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がんの生存率

2018年09月17日 | 生活・ニュース

 「70歳以上 5人に1人」「女性65歳以上2千万人」、敬老の日を前に総務省が発表した人工推計(15日時点)によると、70歳以上が前年比100万人増で、全人口の約21%を占め、先のような書き出しになる。65歳以上の高齢者は44万人増の3557万人で過去最高という。高齢者の割合は28%強で世界でも突出した値となっている。

 さらに続く。80歳以上31万人増で1104万人、90歳以上が14万人増で219万人と長寿化の傾向が実数をもって具体的に示される。2040年にはさきの28%は35%を超える見通しという。後期高齢の一人として、なにか生きづらくなるような数値が並ぶ。高齢化が進む一つに医学の急速な進歩が指摘されている。幸か不幸か難題である。

 死亡原因のトップとされる「がん」、全国の拠点病院で診断された患者の3年の相対生存率は、がん全体で71.3%と発表された。11のがんの生存率はがんによって差はあるが、どれも長くなっているという。この値は、2011年に診断された30万6千人の患者の生存率というから、そのうちのひとりに私は該当する。

 7年前の秋、近くの病院で小さな異物ががんと診断され、医療センターで切除手術を受けた。術後は経過観察のため定期的に諸検査を受け、2年前の秋に完治を告げられたのは丁度5年の月日が経っていた。同期には幾人もがんで他界していることを思えば良い環境にあると感謝している。ただ、速足でやって来る高齢化の波は背中を押して押して押しまくるだろう。
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