5年前の3月、「新聞掲載100編記念 日々のことを徒然に」を自費出版した。初めてのことで岩国エッセイサロンのO代表を始め多くの仲間に助けられてた背景のあることを忘れてはいない。そのきっかけは、2006年9月に「岩国エッセイサロン」同好会へ入会した。そこで、エッセイを新聞投稿し、創作のレベルアップを図ることも同好会活動の一つと教わり、入会の月から、怖いもの知らずで投稿を始めた。
初掲載から12年目になる。この間、楽しみながら、見つけた題材を自分の言葉で書きまとめ、何百編かは数えていないが投稿を続けてきた。未熟な文章能力が制限字数内に収まらず削る、加える、一節をそっくり書き直すなどなど、辞書を参考にしながらパソコン入力を図る。自分以外の紙面に掲載された作品は最高の手本として読んでいる。
そんな難産の結果だが、先日、掲載数が200編になった。今回も一つの節目として形に残そうと考えたが、手作り出版ということで数部作成した。原稿は紙面掲載文、編集は100編の延長だが少し手を加えた。印刷は新調したプリンター、これが快調に仕事をこなしてくれ大助かりだった。神経を使う製本、これはOさん製作の製本機を使う。これまで何度も使用したが、いつも優れ物と思いながら使っている。
さて、完成誌をほっとしながら繰って見る。いくつか見落としやこうしておけば良かったなど幾つか目につく。何度か見直したはずだが残念な箇所が見つかる。自分の投稿した作品という先入観が見落としの原因だろう。200の次は300、いつになるか見当のつかない先のことだが、続いていたら記念の証を残したい。