日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

歴史的な朝に

2018年06月12日 | 社会 政治

 明日にでも殴り合いになるかと気をもむ、それをあざ笑うかのよう手のひらを返したような友好ムード、どちらが本音か裏の顔か分からない駆け引きが長く続き、世界中をやきもきさせた米朝会談、予定通り始まった。判断は1分間と言われたが12秒の握手からはじまり、世界中を一応ほっとさせる。拉致被害者家族の皆さんも次のステップアップに希望を託されただろう。

 そんな朝、今年初めての朝顔が咲いた。米朝会談など知る由もないのに純白の花を咲かせた。白、物理学的には、すべての可視光線を一様に反射することによって目に感じられる色、という。平和を希求する世界中の人の思いを可視光線に例えればその色は白になる。米朝会談の成功を予見させる一輪に見える。

 この朝顔、ただの朝顔ではない。10年近くも採種しては咲かせていた朝顔が、昨年は花が小さく変形した花びらもいくつかあった。ということで今年は新しい種を購入し苗を育てプランター移植した。移植を終えたよく日、プランターのそばに地生え朝顔の芽が1本のぞいた。昨年落ちた一粒の種が年を越して生き延びていた。新種の花に負けるかとツルが伸びる。何か愛おしく水やりを欠かさなかった。

 米朝会談の詳細はこれから判明するだろう。政治に予断は許されないというが、中継を見る限り良い方向に進展しそう感じは素人の思いだろうか。改ざんや隠蔽、虚位の証言、開き直りや一般常識を逸脱した振る舞いなど、政界の混乱と似たような現象が最高学府でも起きている。大統領は会談について「信頼の醸成が大切」と話した。立法・行政・司法が国民から信頼を得れば我が国にも白い花が咲く。
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