日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

台風の進路

2018年09月28日 | 自然 季節

 午前5時、新聞を取りに玄関を出ると久しぶりに満天の星、その輝きはやはり心をひきつける。仲秋の名月の名残月が明るさを遠慮しながら競演している。虫の声がBGMとしてそんな夜明け前の雰囲気づくりをする。今朝の空気は少しひんやりで秋の夜明けを感じさせる。

 こんな爽やかな明けなのに、ニュースのトップ画面は台風24号の勢力と進路を詳しく報じている。沖縄方面の荒れる海や風に大きく揺れる樹木を映し台風の強さ怖さを伝える。進路は高・低気圧の強さとその配置、海面温度、偏西風の進路などが複雑に絡み合って決まる。それらの観測機器は休まず情報を発している。大きな円が小さくなり点が線になり進路が見える。

 昼過ぎ、秋のさわやかな澄み切った空が岩国城上空に広がる。台風が来るの、その影響受けるの、そんな疑問すら浮かぶ。岩国城上空を見ていると、口にすることのない秋の空の表現が浮かぶ。秋高い、天高し、空高し、秋日和など。高しの多いことに気づいた。答えは秋の空は地上全てのもののうえに限りなく広がって高いことが秋の空の特徴とある。

 台風24号、進路予想円の中心をと通れば沖縄、九州南部、四国を通過し関西地域に近づき、最悪の場合は列島縦断することになる。自然災害は多発でなくこれが温暖化の進行で常態化したのでは、そんな気がする。陸上イージス・アショア設置より、台風の勢力を抑えるミサイル設置なら喜ばれるのは間違いないだろう。米粒ほどの機影が作る飛行機雲を見上げながら思う。
コメント
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