タイトルは広島東洋カープの交流戦の戦績、7勝11敗で終え、4年ぶりの負け越しという。第11戦までは6勝5敗、それから5連敗をふくめ1勝6敗。勝ち越しは楽天戦の3連勝のみ、セ・リーグ3連覇と日本一を狙うにはパ・リーグの力を越えなければならない。
広島のチーム打率は2割6分で77得点、対する失点は104で得点の1.5倍、これではどうあがいても勝ち越しは望めない。素人が数値の結果だけで批評するのは、大きく負けたことへの腹いせでもあるが、防御率5.6では得失点の差もうなずける。
今朝はサッカーのワ-ルドカップで日本がコロンビアを2-1で制し「日本金星発進」したことで盛り上がり、野球ひと休みといったところ。先日、W杯を楽しみにしている知人、Jリーグの試合は観戦に行く彼が遠慮そうにひと言。それは「ゴールした時、実況アナは黙って欲しい。映像でゴールは分かる。その時のサポーターの歓喜する声がアナの長ーい絶叫に消され聞こえない」。そういえば野球も本塁打の時に同じことがいえる。
カープの負け越しについてブログ評論家は「監督の采配悪し」と指摘する人も多い。リーグ戦は22日から再開される。交流戦ではパ・リーグの強さが際立った。これを超えて日本一を目指す広島なら、投攻守ともに修正できなければこれからの戦いは厳しい。監督には、試合の流れをつかむ勘を働かせた采配を願う。ゲーム差4.0、貯金6、で残り80試合、まずは選手のケガの無いことを祈る。