日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

安全な現場中継を

2018年09月10日 | 生活・ニュース

 想像もつかない強大な自然災害が続く。最近は、当然のようにその状況がTVで中継されるものと思い込んでいる。それをどこかで期待していることも否定できない。送りだす側の報道としてはいかに速報するかという使命感があるだろう。また、それを可能にさせる放送技術の進歩が陰で支えている。

 台風21号でも繰り返し暴風の中で中継が繰り返された。中継したアナが翌日のスタジオで「命の危険を感じる風を始めて経験した」と振り返ったという。それは、スタジオから「危ない」という声が出るほどの状態だったとある。「立っておれません」「今にも飛ばされそう」などは台風実況では珍しくない。ヘルメットを抑えマイクを握る、そんな画面を繰り返し見て来た。

 NHKは「安全な建物の間から中継しています」が多い。民放の実況する声を聞きながら、安全第一と思うが現場ではどのくらい配慮されいるのだろうか、視聴する側からうかがい知れない。

 救助に当たる人らは完全装備、当然といえばそうだが、震度7の北海道地震でもヘルメット着用なし、半袖Tシャツの上着、スーツ姿で被災現場から余震への注意を呼び掛ける中継は、中継のための中継のようだ。報道することが仕事と思うが、その前に身を守ることに徹して欲しい。「命の危険を感じる」そんな中継は望んでいない。
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今日の朝刊から

2018年09月09日 | 生活・ニュース

 昨日、スマホを持たない自分が書くのはどうかと思いながらアップした。それは思い込みや報道の映像などからの知識だけで正確さを欠くかもしれないが、どれほど優秀なスマホも駆動させるエネルギーがなければその用を達し得ない。大災害発生時の対策の一つにスマホなどの充電設備の設置が必要だ。そのことが情報不足からくるトラブル解消につながる、という主旨だった。

 購読紙の朝刊、「電池切れで立ち往生」「非常電源整備求める声」などの見出しで「スマホで情報『危うさ』」が記事になっている。取材に元づく記事で参考になった。「スマホの電池切れで情報の取りようがなく困った」という観光客の声が全てを代表していると思った。

 行政担当者の「広報は公式ツイッターを活用し最新情報は提供した。訓練通りスピード感を持って対応した」という。しかし、「電源が切れてスマホが使えなくなる人が相次ぐ事態は想定外」。「ラジオなど旧来の伝達手段を見直す必要性を感じている」というのは行政担当者。情報は発信すればいい、これが行政サイドの姿勢とすれば一考を要する。情報は使われてこそ生きることを知るべきだ。

 記事によると、毎日充電しないと1日持たない場合もあるそうだが、節電の利用方法もPRされている。便利に利用するだけなく、非常時の使い方についてもマスターしておくことが必須になる。私はガラケイ族だが、万一の時は「液晶の照度を落とす」ことで電池の寿命を延ばせると聞いている。実行したことはないが記憶している。情報発信者、その利用者ともにいい知恵を出し合おう。
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情報の入手

2018年09月08日 | 生活・ニュース

 6日早朝、北海道で発生した大地震(北海道胆振⦅いぶり⦆東部地震)はマグニチュード6.7、最大震度7という、観測史上に残る大規模な地震だった。土砂崩れの連なる山の姿はただただ息を飲むしかない。報道では、崩れた土砂が300㍍近くも麓を移動したという。そんな中で続く救助活動には頭を下げるしかない。

 災害は何種も発生している。その一つに北海道全域の停電がある。地震発生時の映像で、大きく波打ち揺れる画面から次第に灯りが消えていき真っ黒な画面に変わる様子はCG動画のように感じたが、全道を混乱させるもととなった。時間が経つにつれTVが見れない、スマホや携帯の電池消耗から情報が入手できない混乱が起きた。

 災害時の情報入手にスマホなどは便利で有用で重宝な存在であろう。ただ、駆動電源があってのことで、大災害時の対策の一つとして、今後の検討課題だとおもう。情報不足が混乱やトラブルの原因になることはよく知られている。

 我家では避難品の一つに携帯ラジオを含めている。携帯電話以前からのことで、いま持っているラジオは2代目でその購入時期は記憶していないくらい古い。単3乾電池2本でAMとFM、TV3チャンネルが受信できる。まだ避難経験はないが、準備の時にはONとOFF、予備の電池を確認している。これだと、避難先が停電でも周囲の人と情報の共有が可能になる。願うは、スイッチONとならないことだ。
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異常だった夏

2018年09月07日 | エッセイサロン
2018年09月07日 毎日新聞「はがき随筆」掲載


 今年の暑さは「殺人的」という恐ろしい表現があった。そのためか熱中症で救急搬送された人は記録的な人数になった。
 暑さは人だけではない。路上に、あおむけで息絶えているセミを何匹も見かけた。カブト虫が暑さと水不足から、全滅に近い放し飼い施設は閑散としている。
 一方で、うれしい異変もある。暑くなって一度も蚊に刺されなかった。こんなことは初めてだ。連日の猛暑が蚊の活動を止めた、こんな珍説をたて出番のなかった蚊取り線香をしまう。
 エアコンをこれほど使う夏は今年で終わりになってほしい。
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自然災害への備え

2018年09月06日 | 社会 政治

 「災害は忘れたころにやって来る」、日本のことわざ(諺)がある。この諺の意味を思いなおしてみたい。災害の直後は、誰もしっかり心構えをしているが、時がたって被害があったことを忘れるころ、災害は再び見舞うものだ。災害に対しては、普段から十分な心構えをしておくことが大事という戒め。これは、物理学者で随筆家の寺田寅彦の言葉に基づくという。

 寺田寅彦は「文明が進むほど天災による損害の程度も累進することを十分に自覚し、日頃からそれに対する策を講じなければならない」と説いていたという。文明の進化が人を危機に誘うことは真の文明進化ではなかろうが、最近の自然災害は、忘れるどころか折り重なるように世界を襲っている現実は、寺田の想う通りになっている。

 今夏に限っても、7月の七夕豪雨、8月の西日本豪雨、21号を含み3つの台風、そして今朝早くの北海道での大地震(平成30年北海道胆振」⦅いぶり⦆東部地震)、何れも形は異なるが、自然界の変化によって生じた天災ということでは共通している。今の進化した文明をもってしても自然界の変化をコントロールはまだ出来ない。いつか達成してくれるかもしれないAIやIotの働きに望を託しておく。

 首相は「国民の」知事は「県民の」市長は「市民の」生命と財産を守ると選挙のたび事あるごとに口にする。しかし、報道される日々の動静では、国防的見地からのそれは伺えるが、天災地変についてはほとんど見えない。こちらも、起きる前、発生前の策を怠らぬようのぞみたい。勿論、市民の平常からの心つもりも必要、亡くなられた方のご冥福を祈り、被災された方にお見舞いを申し上げながら地震報道を見ている。
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2学期始まる

2018年09月05日 | 陶芸

 近くの小学校の2学期は、曜日の関係で2日間いつもより遅れて3日から始まった。久しぶりの元気な登校姿、広島カープのXデーが近いせいか、赤い野球帽子が増え、裏通りに活気が戻って来た。秋開催だった運動会は昨年から5月になり、恒例行事が欠けたけど、その分勉学に力が入るにはいい季節だ。

 そんな新鮮な2学期ではないが所属する陶芸クラブも今日から2学期。台風21号の話しに花が咲いたが、心配していた「暑かった」今夏の話題は聞こえなかった。メンバー皆が心得て生活した証だろう。初日のためか指導員はフルメンバー、個別指導も充実した自主製作教室だった。

 施設は海抜500㍍、良く晴れた秋空に、歌の文句にあるような白い雲が浮かんでいる。食堂から眺める瀬戸内海も空色を写して波静か、島影もくっきりしていた。だが、四国の山々はかすんでいた。見慣れた風景もしばらく間を置くと新鮮に映る。施設周囲の樹木も少し色変わりしており海抜を感じる。

 この施設、年間3万から4万人の人が利用しているという。ふもとの国道から施設までは曲がりくねった道を約6㌔上る。現在、拡幅や急カーブの解消などが進んでいる。便利になれば利用者はさらに増えよう。高齢者ばかりの同好会だが10年以上続いている。それでも高齢者お断りにならないよう創作に励もう。
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初心の1冊から

2018年09月04日 | エッセイサロン

 ひま暇に、これまで続けているブログ1年分を手作りの1冊にする準備をしている。これまで11冊、準備中のそれが完成すれば12冊、干支でいえば一回りすることに気づいた。といって、どれもが人様の目に触れることなく本棚で並んでいる。作成した私もたまに読むというか目を通すくらいで、日々のことを徒然記した記録的存在にしかなっていない。

 干支で一回りだと気づいて思い出した。岩国エッセイサロンの発足のブログを見て入会したいと思った。でも、仕掛の仕事を処理してからと数カ月待つことにした。その間に少しは書き方の勉強をと、殊勝な心掛けで書店の書架を眺め「ちょっとした技術でだれでも上達できる」という、小さな本の誘いにのって手にしたのが「文章の書き方」というズバリの1冊だった。

 しばらくは熱心に頁を開いた、と思ったが、いま本棚から取り出してみると、栞は何枚か挟んでいるが手垢に汚れた、そんな頁はなく、鉛筆の跡がところどころに残っているだけ。読むというより目を通したくらいで終わっているようだ。殊勝な気持ちは本選びで終わっている。誠に情けないことだ。

 ブログは岩国エッセイサロンに入会後、発表のツールとしても有効と勧められ始めた。サロン同好会を思い求めた1冊だが、ブログにも勿論役に立つ。辞書と並べて傍に置くことにしよう。そうすれば手にする機会も生まれるだろう。干支二回りまでは平均寿命をはるかに超えいかがかと思うが、少しはましな文にしたい。
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Xデーはいつ

2018年09月03日 | 生活・ニュース

 広島カープは、8月28日から昨夜までの対巨人、ヤクルト戦で今季3度目の6連勝で優勝へのマジックナンバーを「13」とした。広島に武士の情けは無いのか、という他球団からの悲鳴もあるというが、そんな忖度は受け入れられない。両リーグで最速の70勝台、CSも6と唯一の一桁台、残り26試合、仮に2位ヤクルトが残り27試合に全勝しても、広島は13勝13敗の5分でリーグ優勝が決まる。

 広島在住のカープ女子のブログ。昨夜の試合は「カープの勝ちっぷりを見ると、投手に若干の不安はあるものの、打線がものすごくて。もしかすると、最近予想していたのよりも、早くに優勝が決まるのかもしれないと思い始めています」とある。職業は医者、そのせいか、試合評は負けても冷静な記述になっている。このところ、リーグ優勝はいつなのか気にされている。

 理由はマツダスタジアムで決めて欲しい気持ちはカープフアンは同じ。優勝予測は最短で11日、9月20日からの地元での9連戦の初めのということで20日の切符入手を模索中。16日の神宮での胴上げは避けて欲しいと願う。ちなみにドクターはマツダスタジアムのチケットは3戦確保とある。優勝決定日を日々の結果から予測しているという。ドクターの診断通りになるか、楽しみだ。

 優勝決定日の面白くないのは16日の神宮で優勝が決まらず、19日のヤクルト対阪神戦(神宮)の結果次第では広島の優勝が決まること。19日に広島は試合がない。テレビで優勝を知り万歳するのは避けて欲しい、あまり勝ちを急がず広島に帰って胴上げして欲しい。さきのドクターは「贅沢病」と診断するかも。
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再登場はあるか

2018年09月02日 | 自然 季節
 
 月初めの墓掃除に出かけた。盆の墓参りから半月ほどだが、潤いをもたらしてくれた雨、一緒にやって来た風の影響で小枝や木の葉が思うがままに散らばっている。まあ、よくあることで驚きはしないが、濡れており集めるに時間がかかった。ゴミを袋に入れているとき羽根音たてやって来たものがいる。それはすっかり忘れていた「蚊」だった。
 
 この夏は「殺人的」という物騒な表現も使われた暑さだった。暑さの各種記録を各地で更新したことも話題になった。ということで「暑くなって、一度も蚊に刺されなかった。こんなことは初めてだ。連日の猛暑が蚊の活動を止めた、こんな珍説をたて出番の無かった蚊取り線香を仕舞う」というような短文を書いて投稿したばかりで思わず苦笑した。

 「蚊は35度を超えると人の血を吸う意欲が減り、日中には日陰でじっと休む」、「今年は猛暑で水たまりが干上がり、蚊の幼虫のボウフラが減った」、専門家の話が載っている。私の珍説も外れてはいなかった。9月になると猛暑まではいかないものの暑さが続けば蚊の活動は始まる」と油断は禁物と注意を呼びかけている。蚊取り線香の再登場はあるのか。

 セミの鳴き声も聞き始めが遅かった。羽根を下にして地面に転がっているセミを多く見た。触ると勢いよく飛び去っていくセミに何度かほっとしたが、大方は息絶えていた。昆虫は体温調整機能がない変温動物なので、気温が高くなりすぎると動きが弱まる。セミも人間と同じように夏バテしたという。暑さクワバラクワバラ。
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防災の日

2018年09月01日 | 生活・ニュース

 きょうは二百十日、立春から210日目、イネの果時期で台風が来襲する季節と一致することから、農家には厄日として警戒される日の謂れがある。220日も同じように警戒された。米作りも子どもの頃に見ていた時期も光景もすっかり変わり機械化された。この日が残っているのは季語としてくらいではなかろうか。

 きょうはもう一つあって「防災の日」。1923(大正12)年この日、昼前に関東大震災が発生した。以前は犠牲者の慰霊が中心だったが、伊勢湾台風の翌年に防災の日となり災害への備えを怠らないよう啓蒙や大規模な訓練が行われる事になった。最近の自然災害は異常な暴れ方をする。予報、予防、復旧、復興などこれまでとは見方を変えた取り組みが求められる。

 防災の日のためではなかろうが、昨日午後のアクリル板の屋根を破るのでは思わせる大粒の雨と雷、緊張させられた。何度か繰り返し、停電も起きた。夜半にも激しい雨音と雷鳴に何度か目覚め、県の土木防災情報を確認した。あのような雨足が1時間も続いたなら、近くの街路は冠水しただろう。夜中に2度、玄関から外を確認した感想。

 試すかのように今年最大で「猛烈な」と表現される台風21号が北上している。夕方、4日にも上陸かと予報を出している。進路図は20号に似ている、先の被災地の対策を最優先でと願いたい。飛散防止などは済ませた、あとは避難準備とその避難時期の判断、遅れないよう心掛けよう。
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