日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

サラメシを欠かすな

2018年06月21日 | 回想

 あまりTVを見ないが、その時間、家に居ればNHK再放送の「サラメシ」を気楽に見ている。サラメシとは、「サラリーマンの昼食」の略で、あらゆる職種で働く人の姿と、その人らの昼食を映し出す。「ランチをのぞけば人生がみえてくる」が番組のコンセプトという。中井貴一の独特のナレーションも昼食の味を増している。映像を見ながら、どんなサラメシを食べていたのか、たまに思い出す。

 交替勤務時代は、昼食と夕食は社食で作る配送弁当。飯とおかずの二段重ね、といえば聞こえはいいが、賞賛しながら食べたという記憶は浮かんでこない。交替から常昼に変わっても社食で定食が主だった。社食が新装になりカフェテリア方式となりメニューも増えた。並んで待つのが性に合わず、さっと出来上がる麺類が多かった。料金は安く助かった。

 楽しみな昼食は出張の時。霞が関界隈のビルによく連れていかれた。工場の社食とは見栄えも味も上等な都会のサラメシを味わった。本社近くの店名は忘れたが1度だけ入った日本蕎麦店、地方では味わえない風情と蕎麦の味に一瞬だが江戸を感じた。学校や企業訪問の時は駅前食堂で地元料理、列車内では売り子さんお勧めの弁当を味わった。金沢市近江市場の寿司は美味かった。

 朝食を摂らないサラリーマンが話題になる。経験から、それでよく仕事が出来るなと理解に苦しむ。「何をするにも十分な準備が必要である」の例えとして「腹が減っては戦が出来ぬ」という。サラメシはしっかり食べて欲しい。そうすれば、決して重荷にならない「知恵と力」が発揮出来る。せめて昼くらいスマホを手放そう。
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