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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

庭に座って憲法を思う

2019年05月03日 | 生活・ニュース

 10連休の7日目、絶好の行楽日で高速道は下り線が大渋滞とか、残り4日にかけて新たに遠出される人もあるのだろう。我が家は昨日に続いて狭庭で動いている。麦わら帽子が役立ち始める。昨日のブログ「夏も近づく八十八夜」という茶摘み歌の歌い始めを実感する。「花ひらく 夢と平和の 新時代」と銘打った広島フェスティバルが始まる。好天に恵まれそうだ。

 こうした各地の行事で「初令和」を冠して使われている。そういえば先月末までは「平成最後の」と使われた。今日は、72年という月日が経過しているが、「令和初の憲法記念日」ということになる。多くの人が平成が終わるにあたり「戦争が無かった」ことを喜びとする人が多かった。それは現憲法があるからという。あるコラムに「日本国憲法を各国がまねてくれればと思う」とあったが私もそう思う。令和も平成の平和を引き継いで欲しい。

 先日の報道では、2018年の世界の軍事費は1兆8220億ドル(約203兆円)で前年より2.6%増という。日本は466億㌦で世界の9位に位置する。1位米国、2位中国の増加が全体を押し上げているという。戦争や紛争の原因は貧困や差別に起因するという。この軍事費のほんの一部をこれらの解消に向ければ、先月末ごろから続いている激しい戦闘機の轟音を聞きながら平和憲法を思う。

 狭い庭を動きながら、子どものころの庭を思い出す。切り干しを干したり、麦を脱穀したり、豆ガラを叩いて大豆を取り出したり、茹でた茶葉を干したりしていた。薪作りも庭だった。そんな隅っこに南瓜や胡瓜が生っていた。野菜に変わって花が咲き始めたのは終戦から何年後だったろう。戦禍の無いことは本当にありがたい。
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