日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

初心の1冊から

2018年09月04日 | エッセイサロン

 ひま暇に、これまで続けているブログ1年分を手作りの1冊にする準備をしている。これまで11冊、準備中のそれが完成すれば12冊、干支でいえば一回りすることに気づいた。といって、どれもが人様の目に触れることなく本棚で並んでいる。作成した私もたまに読むというか目を通すくらいで、日々のことを徒然記した記録的存在にしかなっていない。

 干支で一回りだと気づいて思い出した。岩国エッセイサロンの発足のブログを見て入会したいと思った。でも、仕掛の仕事を処理してからと数カ月待つことにした。その間に少しは書き方の勉強をと、殊勝な心掛けで書店の書架を眺め「ちょっとした技術でだれでも上達できる」という、小さな本の誘いにのって手にしたのが「文章の書き方」というズバリの1冊だった。

 しばらくは熱心に頁を開いた、と思ったが、いま本棚から取り出してみると、栞は何枚か挟んでいるが手垢に汚れた、そんな頁はなく、鉛筆の跡がところどころに残っているだけ。読むというより目を通したくらいで終わっているようだ。殊勝な気持ちは本選びで終わっている。誠に情けないことだ。

 ブログは岩国エッセイサロンに入会後、発表のツールとしても有効と勧められ始めた。サロン同好会を思い求めた1冊だが、ブログにも勿論役に立つ。辞書と並べて傍に置くことにしよう。そうすれば手にする機会も生まれるだろう。干支二回りまでは平均寿命をはるかに超えいかがかと思うが、少しはましな文にしたい。
コメント
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