいわゆる五月病の起きる気になるときでもある。Ｕターンしたお父さんが「明日からまた頑張る」子どもの顔を見ながらインタビューに答えた元気な声に明るさを感じた。今日は立夏、夏の気配が深まる、体調を整え梅雨と真夏を乗り切ろう。
