在京TVキー局が我らがカープの3連覇を思いのほか長い時間、かなり詳細に報道した。巨人ではないのにである、ということは、カープ3連覇は大きな意味を含んでいることを表している。セリーグ監督のひと言、ヤクルト・小川監督「嫌な並びの打線」、DeNA・ラミレス監督「芝らしい野球」、巨人・高橋監督「口惜しさ糧にCS]、阪神・金本監督「打ち勝つチーム」、中日・森監督「3連覇はすごい」。
カープのリーグ優勝の経過や強さなどはプロやセミプロの記事や書き込みを読んで頷いている。細かな分析は日を追って様々な記事になるだろうから、ということで祝い満載の地元紙・中国新聞を開いてみよう。今日は40頁建てカープ関連の記事と写真、広告で実に12頁あまり、その面は「赤、赤、赤」と言って過言ではない。
ローカルテレビで今日のテーマはカープ赤にちなんで「赤と言えば〇〇」で視聴者の赤への思いや思い出などを募集している。その局はオレンジ色球団を持つ在京キー局の系列、それでもカープ赤を取り上げるところがローカル局の良さ。なおその番組司会者は熱烈なオレンジ球団のフアンと仕事の中で語っている。そろそろ色替えしたらどうですか。
カープは選手育成のうまさに定評あるが、今日の紙面で「ドミニカン育成花開く」の見出しに注目した。自前で外国人選手を育て、広島に送り込む「カープアカデミー」は構想から30年とある。3連覇は「バティスタ、フランスア、ネヒア」の活躍なしでは語れないと説いている。遠くメキシコ湾の沖からやって来た選手の活躍に拍手を送ろう。こうした選手層の厚さをスクラムにして日本一へ。