昨日、スマホを持たない自分が書くのはどうかと思いながらアップした。それは思い込みや報道の映像などからの知識だけで正確さを欠くかもしれないが、どれほど優秀なスマホも駆動させるエネルギーがなければその用を達し得ない。大災害発生時の対策の一つにスマホなどの充電設備の設置が必要だ。そのことが情報不足からくるトラブル解消につながる、という主旨だった。
購読紙の朝刊、「電池切れで立ち往生」「非常電源整備求める声」などの見出しで「スマホで情報『危うさ』」が記事になっている。取材に元づく記事で参考になった。「スマホの電池切れで情報の取りようがなく困った」という観光客の声が全てを代表していると思った。
行政担当者の「広報は公式ツイッターを活用し最新情報は提供した。訓練通りスピード感を持って対応した」という。しかし、「電源が切れてスマホが使えなくなる人が相次ぐ事態は想定外」。「ラジオなど旧来の伝達手段を見直す必要性を感じている」というのは行政担当者。情報は発信すればいい、これが行政サイドの姿勢とすれば一考を要する。情報は使われてこそ生きることを知るべきだ。
記事によると、毎日充電しないと1日持たない場合もあるそうだが、節電の利用方法もPRされている。便利に利用するだけなく、非常時の使い方についてもマスターしておくことが必須になる。私はガラケイ族だが、万一の時は「液晶の照度を落とす」ことで電池の寿命を延ばせると聞いている。実行したことはないが記憶している。情報発信者、その利用者ともにいい知恵を出し合おう。