日々のことを徒然に

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台風被害無き事を祈願

2018年09月30日 | 生活・ニュース

 「台風の被害なきことを祈願させ給へ」、台風の度に夫婦揃って神社に参拝する知人がいる。祈願はきのう今日の思いつきではなく長く続いている。最近、当地へ台風の直撃がない、あってもいつの間にか過ぎたていたくらい、これは、祈願の功あってのことかもしれない、口にはしていないがそんな気がする。

 祈願先は、吉香公園にある白山比咩(しらやまひめ)神社。ここは、884(元慶8)年に建立。吉川広家が雲州富田から岩国に移封されてより鎮守と仰ぎ、吉川家歴世の産土神(うぶすながみ)として敬った。生まれた土地を領有、守護する神であり安産の神でもある(いわくに通になろう 参照)。住む地を守ってと願うにはふさわしい神社。

 台風24号が接近中。その進路が大きな被害を出した21号のそれに似ていて気になる。24号は「もうれつな」という形容詞を使い雨や風の強さを伝え、関係先の発する避難に関する情報に沿って早めの避難行動も促している。今夏の豪雨経験から、情報が緻密な方向に変わりつつある。命に勝るものなし、情報の分かりやすい周知を徹底して欲しい。

 先の知人は、24号への祈願は昨日の午前中に済ませたという。錦川上流の菅野ダムは夜明ころから放流を開始、昼過ぎから市内各地の降雨量も増してきた。台風接近への備えを伝える内容に番組を変更し発信している。今回も知人の祈願力を信じながら進路を見守ろう。
コメント (2)
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