日々のことを徒然に

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施設点検の意味

2018年06月26日 | 生活・ニュース

 大阪北部地震によるブロック塀倒壊による小学女児の悲しい事故を受け、類似関連の塀の点検が開始された。結果に基づき、解体撤去の処置も報道される。迅速な対策、人命に勝るものはないとはいえ、自治体もやればできる事を証明した。高さ5㍍の塀もあったというから驚きだ。点検は、一つ一つを検査することで、それは基準に照らして適不適や異状などを調べることで、感や打音だけで判断してはいけない。

 「検査する基準に全て適合していれば合格、一つでも不適合があればそのブロック塀は危険」とされる基準が素人でも探せる。それを見落とした責は大きい。公園の遊具でもよく発生する。特に遊具などは検査記録をその設備利用者がその場で確認し、安心して子どもを遊ばせるよう工夫出来ないだろうか。双方向で利用者からの情報も得られる。

 よく利用する歩道橋がある。赤さびが浮き、ひどい雨の時は剥げ落ちた塗料と一緒に階段を流れ落ちている。歌か小説ならうまい文句も見つかるだろうが、大丈夫かなというつぶやきはでる。見た目は頑丈な歩道橋、それでも塗装時期を失すると、この地方の言い方にすると「大ごとになるでよ」となる。

 そんな心配をするのは近くの生活橋が2年近くの点検や改造で大きく回り道を余儀なくされていた。理由は、過去の工事で不足の箇所があり落橋の恐れがあったという。やっとこの春に通行可能になったが、追加工事で今秋から来春まで3度目の通行止めになる。事故が起きてからでは遅い、検査基準全てに適合する施策を望む。
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