
73年前に卒業した小学校は我が家から徒歩5分にある。家を建てる時の土地探しの条件の一つに何故か「母校の小学校校区内」が消えなかった。在学時は創立80有余年、150周年がコロナ禍のころに過ぎた。木造2階建の校舎は鉄筋3階建てに変わった。私らの同学年は300余人、今年の新入児童は90人という。
今の学校の様子を我が子ども時代にと比べて何の用を足さないが、校庭で遊ぶ姿や下校後の様子を見ていて社会の変化が学校環境に大きく影響していることを思う時がある。下校すれば近所の上級生が下級生を交えて遊びまくった。そうしたなかで遊びのルールや弱い者を助けたり支えたりすることを自然に身に付いたと思う。
放課後や夏と冬の長期休みなどに児童が過ごす「放課後教室」がある。ここで子どもらの世話をされていた人の話を聞いたことがあるが、共働きの家庭が多いいという。外で遊ぶ姿をよく見かけるが、みんな仲間か兄弟か家族のように大きな声を掛け合って過ごしている。通常の教室とはまた違った効果があるかもしれない、遊ぶ姿を見ながら感じている。
こうした子どもらの送迎に車利用の人を見かける。放課後教室(写真奥の建物)のすぐ前に「放課後児童教室送迎用駐車場」が一方通行の道ぞいに完成した。まだ開場されていないようだが、送迎の人も子どもらも便利になるだろう。一般車は利用できず開所時間以外は閉鎖とある。
(きょうの575) 児童らの送り迎えの危険減る
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